([は]1-1)秘密 Hayashi Mariko Coll (ポプラ文庫 は 1-1 Hayashi Mariko Collecti)
- ポプラ社 (2008年6月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591103487
感想・レビュー・書評
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130320*読了
林さんの小説は短編も長編もおもしろい。確かに、女の毒がこんもりと盛られている。
その毒にハマってしまうからこそ、わたしは何度も林真理子ワールドの扉を開けるのだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
林真理子さんの短編。面白い。
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かなり好き!怖くて甘くて魅力的で…。秘密って誰しも、多かれ少なかれ持っているものだと思うから、その甘美さとさ、秘密を持ってしまったもどかしさとか、それで破滅していく脆さとか、みんなちょっと共感できる部分あるんじゃないかな〜、、、。でも危ないことは出来ないのがほとんどの人だと思うから、こういう危うさを、追体験できるのが読書のいいところだよね!面白かったです!
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短編集
怖い怖い -
初めて読む作家だが、リズムがよくスラスラと読めた。この意地の悪い女たち、それを書く作者の作風がとても好きだと感じた。
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★購入済み★
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意地の悪い気持ちになる短編小説。
あとがきで林真理子さんご自身も書かれていますが
純愛は出てきません(笑)
でも林真理子さんといえば…!のように心のどこかで
ドロドロ展開を期待している自分もいるので
展開が気になりさくさく読み進めてしまいました。
解説で唯川恵さんが書かれているように
ひらがなでもなくカタカナでもなく漢字の
「秘密」、確かに一番何かありそうで似合う。 -
短編集。都会のマスコミや芸能界、一流企業のサラリーマンなど華やかな世界に関わる男女の恋愛模様。登場人物の台詞ではあるけれど「女のくせに、とっても強引なところがある」や文中の「グループの中でいちばん早く結婚する栄誉」「三十を過ぎても彼女は結婚の経験もなく」など古い価値観を感じさせる表現が気になります(2008年初版)。ソサエティとかバブリーな表現も。すみません、林真理子さんの小説の世界が苦手です。
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女性のドロドロした部分を描いているのに、重くなくサラリとしているのはさすが。これが楽しく読めるなんて、私も大人になったなーと感じました笑。
ただバブリーな感じ漂っていて、今の時代感覚とはちょっと合わないかな。。