風の陰陽師〈4〉さすらい風

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著者 : 三田村信行
制作 : 二星 天 
  • ポプラ社 (2009年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591107478

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風の陰陽師〈4〉さすらい風の感想・レビュー・書評

  • 最終巻となりました。平将門を操る黒主を追いかけ、晴明、保憲、道満が東国に集ってきます。途中、運命なんでしょうね。道満と出会い、共に過ごしたあの女性が、あの人だったなんて。これには驚きました。その女性と気持ちが通じ合ったものの彼女を亡くし、更に黒主のせいで大切な友をも亡くしてしまった道満。そこで彼は悔い改めいい人になったかと言えば、相変わらずのふてぶてしさのままでしたが(笑)それでも、道満やっぱり変わったと思います。短命かと思いましたが長生きしましたね(笑)また、晴明にも大切な彼らとの再会がありました。なんとワンちゃんと牛さんが!でも彼らも亡くなってしまいます。やっぱり戦のお話では、死というものを避けて通れないんでしょうね。黒主は結局、病のために何一つ野望を叶えることが出来ませんでした。魔に魅入られ黒主として生きた人生。最期を看取ったのは息子の保憲でした。これも運命なんでしょう。将門はじめ多城丸も将文も、たくさんの命を犠牲にして物語は終焉を迎えました。将門という人物像は、現代においても魅力溢れるキャラなんでしょうね。彼に対する想像がどんどん広がっていくのですもの。わたしの大好きな夢枕獏版『陰陽師』でも、将門、晴明、俵藤太の物語は、群を抜いて面白いのですから。それにしても、将文どのっていい人すぎますよ。彼の恋、実ってほしかったな。ほんのひとときでも幸せになってほしかったです。この物語の主人公、晴明のラストにはそうきたか!・・・でした。

  • 多城丸と小枝が仲間として一緒にいる平将門の弟の将文に、将門の妻の花世が奇妙なふるまいをするようになったので、助けてほしいと頼まれ、下総へとむかうことになった安倍晴明。道中で、黒い子犬に出会い、なぜか晴明についてくる。同様に赤い牛に出会い、それぞれ「黒丸」「赤彦」と名付け、一緒に旅することに。花世にとりついていたものを祓うと、今度は小枝がさらわれた。またしても、黒主の策略が。そして将門を操っていた。謎の陰陽師の藤原黒主の正体は?晴明はどうする?

    平将門も安倍晴明も実在した人物ではあるが、この物語は作者の創作。こういうのって面白いよね。この4巻がシリーズ最後だそうな。黒丸と赤彦がいいよ~普通の犬や牛じゃないよ。
    全4巻おもしろかったが、ラストがちょっと・・

  • 平安時代の陰陽師、安倍晴明が主人公のファンタジー。

    最終巻である。何でも物語が終わるときには物悲しいものがある。
    安倍晴明が当時の人間にしては長生きだったことは聞いたことがあるので、晴明は死なないとは思っていたが、まさか道満。
    しかし、針を使わなかったら100歳以上まで生きていたのだろうか。サギ麻呂や多城丸、黒丸こと真比古、赤彦こと赤眉が死んでしまったのは残念。この状態で小枝と晴明が生き残ったことが意外だった。
    風の陰陽師というくらいなのだから、最後は風の術がきちんとでてきたし、風のように行方を知らないということで奇麗に終わったように思う。

  • シリーズ4冊目、読破ー!!
    少し尻すぼみ的な展開に少々がっかり…、物足りなさを感じた。
    このシリーズ最高潮は2、3巻です。
    黒主の正体が分かってしまってからは、刺激が低下。
    ただ驚いたのが、黒丸と赤彦の正体!!びっくりでした。
    他、袴垂と八角の関係も同様に意外。
    自分的には師匠知徳と黒主の対決になるのかと思っていたので、残念でした。鷺麻呂と道満コンビが好きだな~。
    黒主と晴明、道満と保憲ここらへんの対決が見ものでした。
    大人には物足りない感ありですが、子供・児童にはちょうどいいと思う。
    晴明と平清盛が登場するので、ドキドキした。

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