フォ-チュン・クエスト (8) (フォーチュン・クエストシリーズ)

著者 : 深沢美潮

• ポプラ社 (2009年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[oriduru1970さんの感想 · 2011年11月17日]

先に最終巻の後書きだけ読んでしまったのだが。どうやらパステルがあまり嬉しくない相手からプロポーズをされるらしい。→プロポーズ把握。なんというか、パステル…乙。

第一部、完！！
ホントにきれいに終わったわ。新シリーズが楽しみ！

結合双生児の魔法使いがいた気がするんだが。金さん銀さんっぽい名前の。新シリーズの登場人物かしら。未回収の伏線はどう回収されるんだろう。わくわくするなぁ。

クレイがパステルに花束をあげるシーンで、ちょっとドキドキしちゃった。すごくさり気ないシーンなんだけどね。

パステルは頼りないところがいいんだよね。頼りないファンタジーの主人公なんて、普通ならダメダメって感じだけど、ＦＱシリーズは例外だ。パステルは実に頼りなくて特別な特技を持っていない普通の女の子だ。けど、自分のふがいなさに悩みながらも仲間達と助け合って冒険を切り抜けていく姿がパワーを与えてくれる。

著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント：@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストＩＩ（８） 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」