- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591108406
感想・レビュー・書評
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私の心を支えて導いてくれる大切な本。
心の内側でもやもや悩んで、素直になれない、上手く話せないことが多いけれど、
これを少し読むと、スっと、軽くなって、栞のように落ち着いて過ごせるように、話せるようになる。
はんなりと、落ち着いて、こんな風に人と関われるようになれるように、していきたい。
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とても心を揺さぶられたので最高得点で。
人を好きになる過程が、丁寧に染み渡るように描かれていて、グッと惹き込まれました。家族の有り様から、日陰の恋?へのハードルの低さもそうかもねと思えます。
裏切りへの憎しみ、執着などどす黒い感情を持たない主人公なのは、いいような綺麗事すぎるような。
残念なラスト、やっぱり男ってダメだね、で終わります。 -
言葉が綺麗
1月〜12月と順々に進んでいく
純愛っぽけど実は不倫の話
でもそれを感じさせない綺麗(?)な恋愛
最後は2人でカメをする
ほっこりなお話だった
おせち料理や和食のお惣菜
出てくる料理の描写がどれも美味しそう!!!
食べたくなった!!!!!!
着物について細かく書いてあるのも凄く好き
サラッと1日で読めた -
この物語、好きです。雰囲気とか。この物語を読んで歳時記のこととか興味を持つようになりました。わたしもこのような生活をしたいなぁと思いました。
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裏表紙にタイトルの意味があり、男女がうちとけて小声で楽しげに語り合う様子とある。タイトルがとても似合うお話でした。感情のごたごたはあえて書かず、けれど悲しい心情がよくわかり、途中涙。 いわゆる不倫関係だけど、そのドロドロした感じは出さず、谷中の風情と似合う素敵な恋人たちでした。
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アンティーク着物店を営む
栞の日々の生活、恋愛事情について
なんとも素敵に書かれている感じ。
きっと、著者の小川さんて、
おされでセンスがよくて、
素敵な人なんだろうなーと感じます。
アンティーク着物は素敵だし、
和風な暮らしにも憧れるし、
丁寧に暮らす感じの栞に
憧れますが、実際問題、
やっぱり私には無理な話だなって
でも、素敵やなーって。
ただ春一郎さんとの恋愛は
苦しくて、切ないです。
悩む栞の姿が痛々しい。
30代女子の小説って感じだな。
あたしは、「食堂かたつむり」より
こちらが好きだなー。-
「「食堂かたつむり」より」
そうなんだ、結構「食堂かたつむり」は気に入ってるので、これも読んでみよう。。。
「アンティーク着物店」
って、目...「「食堂かたつむり」より」
そうなんだ、結構「食堂かたつむり」は気に入ってるので、これも読んでみよう。。。
「アンティーク着物店」
って、目利きじゃないと、殆ど勤まらない商売だろうなぁ~でも着物に限らず、アンティーク物に囲まれたら、それだけで幸せに浸りそう。2012/10/29
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いやはや、とても良かった。とても泣いた。
小川さんの書く文章や、心情は、すごくストンと私の中で落ち着く。
似ているのかもしれない。
花や、神社や、食べ物の話題が多いのも嬉しい。
ちょうど、クチナシの花の匂いを栞と同じように昨日感じたばかりだった。
“人を好きになるとすべてが反転してしまうことを思い出した。
永遠と感じていた景色が儚く、幸福だと思っていたことが切なくて物悲しくなる。
世界中のありとあらゆるものが裏返って、すっかり入れ替わってしまったようだった。”-
コメントありがとうございます(^O^)
返事書いてます!
それにしても
マジでご近所さんみたいで
ちょっと嬉しいです(笑)...
コメントありがとうございます(^O^)
返事書いてます!
それにしても
マジでご近所さんみたいで
ちょっと嬉しいです(笑)
小川糸さんは
『食堂かたつむり』しか
読んだことないけど、
体にじっくり染み込むスープのような
あたたかな感触を持ってますよね。
人を好きになると…っていう文章
スゴく共感しました。
いつも見慣れた景色が
なぜか違って見えてくるし、
なんとなく
人に優しくなれたり、
何気なく過ごしていた時間の大切さに気づいて
なんか泣きたくなったり。
人を好きになるということは
スゴくいろんなことを教えてくれるし、
本当は恋することでしか
人は成長できないのかな〜って
思ったりもします。
この本探してみますね(^_^)
2012/06/19
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不倫は肯定しないが心に染みる不倫とでもいうのか…辛い事も柔らかな文面で包んでいる。正当な恋ではないが応援したくなる。
食べ物の表現が美味しそうです。