空気のトリセツ

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著者 : 指南役
  • ポプラ社 (2008年7月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591104309

空気のトリセツの感想・レビュー・書評

  • 読みやすいけど、つかみどころはないような。

  • 空気

    空気ってある。
    空気の影響ってある。

    納得。

    •場の空気を暖めることで自分の意見が独りよがりにならない。
    •大多数はカリスマに従いたい特性。
    •人は新しいものに最初は反発するが、次第に気付いたら、慣れているもの。人の噂も75日。プルトップの缶。

  • p35
    空気のたった1つの弱点。時間が経てば、消えること。
    アメリカ大統領選挙が長いのは、一時の空気に流されて自国の大統領を選ばないためのアメリカの自己防衛策である。

    p40
    そう、相手の意見に反目するのではなく、同意する。声を荒げるのではなく、フレドリーに接する。そうすることで相手の懐深くに入り込め、空気を変えられるのである。

    p42
    凪とは、誰も発言しない無風状態のこと。どんな紛糾している会議でも、必ずどこかで凪が訪れる。その一瞬のタイミングを逃さず、あの温厚な紳士のようにスーッと皆の懐に深く侵入する。そして、会議の空気を変えるのだ。

    p48
    相手に話を伝えたいのなら、まずは場の空気の温度を読むこと。
    それで温度が低ければ、最初は無駄話から入って徐々に空気を暖めていく。

    p59
    会社では皆が知っている話でも、公にしていいのは2割程度だといわれる。あとの8割はいわゆるタブー話である。

    p67 芸能界で中山秀征が生き残ってる理由
    聞くところによると、彼は業界内での評判がとてもいいらしい。プロデューサーや放送作家といった裏方さんをはじめ、同業種のタレントたちからの信頼もとても厚い。
    実は、彼は極めて体育会系な空気を持つ男なのだ。それも半端なく。楽屋に入ると先輩芸能人への挨拶は欠かさないし、仲間内で集まりがあると可能な限り駆けつける。舞台の初日には必ず花を贈り、誕生日のプレゼントも欠かさない。後輩との飲み会ではお金を置いて途中で帰る――そう、まさに気配りの男。

    p130
    現在、アメリカではドーム球場が減少している。なぜ?
    89年に公開された映画『フィールド・オブ・ドリームス』の影響である。
    あの映画をきっかけに、古きよき時代の野球場を求める世論が沸き起こったのだ。野球とは本来、選手は天然芝の上でプレーし、観客は青空の下で観戦するものではないか――。
    そう、太陽の下の空気。
    以来、アメリカではデーゲームの比率が増え、ドーム球場を本拠地にしていた球団は続々とクラシカルな野球場へと移転していった。2000年にはヒューストン・アストロまで本拠地を天然芝のミニッツ・メイド・パークへと移転している。

    p156
    「流行語というのは早ければ3ヶ月、遅くとも半年で消えるものです」

    p161 ブログが炎上する空気
    驚くほど、愚直な態度を取ればいい。
    そもそも叩かれるのは、「あちら側の人間」と思われているからである。だったら、「こちら側の人間」と思わせればいい。
    1つ例をあげる。
    1997年11月24日。この日、東京証券取引所で山一證券の自主廃業の記者会見が行われた。この会見の最後で、野澤社長はそれまで読み上げえきた紙から目を離すと、マイクを持って突然立ち上がった。
    「みんな私たち(幹部)が悪いんであって、社員は悪くありませんから!」
    そう言って、人目もはばからず泣き崩れたのだ。

    山一が犯した罪は決して許されるものではない。
    でも、野澤社長は代々東大卒で占められてきた山一の社長の中にあって、法政大卒と傍流の人。前社長から責任を押し付けられるかたちで社長に就任した人だった。
    そういう人が、およそ大企業の社長らしからぬ愚直な態度を見せたものだから、世間の空気は野澤社長を「こちら側の人」と認識したのである。
    その証拠に、あの会見の後、旧山一の社員たちは一様に世間から温かい目で迎えられ、希望の転職を果たしている。

    気取った謝罪会見では、世間の空気は許してくれない。
    一方、号泣や方言、ボサボサ頭といった愚直なほどに格好悪い会見なら、世間の空気も許してくれるかも。こちら側の人と思ってくれるかもしれない。

    p163 ディズニーランドが叩かれなかったワケ
    TDLが「こ... 続きを読む

  • おっかけはあこがれの対象に恋いこがれるというより、
    対象をおっている自分たちの「立ち位置」が快感なのだ
    中山秀征は気配り上手で芸能界を生き残っている
    カオスが充満している世界は面白い、
    究極のカオスは戦争、たから戦争映画には名作が多い
    「もう少し見たい」という空気感が人気を煽る
    どんなプレゼンの準備も48時間あればできる ディズニーランドの青写真
    流行語は早ければ3ヶ月、遅くても半年で消えるもの
    ソフトバンクがダイエーを買収できたのもライブドアの買収騒動から75日後だったのが大きい
    空気に叩かれないコツ。こちら側の人間になること。
    先方は企画書や見積書に判を押すのではない。あなたに判を押すのだ
    僕らはお祭り当日よりも前夜祭のほうが好き
    人のオーラはのぼり調子のときに見える
    バブル崩壊後の1993年
    Jリーグ、三谷幸喜の振り返ればやつがいる、「高校教師」「あすなろ白書」ビーズ、ワンズなどの
    新しい空気が芽生えた。
    ラーメン屋は小資本で参入できるので、エネルギッシュ
    街ににぎわう空気は東から西へ移動する

  • すべて空気が原因という、その空気のトリセツ。

    ・アメリカ大統領選挙を1年かけて行うのは空気を薄めるため。
    ・地上の歩行者が明るい空気を作り出す。
    ・ジャニーズのグループには必ずひとり変化球を入れる。
    ・悪い空気もそのうち消える(人のうわさも75日)

    思い当たるフシ多し。

  • まあ、そうだよね、そうゆうこともあるよね。というだけの内容だった。

    アヤパンが、一歩フジのビルに足を踏み入れたときに「ここが楽しそう」と感じたっていうエピソードには共感!
    部屋を決めるとき、学校や職場や所属チームを決めるとき、「あ、なんとなくここが好き!空気が好き!」っていうのは、とっても大事だと思う。

  • 参考にはなりましたが、偏った視点が多い気がしました。

  • ポンポンッと話が進んで行く感じで読みやすい。確かにそうかもなぁーと思うネタと、ん?そうかな?って思うネタがあったけど、空気という雰囲気というか流れみたいのをテーマに全部話が進むから面白い。

  • 社会にある問題などを、全て「くうき」のせいだという内容の本。

    空気かどうかはわからないが、時代の流れや、空間の気のようなもの、人間が発する気のようのなものはあると思う。

    そして、その気は人間が感じることができる。

    人間は太陽や明るい場所は心地がいいもので、アーケードや高架下などはなんだから陰気である。シャッター商店街は、最近になってアーケードを撤廃し活性化した例もあるとのこと。

    空気というより、時代や社会、価値観などが変わってゆく中で、それに併せて環境も変化させないと時代に取り残されてしまうということか。

  • ブクログテストも兼ねてレビュー投稿。
    この本を選んだ理由は、本のタワーの最上部にあったので。

    「キミがこの本を買ったワケ」という本の続続編。
    基本的には、そちらの本も含めてマーケティング、心理学、行動経済学的な本のようでいて、どちらかと言うと読み物に近い。

    KYという文脈での「空気」の取り扱われ方や対処法を様々なシチュエーションで紹介している。

    この本の特徴は気持ち良いまでの、理論的背景の説明の無さ。
    「こういう状況だったらアナタはきっとこうするでしょ?それってこういう気持ちだから、こう捉えれば良いよ」(ただし説明は無し)
    という展開が進んでいく。

    もちろん多くの場面で気持ち的には納得できるので、破綻はせずに読み進められる。

    数字(=算数)的な説明よりも、ストーリーや気持ち(=国語)的な説明の弱さに課題間のある僕としては、いろいろな気づきが得られて面白い。

    空気の取り扱いよりも、国語的説明の良い例として面白い本だった。

  • 空気を読まないことがKYと言われ、逆に空気読み過ぎることも悪いと言われることがある。

    この本を読んで、改めて、正しい空気の読み方を自分の中で考えてみようという気になった。職場の空気。家庭の空気。色んな場所の空気を見直すチャンスが貰えますよ!

  • ヒトって馬鹿で面白い…
    人間観察大好きな方にオススメ!

  • 思いの外考えさせられた本。
    世の中の多くは私たちが普段認識している以上に
    『空気』に左右されている。『空気』というと、まず思い浮かぶのが
    『ky』という言葉だが、私はこの言葉が大嫌いだ。
    多分、私自身『ky』的な要素を持っているのだが、
    仮にそれが読めていたとしても、『空気』が持つ無言で暴力的な強制力自体が
    気に食わなくて、敢えて『読めない』ふりをしてみたくなる。
    しかし、本書を読むと、空気はそんな私の天邪鬼な抵抗くらいで
    どうにかなるものばかりではないらしいというのがわかってくる。
    一番極端なのが、第2次世界大戦におけるナチスや日本の軍部独裁政治。
    勘違いしがちだが、ヒトラーは暴力的にナチズム体制を作り出したのではない。
    ナチスはきちんと選挙という民主的手続きを経て
    政権を確立した。
    でも、その『民主的な』手続きが必ずしも正しい結果をもたらすとは限らない。
    そこに絡むのが『空気』というヤツだ。
    本書は他にも、流行や人間関係、商売についても
    様々な形で『空気』の作用について解説している。
    興味深かったのは、何故だかどんな店が進出しても
    すぐに潰れてテナントが安定しない場所なんかも、
    『空気』が関係しているという話。
    科学的にはよくわからないけれど、
    『空気』というのは馬鹿にしてはいけないということを強く認識させられた。

  • 個人的には『透明人間の買いもの』の方が好きだったけど、面白かった。
    やっぱりこの人の本は読みやすさがピカイチ。

  • 脱・KYな一冊らしい。
    人々のコミュニケーション間の「空気」だけでなく、流行と言える世の中の大きな流れなども「空気」として取り扱っている。これを同列に扱うのは違うだろう。
    また、どう考えてもこじつけな部分も多く残念だ。

  • ● アメリカ大統領選挙が長いのは、一時の空気に流されて自国の大統領を選ばないためのアメリカの自己防衛策である。

    ● 叩かれるか否かは、「こちら側」か「あちら側」かのどちらにいるかで決まる。

  • 重苦しい会議も、ブログが炎上するのも、遠距離恋愛が壊れやすいのも・・・すべて空気のしわざ。

    知らずしらずのうちに「空気」に操られている例がいくつも紹介されている。
    よくあるなと思うことがらが多い中、なるほどぉ、へぇ〜と思ったことを備忘に。

    ・何も考えていないのに居心地のいい店
     スターバックスの店内に様々な種類の椅子が置いて、インテリアに統一感を持たせていなかったりするのは
     多様性を持たせることで様々な波長を混在させて、客を呼び込んでいる

    ・文明はカオスから生まれる

    ・流行語はもって三ヶ月から半年

    ・「木綿のハンカチーフ」の歌詞
     二人の思いが、時間と共にすれ違っていく過程が見事に描かれている

    ・宗教は、互いの持つ空気を等しくするため
     日本人が割と宗教観念が薄いのは、古くから島国として独立性が高く、
     宗教を無理強いしなくても自然と人々がまとまったから

     アメリカの紙幣や硬貨には必ず「IN GOD EW TRUST」と入っていて、
     興味深いのは「神はいる」じゃなくて「神を信ず」
     「神がいるという客観的な事実」じゃなく、「互いに神を信じるという共有の行為」

    ・文明の空気は東から西へ

    ・昔の方がモラルが低い
     よく「昔はよかった」なんていう人がいるけど、今の世の中の方が絶対に暮らしやすい
     思い出は美化される

    ・ニュース番組
     テレビ局が「ニュースは視聴率がとれる」と気づいた元年、85年(ニュースステーションが始まる)
     各局はニュース枠をどんどん増やし、数字のとれるセンセーショナルな事件を積極的に報じ続けた
     ある事件が数字をとると、少しでも関連性があれば、どんな小さな事件でも報じた
     そして、似たような事件が頻発する現象が起きる
     専門用語で「モラル・パニック」

     世の中の治安が悪化していると感じるのは
     昔に比べてテレビのニュースも新聞も雑誌も、事件をより大きく、より多く扱うようになったから
     未成年の犯罪はかつてないほど減少しているし、殺人事件も減っているのに、
     記事だけがどんどん増えている
     

  • 残念ながら、KYが治る本ではありません。

  • 空気に支配されている我々の世界、という状況を面白おかしく書かれてありました。空気をうまく使って上手に振舞う方法が書いてあったような気がしますが、まあ参考程度に。

  • 日々に起こる色んなことは、空気の仕業。

    気休め程度に楽しく読めます。

    自分の経験と照らし合わせながら読むと

    「そうかなぁ?」と思うところもあれば、

    「なるほど」と納得する部分もあって、

    「KY」にならなくするために役立ちそうです。

    もっとも記憶に残ったのは

    「モラルは空気で決まる」ということ。

    モラルを高めるにはルールなどで縛るよりも

    空気を変える方がいい。TDLは皆いい人になり

    東京は整列乗車を行い、田舎ではそうはなっていない。

    それは空気がそうさせているからで、いずれ田舎にも

    その空気は出るだろう。

    未来は明るいと筆者は言っている。

    いくらルールで縛ろうとしても、

    なかなかうまくいかないのはなぜだろうと思ってたけど

    これを読んで少しは気が楽になった。

  • よく空気が読めてないなどという言葉を使うが、では、空気とはなんなのだろうか。
    行動を共にしている人たちや、永く関わってきた人が心が通うようになったり、同化したりするストックホルム症候群に興味が湧いた。営業セールスマンや、少し古くなるがフジテレビと堀江元社長の関係などもそうだという。
    また、直接の利害関係にある人が、長い時間一緒にいると空気が悪化するそうである。
    直属の上司や、お笑いコンビ、バンドマンなどがそうなのだそうだ。
    空気、、わかったようで謎の部分も多い。

  • 20/11/12 70
    空気は東から西へと移動する。文明の空気も東から西へ

    人のモラルを高めるのはルールじゃない。空気である。
    人のモラルは空気で決まる。ルールで縛るより空気を変えたほうがいい。

    昔よりも今のほうが空気はいい。そして未来はもっとよくなる。

  • おもしろい!

    高架下の店が繁盛しない理由 ⇒ 空気が悪いから

    と、極単純に決め付けてしまう筆者のセンスに脱帽w
    それでいて「あー、あるある!確かに!」と納得すること間違いなし。
    頭の体操もとい、ストレッチになる一冊。

  • 空気を読むのが苦手なわたし。
    タイトルに惹かれてすがるように読んだものの、あまり役には立ってくれなかった本。

    心理学っぽいのかと思いきや、どちらかというと娯楽本。
    気楽に読む感じの本なので、何かを求めながら読んでも求めているものは見つからない可能性が高い。

    おもしろかったけど、それ以上には何も残らなかったなぁ。

  • 日経エンタ・テレビ証券でおなじみ「指南役」の本。最近の空気感をレポートした内容になっていますが、指南役らしい分析が乏しい感じなのは残念。次回作に期待。図書館予約数は2(08/09/20現在)です。

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