ROCKER

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著者 : 小野寺史宜
  • ポプラ社 (2008年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591106167

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ROCKERの感想・レビュー・書評

  • みんな愛すべき人たち。

    あまり盛り上がりがないという評価もあるけど、その感じがいいと思うのは私だけでしょうかね。
    終わり方がさらっとしてますよね。 おかげで後味も悪くない。

  • 音楽と仲間によって、ミミのかたくなな壁が徐々に崩していくって感じの本です。ピュワァーて感じかな~。(ピュアじゃなくピュワァー感じです。)

  • 20代になってからわかったことだけど、10代の10年間、特に高校生である15〜18歳の時間って人生の濃さが違う。
    ぎゅうぎゅうに詰まってて、多くのものに反応出来て、毎日何かしらの出来事が起きる。
    そういう時間を青春とか思春期とかってみんなが呼ぶのはやっぱり特別な時間だから。

    ミミはまさにその特別な時間を生きている。
    自分からは触れるつもりもなかったことが、どんどんと飛び込んできて自分を翻弄する。
    ミミが特別な人間だからそういうことになるわけではなくて、ミミが特別な時間を生きているから。

    ミミの語りで進むストーリーはスピード感があるくせに、妙なところで突っかかってスピードが落ちることもある。
    20代の私からすると、その進み方はどこか懐かしくて、何か恥ずかしくなる。

    ミミの特別な時間は、ミミを生まれ変わらせ続けて新しいミミにしていく。
    読んでいてそこに惹かれたし、気持ち良さを感じた。

    ロックもブルースも私にはよくわからない。
    それはミミも同じで、そんなミミとともにロックやブルースに体当たりしていくように読みすすめられた。

    あー面白かった!と言ってスカッとした気持ちで本を閉じられる作品だった。
    特別な時間を生きている10代にすすめたい作品。

  • 読みやすくて面白かった。
    美実ちゃん勉強全然してないみたいなのにそこそこできるとか、永ちゃんが教師とか、??な部分も少しあったけど、
    全体的に暖かい話だった。

  • エイちゃんみたいな先生、いたらおもしろい。
    ミミの傷が時とともに癒されていくのがゆるく伝わってくるのがいい。
    高校生の甘く渋い声、どんなんなんだろ。

    中高生にはツボかも。

  • タイトルに惹かれて読んでみたが、あまり関係なかった…
    ロッカーじゃなくてもいいと思う。

    こうゆう青春小説って、学生時代に読むべき物だよな…

  • 音楽を触媒にした青春小説。
    まあ、青春だから許せちゃう勢いみたいなモノが楽しいです。少年マンガ読んてるような気持ちでありました。

  • タイトル…これで良いのかな?
    全体を通して音楽に関わってはいるけど、微妙。

    読みやすいのでサクサクと読了。
    お年頃な少女の成長記録。
    でも賞をとるほどの作品かは疑問。

  • ■ちょっと前に話題になった『ポプラ社小説大賞』第3回優秀賞受賞作品。(笑) いやいや、なかなかよかったよ。昔...そう昔、バンドをやってた人なんかには堪らないんじゃないかな。

    ■そばにいて、と私はうたう。なるほど。カッコイイよ。

  • うっきゃー
    エイくんがかっこよすぎ!
    惚れる!←

    王道な青春小説でしたっ

  • おもしろかった。王道な青春小説だと思う。
    ご都合主義な部分や設定はあるけど、
    まぁそこは新人さんみたいなので…。

    小説だしー、よくある感じだしー、と思っても
    従兄弟の高校教師の性格(能ある鷹は…な感じ)や
    主人公と従弟との関係、主人公の自分なりの道を
    貫いている感じはいいなぁ、と思う。

  • もう少し登場人物たちを出してもよかったと思う。
    でも、キャラの一人一人に濃さがあったから◎。

  • 第三回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。エイくん格好良すぎる!!!

  • 前半はキャラから展開から、「これからどうなる?」というワクワク感を持たせてくれただけに、後半の失速感は残念の一言。

    せっかくの登場人物が出てるだけ状態。
    なんのための女性ボクサーか。なんのための同性愛の女教師か。まさに出てるだけ。
    「何も起こらないところにロマンを読み取れ」ということだろうか?
    そんなプレゼンされることを期待するなということなのだろうか。

    ライブ映像の描写、音楽の描写というものは難しいのだなと痛感。
    臨場感を描写するというのは、対象と距離がなさ過ぎてもあり過ぎてもダメだし。
    本タイトルでもあるキモ部分がまったく響かなかったのは、もうこれは個人的嗜好の違いであろうか。

    登場人物は全員キュート。カワイイ。
    もっと面白くなったのではないかな?勿体ナイ。が一番の感想。

  • 軽めの出だしの印象はさておき、結構練られている感じでよかった。文調は読みやすくあっという間に読了。登場人物がそれなりに抱えているものはあるもののあまりベタベタしてないのもよし。若干ご都合主義な展開もあるが、小説だからな。

  •  男性臭さのない文章。けど女子高生が主人公でも、内容は男性視点だなーと思った。
     『ポプラ社新人賞』ということで期待したけど、文章は良くても内容がちょっと薄かったな・・・
     初作家さんだったけど、リピは今のところないなぁ

  • 読了 2009年 9月 (借:大村市民図書館)

  • 主人公のミミは、自主休校の多い女子高生(16歳)。だから学校に友達はいない。でもその代わり、高校教師のイトコ・エイくん(27歳)のアパートに入り浸っている。泊まったりもするけど、なんにもない。テキトーだけどデキた男・エイくんの周りにはいろんな人が集まってくる。そんな人たちと関わりながら、ミミは自分の周りに作っていたバリアを少しずつ緩めていく―――。

    ミミとエイくんみたいな関係、いいなと思った。エイくんがあまりにそっけなくてたまに「うーん・・・」ってなる。けど、最後はなんだかほっとした。あっさりした後味がいい。

  • 面白くなかったわけではないのですが、あんまり引き込まれませんでした。女子高生ミミとその(元)従兄弟の高校教師を中心とした青春モノです。強そうで弱い…そんなミミに共感できる部分は多いのですが、全体的に淡々としておりイマイチ盛り上がりに欠けるかな、と思いました。

  • 美実は、学校なんて面白くないから、ギリギリの出席日数さえ行けばいいと思ってる。
    だから学校に友達なんていない。
    イトコで高校教師のエイくんがいるからいい。
    エイくんはプロのミュージシャンの父親を持ち、エイくん本人もギターが超上手いんだけど、
    なぜか教師になっている。
    エイくんのアパートに泊まったりするけど、ほんとに泊まるだけ。何もない。
    両親が離婚して父親が出て行ったから、その代わりをしてもらってるって訳でもない。

    エイくんの周りに集まってくる個性的な人たちと関わりながら、
    美実は自分の周りにつくった壁を低くしていく。
    美実の成長の物語でもあるし、音楽の物語でもあるし、恋(多分)の物語でもある。
    エイくんの優しさがいいな。かっこいいし。

  • スナック菓子みたいに軽くて、さくさくさくっと食べることができるような、そんな雰囲気の一冊だった。
    大仰な教訓や身を切るような暗い哀切や波乱に満ちた怒涛のドラマはないけれど、その軽さが好きだな、と思った。
    勉強はできるけれど、他人とできるだけ係わり合いにならないようにと「自主休校」の多い女子高生ミミと、そのいとこでギターの才能がありながらも軟派な高校教師を飄々とこなしているエイショウの物語だ。
    二人の関係性やエイショウのできすぎたキャラクターなどを「ありえない!」と斬って捨ててしまえばそれまでなんだけれど、そういう面倒なことは言わない、と割り切って読んでしまえば単純におもしろい。
    こんな風に絶対の信頼を持って包んでもらえれば、きっとなんだって怖くないだろうと思う。


  • 2009/01

    図書室で偶然見かけて、
    表紙と中身ぱらぱらしたかんじだけだけど
    気に入って読んでみることに。

    ちょっと憎たらしいかんじの文章が
    わたし好みです(^ω^)

    それぞれいろいろ抱えてて個性的で
    やっぱりちょっと憎たらしい
    そんな登場人物みんなが愛おしい!

  • エイくんが格好よすぎだろう!だろう!だろう!

    ジョシならほれる!

  • 両親が離婚して白鳥実美ではなく堀実美になった女子高生。
    27歳の教師、イトコの白鳥永生(えいしょう)の親も離婚していたので2人の関係は「元」イトコだった。

    エイくんはギターがプロのようにうまくて、ミミのストーカーをしたエイくんの学校の生徒、光倉元希がエイくんにギターを教わって、とにかくいろんな人がエイくんとミミをきっかけに絡まってく。

    そういうとこ、ロックだよなぁ、なんて思ってみる。
    最後の車が突っ込んでくるシーンは、私まで震えてしまった。

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ROCKERの作品紹介

プチ不登校の女子高生・美実(16歳♀)といいかげん高校教師ギタリスト・永生(27歳♂)。ロック部創設をもくろむ少年、同性しか愛せない女教師、突き進む女性総合格闘家…元いとこ同士のふたりと愛すべき人々が織り成す、痛快かつ感動の物語。第三回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。

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