14歳のノクターン (teens’hert selections)

  • 33人登録
  • 3.26評価
    • (0)
    • (8)
    • (8)
    • (3)
    • (0)
  • 9レビュー
  • ポプラ社 (2009年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109533

14歳のノクターン (teens’hert selections)の感想・レビュー・書評

  • 大人になった主人公が中学生時代の回想をするところから始まる。
    あまり好きでなかったチーコが転校する事になってから主人公はチーコの大切さに気づく。
    同い年なので彼女達の悩みなどに共感できた。
    感情などがリアルでみずみずしかった。

  • 50年前ほどの女子中学生の、恋したり悩んだり友だちと喧嘩したり相談したりくっついたり離れたりとか、そういうあれ。
    「児童向け」といえばそうだし「これぞ思春期」といえばそうなんだけれど、そういうのが昔から嫌いな子供だったまま大人になった私は「なんかメンドクセ!!」って思う部分も結構あって、だからヤキモキしながら読みました。

    まず名前がわかりにくい…。下手に外国の翻訳小説読むよりわかりにくかったです。テコにニコにアコだっけ?ターコ?わけわかめ。

    ◯◯ちゃんは、あっちのグループに入ったね。
    あの先生、本当にうるさいんだけれど!
    一人でお弁当の時間を過ごすなんて耐えられない…
    先輩がキスしようとしてきたらどうしようかしら//

    うーん、面倒くさい。私が多分、そういう思春期やそういう青春を経てこなかったからかもしれない。

    良くも悪くも、登場人物が変にマセてて、変に子供なんだよね。今の子がこれを読むとどう思うのだろうか…。

  • 時代的には昭和で、正直私にはあれ?と思うこともあったのですが、恋の悩みや流行への関心というのはいつの時代も変わらないのだなぁと思いました。
    登場人物たちはニックネームで描かれているため、個人的に慣れるのに少し時間がかかりましたが、馴染むと逆に愛着が出てきました。

    自分にはない、友達の才能がうらやましい。
    嫌なところもあるけど、やっぱり親友だ。
    友達と話すのが、みんなといるのが楽しい。

    そんな素直な感情が伝わってくる作品でした。

  • きょう読み始めてきょう読了。久しぶりのさとうまきこさん。
    1960年と、ちょっと昔が舞台の14歳。ひととひととのかかわりの、微妙な部分の描き方の丁寧さがさすがだなぁと思う。時代の変化のなかで変わらないものと変わるもの、というあとがきのことば通り、60年代ってこういう感じだったのかもなぁ、というところと、女の子が集まるとこんな感じだよねぇ、というところ、両方ともを感じた。大学まである私立中学校が舞台なせいか、出てくる女の子はみんな裕福なうちの子ばかりなのだけど、強調しすぎず、かつ意識しているのはわかる感じのあっさりさで、嫌な印象にならなかった。
    はじめだけ大人な「いま」の章子が出てきていて、おしまいにもう一度戻るかなと思っていたけれど、「いま」には戻らないままむすびに。その後が定められなかったのにほっとした一方、「いま」からつないでのばしていた気持ちの糸の行く先をみつけられないまま終わってしまって、ちょっと消化不良な気も。善し悪しなのかな。
    気になってはいるものの、あまり冊数を読んでいない作家さん。一度まとめて読んでみようかしら。

  • 著者の中学時代、
    なんと昭和30年代半ばというからちょっと驚きました。
    というのも、
    今中3の長女の毎日と重なり
    そしてまた、
    私が過ごした中学時代を思い出させるものでもあったからです。

    著者の『あとがき』にあるように
    時代が変わっても
    友情や甘酸っぱい恋の記憶、心の成長は
    皆が通る道なんだろうなと感じました。

  • 図書館で一目惚れというほどじゃないけど
    見た瞬間に読んでみたいなぁと思った本

    50年前の14歳の少女のお話
    今も昔も変わらないもの、大きく変わってしまったもの
    でもやっぱり根幹にあるのは人間だから、そう大きくは違わない
    そんなことを意識してしまう小説ですね。

    すっと物語に吸い込まれるように入り込めるけど
    どこか第三者的な視点が残ってて、すっきりした後味でした。
    さとうまきこさんはこの手の小説を書かれてるみたいだけど
    まぁ暫くはお腹いっぱいかなって感じ~
    でも書き方は嫌いじゃないし、話も面白いと思います。

  • 今65歳の作家さんの中学生時代の話で
    ペチコート入れたスカートとか時代を感じるあだ名のセンスとか
    モノクロテレビとか西部劇とかクリント・イーストウッドとか
    そういうもろもろが「おお昔だ!」って感じでした

    女の子のグループがどうとか、何人グループがどうとかそういうくっついたり離れたりケンカしたりが
    めんどくさー!って思うくらい丁寧に描いてあって
    40年とか前でも女の子って変わらないんだなーと思いました

  • 小説家の章子が14歳だった頃、仲良しグループで過ごしていた日常の物語。
    通学電車で会う違う学校の男子に興味を持ったり、親に反発したり、
    グループの結束が揺らいだり、恋をしたり・・・。

    時代は昭和35年、オリンピックをひかえて日本が勢いづいていた頃。
    舞台となるJ学園は、裕福な家庭の子どもたちが通う学校。
    流行語とか、ファッションがノスタルジックです。

    作者があとがきで述べていますが、友達同士のぶつかりあいがあって、
    友情が深まっていった時代だったそうです。
    今は、皆あまり本音でぶつかったりしてないよね。
    心の中をさらけ出せる、真の友人を持ってる幸せな人は、どれくらいいるのだろう。

全9件中 1 - 9件を表示

14歳のノクターン (teens’hert selections)はこんな本です

ツイートする