風の陰陽師〈2〉ねむり姫

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著者 : 三田村信行
制作 : 二星 天 
  • ポプラ社 (2007年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591100257

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風の陰陽師〈2〉ねむり姫の感想・レビュー・書評

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  • 私が好きな狐が出てきて、陰陽師の魔術が面白い

  • 1巻で助走を始めた物語がこの2巻でグンと加速してきます。晴明の周囲、信太の森、そして盗賊チーム、それぞれが陰謀や裏切り、因縁など黒幕のもと交錯していきます。黒幕、絶対アイツだわ!ギーッ。その中で少しずつ変わりつつあるんじゃないかと思われるのが保憲です。咲耶子の侍女である浅茅に恋したことから、多城丸らと知り合うことになり事件に巻き込まれていきます。そこから晴明に対する感情の変化や忠行に対する疑念など、これから保憲の格好いいとこが見られるんじゃないかと期待してしまいます。信太の森にも魔の手が迫っているようですし。3巻への期待が膨らむ終わり方でした。でも、でも、晴明が咲耶子への想いを封印しなければいけないなんて、切ないです。その晴明を想う小枝ちゃんも・・・涙出そう。

  • 児童向けの清明本なんやけど、前作に続きサクサク読んだ。
    正直、
    「咲耶子姫、それでいいの!?」
    と、思うくらいかわいそうなオチがついてるけど、一応、元になる文献があるんやったかそんなんやったよね。
    ここで咲耶子姫が御門の后にならずにすみました、みたいなライトなノリには、ならんわけだ・・・・・。

    すっごいな! ちゅうか、報われないな・・・、と、思ったけど、もっと報われてないのは保憲さまだよね・・・。
    なんやろう、清明ネタを読むとどうしても私は保憲さまが気になるねんな。なんだもう、タイプ(笑)?

    前作では
    「いいとこの甘やかされたボンボンか!」
    と、思ったんやけど、今回はちょっと違ってたね!
    少なくとも、清明のことを認めはじめたっていうのがいい。こうやって兄弟子として仲良くやってくれるのがいいのよー。

    で、浅芽さんとのラブロマンス(一方通行)な・・・!
    咲耶子姫が御門の后になってしまったため、この先保憲さまと浅芽とのロマンスに進展はないやろうけれども(ひどい)あの、笛の一件・・・。
    浅芽さんに恋文を送った保憲さまやったけれども、浅芽さんいわく

    「今は姫さまのことが心配なので貴方のことは考えられません。すみません」

    ちゅう、ていのいいお断りの内容やったのに保憲さまはまったくめげず、

    「だったら、毎晩屋敷の周りを浅芽のために笛を吹いて歩こう」

    なんてオイオイ現代でいうたら通報もんやんけ! な、行動をとっていたのにも関わらず、屋敷におったら黒主の手が咲耶子姫におよぶかもしれないと危惧した清明によって、浅芽さんは北白川の別宅へ移されていたという、

    保憲さま、誰のために笛吹いちゃってた!? みたいな。

    しかも清明のせいで・・・

    こういう役どころなんだ! と、プププとわらけた。
    やっぱり、いいとこのボンボン風味がプンプンする保憲さま。
    でも後半はちょっと陰陽師らしいところも見せてくれたりしたので、よかったです。今後も保憲さまの活躍に期待したい。

    あとは、道満ですけれども・・・。
    清明といえばライバルは道満なのかと思ってたけど、どうもそれだけでもなさそう。
    今回なんて終盤では、
    「もしかして清明と道満が今後手を組むとか、あんの?」
    と、ヒヤッとしたくらい、いい意味でのライバルぽい。

    (なんでヒヤッとすんの)

    いや、あんまりにも道満がさわやか風味で・・・。やってることはアレやけど・・・。
    なんやろう、スポーツマンすぎるというか、今後修造氏を想像しながら(道満を)読んだらかなり面白いことになるんちゃうかとか・・・。

    (さすがに無理がある)

    だってもう、鷺麻呂との関係とか、すごいよね!! 仲良すぎるやろ!
    つい怪我してきちゃう鷺麻呂をとにかく無償で看病する道満とか、道満が行方不明になったときの鷺麻呂の憔悴ぶりとか・・・。
    あげくの果てには、ライバルである清明のところに、道満の行方を知らないかとか(鷺麻呂が)相談にくるて

    なんやねん相思相愛すぎるがな!!!


    保憲さまの恋路は険しいけど、鷺麻呂たちは楽しくやってそう。
    ふたりでならどこまでも的な。


    さー、とりあえず続き続き。
    児童書やからね、斜めになんか、読まないよ? 大丈夫だよ?

    (2015.06.27)

  • 大好きです

  • 都に黒い雪が降り、陰陽寮をめぐっての、都での地位をめぐっての陰謀が進んでいた。
    そんな折、晴明のもとに「やみのはらみごに気をつけよ」との智徳法師からの声が聞こえた。
    危惧していると、数ヶ月後、闇の生き物が都に現れるようになる。
    闇の陰陽師である藤原黒主、晴明のライバル道満、そして盗賊の袴垂の企みで、咲耶子姫を奪われた晴明達は・・・・。

    陰陽師としての色々な技が描かれている。恐ろしい魔物が現れ、普通の剣では切れないが、まじないをすると倒せたりと、面白くなってきました。
    背景にいる謎の男がこれからどう動くのでしょうか。

  • 平安時代の陰陽師、安倍晴明の幼少期の物語。

    陰陽師として中納言藤原近文の屋敷に出入りすることができるようになった晴明。そして陰陽寮を揺るがす黒い雪が降る事件が起こる。晴明の親戚の賀茂忠行がかんでいるようで、事態ははっきりしない。
    どうも晴明の師匠と彼と同等の力を持っている陰陽師が絡んでいることは分かってきた。また、都の盗賊や、謎の貴族藤原黒主などまだまだ謎は残るものの、晴明は夢魔から咲耶子を救うことができた。
    割とたくさん狐たちが死んでしまうし、葛の里もじいさんが色仕掛けに引っかかったり、その命の軽さに少し戸惑うが平安時代だとこんなものかと思わされる。
    黒幕に踊らされる図はあまり楽しくはないが、きっと晴明がなんとかしてくれそうだと思わされる作品だった。

  • シリーズ2冊目。1巻より陰謀、組織関係などが濃密になって、面白さUP!!
    都も気になるし、信太の森の展開も気になる。
    3巻は平将門絡みのストーリーらしく、ますます楽しみ。
    全部読んでしまったら、2~3巻が一番面白かったです。

  • 爽やかな晴明少年の成長物語だけでなく、陰謀などのドロドロした一面も含み、どうなっていくのか続きが気になる。

  • たくさんの陰謀が絡み合う、複雑なストーリー展開ですが、クライマックスに近づくに連れてするするとほどけていく感覚が楽しかったです。

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