女ですもの

  • ポプラ社
3.15
  • (5)
  • (25)
  • (62)
  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 218
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591098554

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わかるわかる。という部分に星三つ。

  • 男、結婚、こども、家族…について内田春菊さんとよしもとばななさんが語っています。おふたりの結婚のスタンスがよくわかります。それはつまり「入籍をしない結婚」。そこまで頑なにならなくてはならないか!?と疑問を持つ私は平和で、まだ子供なのでしょうか。

  • 2008.02.17. 読みやすい、興味深い対談集。2人とも、得意な環境で育って今も生きているのかなーと思う。価値観が、違う(だから面白いんだけど・・・)。こういう考え方もあるんだって、いろいろ目が開いたり閉じたりした。

  • ますます入籍を伴う「結婚」って面倒くさそうだなあと思った。社会の標準的価値を内面化していない身としては、やはり「嫁」に行くと生きづらいのだなあと思うと同時に、彼女達のような考え方の人も少数派かもしれないけれど絶対にいるということが、大げさにいえば生きる支えになると思った。既存の「家族」「嫁」という価値観に迎合したくない気持ちと、迎合せざるを得ない状況に悩まされたくないなあ。

  • それぞれ至るまでのプロセスは違えど、事実婚という選択をした内田春菊さんとよしもとばななさんが子どもや家族について語りつくした対談本。
    これを読んでて、女ってつくづく、人との間の距離感を自分でコントロールすることが難しい立場なんだ、と思った。
    このお二方は職業柄、じっとしてても感情の消耗を強いられたり、孤独な時間を必要とするわけで、人との距離感に敏感だっただろうし、事実婚はそれを守るための一つの方法だったのだと思う。
    でも、行使するためにはやはり経済力がなくてはダメなのかも・・と溜息をつかずにいられなかった私。

  • 女同士の雑談としてはわかる気もする内容。
    両人ともパートナーの親にたいそう不満があるらしいが、それほどのこと?
    親の立場で考えると、嫁としてどうなのか?とも思えた。
    私が姑ならこんな嫁はイヤだw

  • 既成の枠にとらわれずに生きてきたお二人の言葉には、さらっとした物言いのなかにも説得力がずっしりとある。

  • この種の本を読まないまま中年に到達したが、最近少し興味が出てきた。子供らが仁義なき戦いに巻き込まれる年代に到達したからかも? いや、それは事実とは言えず、女性の内面を知りたいという自分の気持ちが高まったからかもしれない。

  • 76/100

  • 内田春菊とよしもとばななの、出産、子供、家族、男性・・についての対談。

    この本を読む上で重要なのは、二人は経済的に自立した女性、(ともすると男性より稼いでいる・・)ということである。
    だから、読む人によっては「そんなこと言っても実際には・・ねぇ。」って部分もあるかも。「それはあんたらが稼いでるから言えるんでしょーが!」みたいな。
    それに対しては春菊さんも「どうぞ漫画家になってください、止めませんよー」って応じているが。

    それにしても、女の自分が読んでると、特に男性の女性観なんかのところはちょっと暗くなる。
    ほんとにこの男性社会、女で生きてくことは気苦労が多いなぁ。。そこのところ、ちょっとでも理解のある男性が増えてくれることを願うしかないなー。

全45件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田春菊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×