([え]2-8)透明怪人 江戸川乱歩・少年探偵8 (ポプラ文庫クラシック え 2-8 少年探偵)

著者 :
制作 : 藤谷 治 
  • ポプラ社
3.63
  • (11)
  • (11)
  • (20)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 178
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591108741

作品紹介・あらすじ

町はずれの廃墟に、ろう仮面の紳士が入っていった。後をつけていた少年探偵団員二人の目の前で上着とシャツをぬいだその男は、なんと透明人間だった!目に見えない透明怪人が連日事件を引き起こし、東京中を震え上がらせる。怪人の出現に、明智探偵と少年探偵団は…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この装丁と挿し絵が素晴らしい。
    恐怖とワクワクがあいまる感覚。ポプラ社ありがとう。

  • シリーズ第8弾。
    今回は東京都内に透明人間が現れます。
    その透明人間は人助けをする一方で、高価なものを盗んだりします。

    犯人らしき人物はすぐに想像が付くのですが、透明人間のトリックが分からない。少年探偵団・副団長の大友くんが透明人間第4号にされてしまい、さらに謎が深まりました。

    「子どもが障子の陰から、バアと言って、人をおどろかすような気持ち」に悪気はない。
    世間や明智探偵をビックリさせたいが為に、あれこれと考える怪人二十面相がいじらしい。

    次回も怪人二十面相が明智探偵にどんなイタズラを試みるのか、とても楽しみです。

  • 町はずれの廃墟に、ろう仮面の紳士が入っていった。後をつけていた少年探偵団員二人の目の前で上着とシャツをぬいだその男は、なんと透明人間だった!目に見えない透明怪人が連日事件を引き起こし、東京中を震え上がらせる。怪人の出現に、明智探偵と少年探偵団は…。
    【巻末エッセイ/藤谷治】

  • 島田父が迂闊過ぎて笑ってしまった。
    息子にすら教えていなかった大切な隠し場所を、
    何故初対面の人間に教えてしまったのか。

  • 怪人二十面相の話を初めて読んだ。ロウの仮面をかぶってる姿や、地下室の様子が言葉だけなのに想像しやすかった。推理小説として見ると物足りないけど、児童小説としてなら。て感想を抱いた。

  • 小学校の図書館で借りて読んだ。江戸川乱歩シリーズは色々読んだが、この小説は好きで何度も読んだ。

  • 動機は『世間をあっと言わせたかったから』

  • なかなかアイディアとか、この時代にしては奇抜で好き。

  • この本を小学生の時に読み、そこから江戸川乱歩にはまり始める。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江戸川乱歩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×