([は]1-1)秘密 Hayashi Mariko Coll (ポプラ文庫 は 1-1 Hayashi Mariko Collecti)

著者 :
  • ポプラ社
3.11
  • (11)
  • (23)
  • (67)
  • (21)
  • (5)
本棚登録 : 471
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103487

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 130320*読了
    林さんの小説は短編も長編もおもしろい。確かに、女の毒がこんもりと盛られている。
    その毒にハマってしまうからこそ、わたしは何度も林真理子ワールドの扉を開けるのだろうなぁ。

  • 林真理子さんの短編。面白い。

  • かなり好き!怖くて甘くて魅力的で…。秘密って誰しも、多かれ少なかれ持っているものだと思うから、その甘美さとさ、秘密を持ってしまったもどかしさとか、それで破滅していく脆さとか、みんなちょっと共感できる部分あるんじゃないかな〜、、、。でも危ないことは出来ないのがほとんどの人だと思うから、こういう危うさを、追体験できるのが読書のいいところだよね!面白かったです!

  • 短編集
    怖い怖い

  • 初めて読む作家だが、リズムがよくスラスラと読めた。この意地の悪い女たち、それを書く作者の作風がとても好きだと感じた。

  • ★購入済み★

  • 意地の悪い気持ちになる短編小説。
    あとがきで林真理子さんご自身も書かれていますが
    純愛は出てきません(笑)
    でも林真理子さんといえば…!のように心のどこかで
    ドロドロ展開を期待している自分もいるので
    展開が気になりさくさく読み進めてしまいました。

    解説で唯川恵さんが書かれているように
    ひらがなでもなくカタカナでもなく漢字の
    「秘密」、確かに一番何かありそうで似合う。

  • 短編集。都会のマスコミや芸能界、一流企業のサラリーマンなど華やかな世界に関わる男女の恋愛模様。登場人物の台詞ではあるけれど「女のくせに、とっても強引なところがある」や文中の「グループの中でいちばん早く結婚する栄誉」「三十を過ぎても彼女は結婚の経験もなく」など古い価値観を感じさせる表現が気になります(2008年初版)。ソサエティとかバブリーな表現も。すみません、林真理子さんの小説の世界が苦手です。

  • 女性のドロドロした部分を描いているのに、重くなくサラリとしているのはさすが。これが楽しく読めるなんて、私も大人になったなーと感じました笑。
    ただバブリーな感じ漂っていて、今の時代感覚とはちょっと合わないかな。。

  • 短編集。このテーブルに関係を持ったカップルが4組もいる、という文言にひかれて読み始めたけど全然面白くない!どんでん返しの1つや2つ盛り込んでくれたっていいじゃん。最後え?そこ?オチは?と思って終わる。授業中に読み終えた。

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

林真理子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×