著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 84
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591102848

感想・レビュー・書評

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  • 小学生3人が行方不明になった同級生を山に探しに行く、スタンドバイミー的な物語。皆何がしかの不幸を背負い、結末を含め全体的に物悲しいストーリー。

  • 私には難しく思う

  • 暗い。途中で仕掛けに気づき、あとは結末まであー、そういうことね、、と。
    小学校時代の楽しい思い出かと思いきや、登場人物がみんな不幸でつらい。

  • 冥くて重くてキラキラしたお話。チュウの思いに涙。

  • 20世紀少年を読んでるような、感覚、、、
    山を行く少年達、その描写はリアルで、実際に山を登っているような感覚に、、、だれもが思い通りにならないほの暗い人生を背負っている少年達の一夜の物語。

  • この方の作品は初めて!ジャケ買いならぬ表紙買い(笑)最初は面白くてワクワクしたけど結構早めの段階でもしや・・・と思ったらそのままそれが結末でガーン!ちょっと伏線があからさますぎたね。。そう思わせといて違う結果なら感動したのになぁ。でも、なかなか良かったので★3つ。

  • 期待せずに読んだら、以外に良かったです。泣かせるシーンもありました。

  • ミステリーではないけど、ハラハラした 結末になるほどなぁと納得。

  •  末期の胃がんを患い、病床にいるかつての同級生・山崎和也を私(良樹)は訪ねた。そして2人で思い出す。お互い12歳だったあの夏の日のことを。同級生の少女・鷹野優がいなくなり、自分と和也とそしてもう1人・小椋泰三と3人で山へ探しに行った時のことを。

     回想、という形で昔の不思議な出来事が語られる。どこかがおかしい、何かが変だ、という感覚を読んでいる間にずっと味わうことにはなるが、説明文にあるような「予測不可能、驚愕のラスト」とまではいかないかなぁ。伏線は文中何度も繰り返されているのでかなり気付きやすいと思うし、ラストもほぼ予想通り。それよりは、少年3人が山歩きをする中で、それぞれの悩みや秘密を打ち明けて、連帯感を強めていくその過程や、不思議なノスタルジックな雰囲気を楽しむ話なのかも。(児童書や絵本が多い)ポプラ社から出版されているのが納得な感じ。

  • 2008.04.12

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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