涙のタトゥー (ポプラ・リアル・シリーズ)

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制作 : Garret Freymann‐Weyr  ないとう ふみこ 
  • ポプラ社 (2007年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591098462

涙のタトゥー (ポプラ・リアル・シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 著者:米国人 舞台:米国 時代:現代 視点:女
    原題は『When I Was Older』。2000年発表作品。

  • 「双子」のようにそっくりで大好きだった弟のエアハートが白血病で死んだのは、あの子が8歳の誕生日を迎える直前。わたしはあの時12歳。
    大人たちは皆、「時が全てを癒してくれる」と言ったけれど、何ひとつ癒せないまま、色々なものが変わりつつある。
    わたしは2週間前に15歳になった。
    弟はいつまでも変わらないのに、わたしもほかの人たちも時とともに変わってしまう。
    父さんが家を出て行って、エアハートがいなくなってから初めて母さんに恋人ができた。
    彼を夕食に招いた時、一緒にやってきた彼の息子の名前はフランシス。
    左目の目じりの下に、涙の形をしたタトゥーをきざんでいた――。

    ニューヨークを舞台に、弟を亡くして以降心をかちかちに固めてしまったソフィーが、目の下に涙のタトゥーをいれた不思議な少年と出会い、その秘密を知るにつれ、不器用ながら自分の気持ちと弟の死に向き合い、受け入れはじめるまでを描く青春小説。

    どうもこの訳者さん、自分で面白いと思う海外のヤングアダルト系の原書を発掘して、訳して、出版社に持ち込んでるらしいです。
    確かに大ヒットするような物語ではないのですが、読み進むにつれて、ソフィーと同じように自分の中にある強張ったものが溶けてやわらかくなっていくような、不思議なあたたかさ、爽やかさを感じる一冊。

  • 涙のタトゥーは死んだお母さんを忘れないため(でいいのか?)

    目がいたくて無理やり読んだら
    あんまり内容が入らなかった‥

    父親の愛とか
    死んだ家族の思い出とか
    異性との付き合いとか
    そういうお話でした。

  • タイトルに惹かれて、学校サボリ魔だった頃に図書館で立て続けに本を読んでた時に読んだ一冊。
    表紙の工夫と、タイトルはすごく印象的に残っているし、作品中に訪れた場所なども割と覚えているのに、読み終えた後の感想や感動があまり残っていないのは、自分の当時の精神状態が不安定で、それを補うように次々に活字や映画を自分の中に詰め込んでいったせいかも知れないけれど、どうなんだろう。前々から書店でタイトルに惹かれていつか読まなくては、はやく読まなくては、と目をつけていた作品の割に、自分の感想がないのは。
    そういうことは時々ありますが。
    読む前に、こちらでいろいろと想像してしまって、思っていたのと違ったりするとなんだかがっくりきてしまったりとか。
    でも、お話の中に出てきた場所や会話、人物は自分の意見などが加えられないままで残っているので、私にとってこの作品は、考えたりこねくりまわしたりする必要はなく、素直に受け止めてそのままそっと覚えていてあげられればいいものだったのかな、とも思います。
    何となく、この中に出てくるあの男の子は、うんぬん私がこの作品、いってしまえば、彼らの個人的なお話に、口出しするのを嫌がるのではないかなーという気もするので。

  • 両親の離婚・双子のように仲の良かった弟エアハートの死。
    心を閉ざしてしまったソフィーは部活と勉強をひたすら頑張る毎日を過ごしていた。
    そこへ母親が恋人と目の下に涙のタトゥーを入れた息子フランシスを連れてくる。

  • 愛するものの死というものは受容しにくいものです。あの人が死んでしまったのに、どうして地球は廻っていられるの!?(でも実際には一日に多くの命が生まれ、そして亡くなっているのだから、その度に止まっていたら、地球は廻る暇がないのかも)そう思う気持ちがわかるのは体験した人だけかも。でもしっかり‘喪の儀式’をやっておかないと、先に進めないのです。弟の死から立ち直れずにいる少女と家族の再生の物語。著者の誠実な透明感を確かめるには、未観翻訳の原書のペーパーバックに挑戦してみるしかなさそうです。ニューヨークの街が紹介されているから、バーネガット古書店に配架。

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涙のタトゥー (ポプラ・リアル・シリーズ)の作品紹介

「双子」の弟の死から立ちなおれず、心をとざしてしまった女子高生のソフィー。クラスメートとも家族との関係もぎくしゃくしたまま、ひたすら勉強に励む毎日。そんな彼女のまえに、目の下に涙のタトゥーを入れた不思議な少年が現れた。タトゥーの秘密を知るにつれ、ソフィーのなかで何かが変わっていく…。今を精一杯生きようとする少女の成長が眩しい、ニューヨーク発の青春小説。

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