Tomorrow stage5

著者 : ジョン・マーズデン 二見千尋

• ポプラ社 (2007年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[つきとさんの感想 · 2010年5月20日]

http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-122.html

[tamausaさんの感想 · 2007年9月11日]

ごくごくふつーの高校生だったのに、そりゃもう転げ落ちるようにゲリラ集団になっちまいました。
得意技は爆破です。
身近な人たちが死んでいきます。生死が分からない人もいます。
仲間の気持ちもすれ違います。
全7巻の予定で5巻まで読み進めてきましたが、本当に主人公たちの神経が追い詰められていくストレスを思うと胸がふさがります。
侵略戦争が終わったとしても、彼らに残された精神的な傷は一朝一夕に消えるものではないでしょう。
後2巻でどういった結末が用意されているのか……。

イラスト / サイトウ　ユウスケ
ブックデザイン / 守先　正＋高橋　奈津美＋輪湖　文恵
原題 / TOMORROW series Vol.5 : BURNING FOR REVENGE (1997)

著者プロフィール

1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、職業を転々としたあと、28歳で教員生活へ。87年『話すことがたくさんあるの……』でデビュー。オーストラリア児童文学賞受賞。小説・エッセイ多数。

「2021年 『ウサギ』 で使われていた紹介文から引用しています。」