吉田松陰と高杉晋作: 幕末・維新人物伝 (日本の歴史 コミック版 13)

  • ポプラ社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591106006

感想・レビュー・書評

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  • 意外と知らなかったし、両名へのイメージ変わった

  • あまりにもすごい人だな〜と思いました。

  • 年表もあるので流れで理解しやすいと思う

  • 幕末はロマンだが見方によっては狂ってる。

  • やっと今年、「せごどん」のお陰で大河ドラマを少し見るようになった。そろそろ鹿児島から幕末に向かう動きのなかで、他藩の主要メンバーも出てき始めたので、これが機会とばかりに幕末の要人に関する伝記まんがを片っ端から借りてきているところ。

    いつものように各社類書シリーズの自分なりの色分けをしている途中だったしこれからまた評価が変わるかもしれないけど、このポプラ社のシリーズは、「幕末・維新人物伝」と題名頭に銘打って同時期の人物を分かりやすくしてくれている点と、正式シリーズが「コミック版日本の歴史」というだけあって、"人物(伝記)"に限らず、「西南戦争」や「大化の改新」などの、"出来事"でも巻を重ねているのが特徴的。表紙の印象もその色と縁取りから他社シリーズと混同しづらいし、いい意味で中身は文字も少なく易しい感じ。これは近年見かける「ポプラ社世界の名作シリーズ」でも感じた幼年色を感じる。きっとうちの子に一度広く浅く読ませるにはこのシリーズくらいがいいのかも、何しろゾロリのポプラ社だしね。

  • 娘本。山口旅行に向けて復習。漫画だけどコンパクトにまとまっていて良かった!

  • 幕末の英雄の一人、長州の「吉田松陰」と「高杉晋作」の師弟関係を描いた伝記漫画。

    前半は「吉田松陰」を中心に描いていき、長州藩の置かれた状況。
    当時の外国船が頻繁に来航する中で、危機意識が高まる世相を描いていき、
    その中にあって全国各地を飛び回り国を守るためにどうすればいいのかを探し回る松蔭を語る。

    外国を倒すにはまず外国を知らねばならないと考えて
    「ペリー艦隊に密航して、米国へ渡航しようとする」ほど直情的な松蔭は幕府から危険思想扱いされて投獄される。
    自分の行動に何ら罪の意識を持っていない松蔭は、お調べの段階で老中暗殺を企んでいたことをベラベラと自ら話してしまい、処刑された。

    跡を継ぐ形で、松蔭門下の弟子たちの活躍が始まる。晋作もその中の一人であった。
    晋作もどちらかというと「直情型」の傾向が強く、長州の中では「過激派」と見なされて、「穏健派」の桂小五郎とは対極にあった。
    けれど、無謀な事にはとことん反対する柔軟性も持ち合わせていたところから「単なる猪武者」ではない。
    長州藩が御所の警備から追放されたことに怒って、京都へ攻め上ろうとしたときにも大反対。

    後に初代内閣総理大臣になる伊藤博文は「高杉派」で、弟分のように付き従っていたらしい。
    英国との戦いで長州藩が敗北した後の交渉の席で、領土である「彦島」を租借することが持ち出された際に、
    晋作は「日本神話のイザナミノミコトの話」を持ち出して拒否。
    日本の領土を掠め取られることを防いだ。後に通訳として同席した伊藤が苦笑してその際の事を話している。

    土佐の坂本竜馬ともウマが合ったようで仲が良かった。けれど病魔が晋作の身体を蝕み、長州藩と幕府の戦いの最中、27歳の若さで病死する。
    幕末の英雄は「戦死」「敗死」「自害」が圧倒的に多く、明治維新前の病死は「高杉晋作」くらいであろう。
    維新を迎えてもこの男の奔放さである。


    目次

    第1章 寅次郎学ぶ
    第2章 黒船来航
    第3章 上海行
    第4章 攘夷
    第5章 おもしろきこともなき世をおもしろく…

  • 最近の学習漫画はビジュアルがいいですね~♪
    ていうか今どきこれぐらいの画力と構成力がないと子どもも読まないよ。
    だから図書館さん、新しい学習漫画を積極的に入れてください。

    そしてこの本ですが、松陰さんって私の思っているイメージ以上にじつは激しい人だったんだなぁと思ったのと、高杉さんの松陰先生を慕う気持ちは誰よりも大きかったということがよくわかりました。

    この二人、大河ドラマでやらないかなぁ・・・と思ったけど、二人とも若くして亡くなられているので一年もたないかもだから、厳しいか。残念。

  • 120627 BS163 東行
    久坂玄瑞
    おもしろき こともなき世を おもしろく…

  • 松陰と高杉の師弟関係、勉強になりました。

    奇兵隊のイメージしかなかった高杉の印象が変わった。

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