リボン (teens’ best selections 11)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591099841

作品紹介・あらすじ

「先輩、リボンくださぁ〜い」卓球部女子には、卒業式に先輩から制服のリボンを貰う伝統がある。人気があるのは、卓球のうまさよりも、断然彼氏持ちの先輩。試合も勝てず、彼女もいない池橋先輩に、亜樹はなぜかリボンを貰えなかった。部活も家族も友だちも「波風を立てないこと」をモットーに生きてきた亜樹の中で、今、何かが変わりつつある…。うつりゆく十五歳の気持ちをリアルに描いた一年間の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生にぜひぜひ読んでもらいたいな〜

  • おもしろいねぇ。。

  • 卓球部に所属している亜樹は苛烈な性格の姉を反面教師にして、自分の意見を押し出さずに生きている。そんな彼女が自分について見つめなおす中学三年生の一年間を追った物語。悪くはないんだけど、なんだかすべてがステロタイプでありきたりに感じた。

  • やはり、なんと言っても主人公・亜樹の一年間の成長の過程が描かれているのが良いですね。私自身、亜樹と同じように周りに合わせてしまう傾向があるので、この物語には共感しました。

  • 卒業式の日、先輩からリボンをもらえなかった主人公。そこを起点に中学3年生の1年を書いた物語。少しずつ主人公が変わっていく。

  • 「私の中学校生活、なんだったんだろ」
    と悩む中学3年生の亜樹。
    部活も人間関係も勉強も上手くいかない毎日と、夢中になれる夢を見つけた姉、夢をあきらめた母など周りの人との関わりの中で成長していく話。
    中学生らしいリアルな視点。夢中になれることがなく悩みを持つ学生に読んで欲しい作品。

  • 変わっていく主人公がすごいと思った
    私もこんな風に変われたらいいなと思った

  • 受験生の話なので、共感できるところが多くありました。
    あんなおねえちゃん欲しい!と思いました。家庭教師になってほしいです。
    頑張って勉強しようと改めて思えて、この時期に読んでよかったです。

  • 中学生の揺れ動く心

  • 久々、爽やかな草野たきさんらしいお話しに出会えました。まだまだ未完成な子供達の不器用さが逆にキラキラと輝いてる感じがした。

    『リラックスしていきましょうよ』
    あせらず、ゆっくりいこう。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透き通った糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞、01年児童文芸新人賞を受賞。07年『ハーフ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2016年 『Q→A』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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