幻狼神異記 (2) (teens’ best selections 14)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103104

感想・レビュー・書評

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  • 健は己の身体に秘められた能力と向き合うため、そして健の祖父の秘密を知るために、晴明浄霊会なる組織の跡取りたちと鈴鹿に向かいます。
    悪を排し平和で安定した世のため、という言葉とは裏腹に、式神によって人を操り支配する晴明浄霊会に、嫌悪感や納得いかないものを抱えつつも、彼らに従う以外に術がない健。
    そして鈴鹿山脈にて、ついに健たちの前に狼霊が姿をあらわすのです・・・

    2巻では物語の結末に向けてスタートを切った感じです。
    ここからどんどん加速していくストーリーから目が離せなくなりそうです。

    余談ですが、2巻の舞台、鈴鹿山脈は以前よく通っていたあたりです。
    滋賀県と三重県の境目あたり、知っている場所が多くてちょっとうれしくなりました。

  • 歴史好きにはおすすめかも。第1巻が一番面白かった。

  • シリーズ2巻。 

    健は自分の中の魔物の正体を知るために、敷島一輝、波多みつき、犬飼正美、藤林拓也(1年)そして西原隼人(高校生部員。敷島の清明除霊会の会員で下働きなどをしている。狼つき)らと一緒に、鈴鹿へと向かう。

  • 清明除霊会という宗教団体の会頭であり、一輝の父である敷島陽堂に会った健。
    健の祖父である井上主馬が邪悪な狼鬼となって鈴鹿にいると。彼を救いだすため健に狼使いの訓練として一輝たちに素直にしたがえと。
    自分の秘密を知るためにも、彼らのいいなりになり、鈴鹿山脈へ合宿にでかける。

    古代の人々の生まれ変わりだとか、犬飼と犬養な名前の由来だとか、読んでて苛々してくる部分がある。こういった説明なものって飽きてくる。

  • 合宿で鈴鹿へ、ありがち。ところで、こんなに主人公くんの信じるものが二転三転して、幼い読者がちゃんと着いてこれてるか心配するわ(笑)一巻冒頭部が明かされるわけだけど、もうちょっと丁寧に扱ってほしかったなあ。2巻全体的に急ぎ足。

  • 序章の部分と本編との繋がりが徐々に繋がり始めた‼健は狼霊どどのように対峙するのでしょうかー
    第3部へ続きます。

  • 2009年3月30日

  • やっぱり!前作では一分の隙もなさそうだった敷島一輝や波多みつき、鈴鹿山脈の自然のなかではなんと無様なこと。それでも虚勢をはる様は滑稽ですらある。それにしても、これだけ奥の深い話、あと一巻でホントに終われるんだろうか。もっと続いてほしいと思わせる一冊。

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著者プロフィール

横山 充男
高知県に生まれる。四万十川のほとりにひらけた町で育つ。『少年の海』で児童文芸新人賞、『光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞(ともに文研出版)。ほかに『少年たちの夏』、『水の精霊』シリーズ(ともにポプラ社)、『鬼にて候』シリーズ(岩崎書店)『ラスト・スパート!』(あかね書房)、『自転車少年』(くもん出版)など多数。

「2022年 『牧野富太郎 植物の神様といわれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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