([あ]1-2)ガールズ・ブルーII (ポプラ文庫 あ 1-2)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591102954

感想・レビュー・書評

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  • ぐだぐだ言いつつまっすぐに。なんか、ときどき、好き。

  • 2008年5月30日購入。
    2008年6月27日読了。

  • 1巻を既に読んで、本屋でたまたま2巻を見かけて購入。
    理穂も美咲も、どちらも私。

    「あたしは言葉であたしの世界を構築したい。
    それは、とてもささやかで、馬鹿げていて、他人にとってはどうでもいいことかもしれない。
    でも、聞いて欲しいのだ。知りたいのだ。」

    「くだらないと笑って捨てられそうな言葉の数々をあたしは懸命に紡いで、誰かに手渡す。
    受け取ってくれるやつは、たくさんじゃないけど、いるのだ。」

    「へんに格好つけてなくて、押し付けようとしないで、自然にぽろりと口から零れ出たそんな言葉が輝きを放つ。
    すくなくとも、あたしにとっては魅力的なものになる。」

    「そういう言葉ってさ、薄くて硬いんだ」

    好きな表現・共感できる言葉に付箋をつけていたら 付箋でいっぱいになってしまった。
    あさのさんはなぜこんなに私のことを理解してるんだろうとまで思った。

    歳がとても離れた人でも、ここまでわかってくれるんだなあ。
    まるで等身大のあたしのような本。
    あたしの思考は理穂。でもあたしのしそうな発言は美咲。
    ボロボロになるまで読み倒したい。

  • 相変わらずさわやかな文章。すっきりした。
    それと同時に自分自身ともリンクすることも多くてやべーってなったり。

  • 桜貝の爪

  • そう、あの頃私もこんな気持ちだったんだなぁo

    • 来夢さん
      そう、私の気持ちはこんなんだったんだなぁってo
      そう、私の気持ちはこんなんだったんだなぁってo
      2008/05/26
  • あーそうそう、それだよ私が高校生のときに思ってたことは!!

    理穂と美咲とスウちゃんそれぞれのセリフにたくさん共感してあっという間に読み終えました。

       
        表紙の絵は文春文庫の方が好きだなぁ

  • ちょうど、彼等と同じ歳だったので、読んでよかったと思う。1も好きだけどこっちもすごく好きでした。ただ、表紙の絵は1の時のみたいな絵がよかったなぁ。<BR>
    私も、とりあえず、一歩だ。

  • 文庫オリジナルで続編!!待ってました!(喜)
    理穂が、美咲が、如月が、帰ってきた!
    今の話をしてたと思ったら、回想して、戻って…ころころ変わるのが、
    読みづらいといえばそうなのだけど、
    それが、理穂の思考を物語ってるようで、なんだかリアルに感じた。

    「とりあえず。あまり褒められる言葉ではないけれど、あたしは好きだ。
    最初の一歩を踏み出す、潔い言葉だと思う。」

    どきっとしました。
    とりあえずでも決めて歩き出す…とても良い。
    躊躇したままじゃいけないよな、と思いました。

  • 待ってた!
    今回は如月と真央の絡みが少なくてがっかりだけど、その分理穂と美咲が濃かったからいいか。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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