([た]1-3)感傷旅行 Tanabe Seiko Col (ポプラ文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • ポプラ社 (2009年2月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591108352

([た]1-3)感傷旅行 Tanabe Seiko Col (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 90年代をにおわせる凄く好きな作品。登場人物達が憎めない程味がある。

  • 感傷旅行を読みたくて手にした。
    感傷旅行を読みたいと思った理由は、芥川賞受賞作だから。

    その感傷旅行は1964年発表なので、著者年齢が36歳位の時に書かれた作品になる。
    まあ、芥川賞を受賞作品というのは、作家のスタート時点の作品になるので、面白いという期待を抱くのは間違いだろう。
    実際にこの作品を読んだところ、大したことがないな、というのが率直な感想。

  • 1963年下半期芥川賞受賞作。田辺聖子は初読だが、この人に対するステレオタイプ的なイメージは持っていた。それからすれば、芥川賞作家だというのは意外だった。オオサカの放送界の男女が主人公だが、それに対置されているのが、線路工夫で共産党員のケイだ。ただし、ここで語られる「党」は時の世相を反映してはいるものの、きわめて図式的だ。倉橋由美子の「パルタイ」(1960年。芥川賞の候補にはなるが落選)が直ちに連想されるのだが、その後も含めてこの両者の階梯は大きい。世界や世間に対する向かい方が決定的に違うのだろう。

  • ☆芥川賞
    この文庫のために再録された4編からなる短編集。
    表題作の「感傷旅行」は芥川賞受賞作だが、作者自身が“内容とのギャップの効果を狙った”(あとがきより)と言うだけあって、かなり意外だ。
    変な男とばかり付き合っている有以子が次に熱を上げたのは共産党員のケイ。親友のヒロシから見ても今までになく朴訥な青年に思え、うまくいくかに見えたが…。
    有以子は田辺作品の中によくあるおきゃんな(!)キャラだが、中でも群を抜いてぷっつんである。党員がどうの、というよりその性格にちょっと辟易してしまった。本当はそこがこの作品の味なんだろうが。
    個人的には「田舎の薔薇」のほうが好きだ。多忙な女医(と言っても中年)とうだつの上がらない夫とのお話。

  • 芥川賞受賞の表題作のほか、『恋の棺』、『いま何時?』、『田舎の薔薇』を収録した短編集。
    一筋縄ではゆかない恋愛の苦さやしょっぱさが取り上げられてはいるが、「〇〇だナー」といった田辺さん独特の軽妙なノリは健在だ。
    表紙に惹かれて買ったが、読んだことのある話が入っていたり堅苦しい話があったりで、私にとってはあまり楽しめないハズレな一冊となってしまった、残念。

  • 乃里子シリーズから田辺聖子に入っていろいろ読んできたが

    とくに「感傷旅行」は
    たしかに田辺聖子の色をしっかりもっているけど
    いままでのというか他のものとはちがった。いいショックだった。

    共産党員をもってきたのが要因のひとつかもしれないけど
    それは人物像が面白いだけで
    クライマックスの面白さはまた別にあって・・・。

  • 田辺さんの本はこの歳になってから読むほうが沁みる…。

  • これはあんまり好きじゃなかった。

  • 大阪弁が甘酸っぱくてかわいい。「プレイボーイとおじさんと。でも彼氏と夫はいりません」て。

  • 体温のある心の動きが感じられ、ちょっとほっこりしたり風が吹いたり(笑)また田辺先生読むかもしれません。

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