- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591098554
感想・レビュー・書評
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わかるわかる。という部分に星三つ。
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男、結婚、こども、家族…について内田春菊さんとよしもとばななさんが語っています。おふたりの結婚のスタンスがよくわかります。それはつまり「入籍をしない結婚」。そこまで頑なにならなくてはならないか!?と疑問を持つ私は平和で、まだ子供なのでしょうか。
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2008.02.17. 読みやすい、興味深い対談集。2人とも、得意な環境で育って今も生きているのかなーと思う。価値観が、違う(だから面白いんだけど・・・)。こういう考え方もあるんだって、いろいろ目が開いたり閉じたりした。
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ますます入籍を伴う「結婚」って面倒くさそうだなあと思った。社会の標準的価値を内面化していない身としては、やはり「嫁」に行くと生きづらいのだなあと思うと同時に、彼女達のような考え方の人も少数派かもしれないけれど絶対にいるということが、大げさにいえば生きる支えになると思った。既存の「家族」「嫁」という価値観に迎合したくない気持ちと、迎合せざるを得ない状況に悩まされたくないなあ。
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それぞれ至るまでのプロセスは違えど、事実婚という選択をした内田春菊さんとよしもとばななさんが子どもや家族について語りつくした対談本。
これを読んでて、女ってつくづく、人との間の距離感を自分でコントロールすることが難しい立場なんだ、と思った。
このお二方は職業柄、じっとしてても感情の消耗を強いられたり、孤独な時間を必要とするわけで、人との距離感に敏感だっただろうし、事実婚はそれを守るための一つの方法だったのだと思う。
でも、行使するためにはやはり経済力がなくてはダメなのかも・・と溜息をつかずにいられなかった私。
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女同士の雑談としてはわかる気もする内容。
両人ともパートナーの親にたいそう不満があるらしいが、それほどのこと?
親の立場で考えると、嫁としてどうなのか?とも思えた。
私が姑ならこんな嫁はイヤだw
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既成の枠にとらわれずに生きてきたお二人の言葉には、さらっとした物言いのなかにも説得力がずっしりとある。
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この種の本を読まないまま中年に到達したが、最近少し興味が出てきた。子供らが仁義なき戦いに巻き込まれる年代に到達したからかも? いや、それは事実とは言えず、女性の内面を知りたいという自分の気持ちが高まったからかもしれない。
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76/100
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内田春菊とよしもとばななの、出産、子供、家族、男性・・についての対談。
この本を読む上で重要なのは、二人は経済的に自立した女性、(ともすると男性より稼いでいる・・)ということである。
だから、読む人によっては「そんなこと言っても実際には・・ねぇ。」って部分もあるかも。「それはあんたらが稼いでるから言えるんでしょーが!」みたいな。
それに対しては春菊さんも「どうぞ漫画家になってください、止めませんよー」って応じているが。
それにしても、女の自分が読んでると、特に男性の女性観なんかのところはちょっと暗くなる。
ほんとにこの男性社会、女で生きてくことは気苦労が多いなぁ。。そこのところ、ちょっとでも理解のある男性が増えてくれることを願うしかないなー。