([い]1-2)人間の関係 (ポプラ文庫)

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著者 : 五木寛之
  • ポプラ社 (2009年4月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109113

([い]1-2)人間の関係 (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 五木先生の思想は、私の感覚に素直に入ってきます。
    いろんなことで苦しんだり、迷ったりしているときには、先生の本を手に取っていることが多いなあ。

  • 誰かのオススメで読んでみた1冊。印象的だったのは、作法の話ですかね。お茶や武道の稽古の帰りに、車で無理な追い越しや割り込みをしていたんじゃ意味がない。学んだ作法が全ての動作や人間関係ににじみ出るのがほんと。確かに。これは、例えば自転車のマナー向上を自転車に乗ろうっていう形ではなく、他のことでマナー向上を促すこともできるんじゃないかなとか思いました。自分も、ひとつ作法について学んでみるのもいいかもしれないな、とか思いました。

  • 生きにくい現代を、仏教の「苦」の思想や「鬱」の本義に遡って考え直し、生きるヒントを与えてくれる一冊。氏の本を読んだことは今までなく、今回初めて手にとって読んでみた。
     文字も大きく、数時間で読める書物であるが、氏のつむぐ言葉のリズムは、ゆっくりと一文一文を味わいたくなる深みにあふれていた。ただ私にはどうも文学染みている気がしてしまった。私は、いわゆる一つ筋の通った、概念なり体系というものが出てこないと、満足感を得ないタイプの読者であるようで、この本を読んで学んだものは何かと問われるととっさに返答できない自分がいるのは残念であった。
     しかし、人間の「関係」という観点から、社会に起こる様々な自称を憂いながら深く洞察する氏の鋭い視点に引き込まれたことは言うまでもない。

  • 著者の本を初めて読んだ。平易な文章で読みやすい。内容は浅く広く、しかし、著者の人生から語られており説得力があった。

  • タイトルとおり人と人との関係をテーマにしたエッセイ。
    夫婦だったり、他人だったり、友達だったり。色々な距離感の人について述べられております。全体を通じて感じるのは「他者に過度に期待しちゃだめ」といったことでしょうか。確かにその通りで見返りを求めての行動は本物ではない気がします。ある人を助けるような行為もやりたいからやる、それをやっている自分が好きというモチベーションで動くべきで、決してその人からの感謝を期待して動くべきではないということですね。

    以下抜粋
    「慈」の愛と、「非」の愛。
    言葉を換えれば、励ましと慰めとなるでしょうか。慈の愛は、人々を立ち直らせ、勇気づけ、元気づける愛。そして、高い所へ、ともに歩いていこうという、呼びかけの愛です。
    非の愛とは、なにも言わずに、相手の痛みを感じようとする愛です。ただ、自然にわきあがってくる感情が、相手にじんわりと伝わっていくという、無言の愛。

  • 人間は愚かでいいかげん。5%ぐらい信じればOK。それ以上の信頼を求めるのは贅沢。

  • 【再読】済
    「いくの流れはたえずして、しかも・・」
    「・・諸行無常の・・」
     世の中に変わらないものはない。
    その中で少しでも、頼りになるのが
    ”人間の関係”

  • ネガティブなことは、あってはいけないものなのか?
    ポジティブなことは、強迫じみていないか?
    彼なりのバランスの取り方に、共感した。

  • 著者は自分の父親と同年代で、ゆえにまだ僕が経験していない、あるいは考えが至ってないところを淡々としかし力強く主張していく。表現にあたっては言葉が慎重に紹介され、言葉の重みというのを改めて実感させられる。「伝えたいと思うことと伝わることとは違う」、と言っている人もいて、ますます言葉を選ぶこと、表現することの大きさを知る。

    「仕事」に関する話題から1つの例をあげる。「人脈」というテーマがあった。「人脈」って定義が今ひとつ曖昧で、それに昨今では人脈を作るために会合に参加したり、という活動があるけれど、そういう人脈から具体的に何か仕事に活かすことはできますか?という問いかけ。逆に、自分自身が考えて具体的に行動するにあたって、影響を及ぼす人たちってどんな関係の人ですか?そういう人たちを意識することの方がいわうる「人脈」よりも大切にすべき関係の人たちでは?と。

    書評の出典(僕のブログ):http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20071215/1256430347

  • さらっとした文の運びで読みやすい。
    私が人間の関係について考えていることと、五木さんが本書で述べていることと似ていることが多かった。
    余談だが、他の本に比べて文字が大きくて読みやすい。

  • 五木さんご夫婦の、それぞれの仕事に適した場所に住み、時間の空いた時に逢う。逢っているときはずーっと語りあえる。そんな関係がとても素敵で印象に残ってます。

  • とても読みやすかった。さらっと読めてしまったので、再読しよう。

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