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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591098554
感想・レビュー・書評
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実に痛快であった、対話形式だから読みやすくて、殆ど一気に読んでしまった!育児に関する、様々な理不尽。いろいろ印象的な言葉はあったけど、「なんで、自分の国なのに子供と一緒にいると違和感があって、外国へ行った方が楽なんだろう?」は特に残りましたね〜。子連れで海外に行ったことはないけれど、それほどまでに日本が子連れに優しくない、ってのは確かにわかる。他、戸籍のめんどくささ、それに伴う血縁のめんどくささ。春菊さんもばななさんも自分らのことを「枠外」と言ってるが、そういうポジションから見えることがたくさんあるのだな、としみじみ思った。共に自由業で事実婚。だから、読む前は結構奔放な内容なのか、とも思ったのだが決してそんなことはなく。私自身が家族をどう捉え、そして子供と今後どのように向き合っていけばいいか、そのヒントをもらえたような気がする。お二人は仲良しのようだが、決して馴れ合い対談ではなく、距離のとり方が上手だなと思った。素敵な関係だよ!よければ続編も期待…したい。
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