- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591101186
感想・レビュー・書評
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「おにたのぼうし」「ぽんぽん山の月」は絵本で読んだことがあった。
不思議の世界にどっぷりつかれる本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おにたのぼうし
マイノリティーのことは、マジョリティには到底分からない。
かじかむ手で雪をすくい上げて、病気の母親に与える貧しい女の子
きつねのみちは、天のみち …ともこは…
お天気雨が降ると、狐の婚礼が行われると言う。
反対に、大雨の中ぽっかり空いた隙間では、狐たちが引っ越しをしている。
おいで、おいでよ …けんじは…
雨の日には色々ある。傘のほか何も持たないで雨の散歩に行きたくなる。といっても、何の予定もない雨の休日には居心地の良いベッドから何がどうしても離れるものか。
ざんざの雨は、天の雨 …あきこは…
ともこ→けんじ→あきこ→ともこ
似たもの同士のトリオだ。仲良くしな。6歳かぁ。
私は六歳の頃何をしていただろう。忘れちゃった。小学生してたんだろう。今の六歳が何してるかも分からない。小学生してるんだろうな。
あした、あした、あした
三人のおやすみとまたあした
七つのぽけっと
青いビー玉 とカッパ
みっこちゃん(とノンと月夜のお出かけ)の話
なみだ(を食べる)おに
秋の蝶 虫は自分が死ぬのを知っているか?
コンのしっぽはせかいいち のおばあちゃんがつくってくれた。
ぽんぽん山の月
漁師に撃たれた兎と、その面影を月に見る子供たち、と孤児を哀れんだ山姥、と山姥を見守っていた風の子、のはかない縁。と、その全てを見ていた月の話。
金のことり
どうして鬼の子や北風が人間と同じ精神構造してるんだ?