([え]2-11)鉄塔王国の恐怖 江戸川乱歩・少年探偵11 (ポプラ文庫クラシック え 2-11 少年探偵)

著者 :
制作 : 小川 一水 
  • ポプラ社
3.27
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本棚登録 : 127
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109618

作品紹介・あらすじ

名探偵明智小五郎の優秀な助手、小林君の目の前に、カラクリの箱を牽く奇妙な老人が現れた。その数日後から、東京の夜の街に巨大なカブトムシが出没し始める。怪異の背後に見え隠れする怪人団、鉄塔王国とは何なのか?とらわれた少年を救うべく、小林君が大活躍。

感想・レビュー・書評

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  • 挿絵が山口氏から表紙の柳瀬氏に変わられた。山口氏の丁寧な挿絵が好きでした

  • シリーズ第11弾。
    今回は東京の夜の街に、巨大なカブトムシが現れる話です。

    夏休みに、カブトムシやクワガタ採りをしたことを思い出しました。
    現在の子どもたちがカブトムシに興味を持つかは分からないけど、私と同じ年代の男性が当時読んでいたらきっとワクワクしたはずです。

    カブトムシという言葉で子どもたちの心を魅了し、巨大カブトムシという言葉で不気味さを感じさせる。乱歩先生のこういう点が上手だなあと感心してしまう。

    身代金を要求された高橋社長、私だったら絶対に人間不信になるだろうなという出来事ばかりで同情してしまいました。

  • 名探偵明智小五郎の優秀な助手、小林君の目の前に、カラクリの箱を牽く奇妙な老人が現れた。その数日後から、東京の夜の街に巨大なカブトムシが出没し始める。怪異の背後に見え隠れする怪人団、鉄塔王国とは何なのか?とらわれた少年を救うべく、小林君が大活躍。
    【巻末エッセイ/小川一水】

  • 「カブトムシから電話です!」は笑ってしまった。

    昔読んだ時は、
    「ああこれで二十面相は死んだんだ」と
    感じたことを思い出す。
    その後普通に復活してたので、子供心に納得いかなかったなぁ

  • カブトムシの化け物って(笑)
    設定の無茶ぶりがスキ。

  • カブトムシ大王の正体...

  • 巨大カブトムシが登場! 部屋の中をものすごい速さで這い回り、壁まで登る巨大カブトムシ! 絵的に凄いモノがありました。
    それと部屋に設置する落とし穴は二十面相の専売特許かと思いきや、明智の部屋にも設置してあるのには笑った。凄いよ!

  • カブトムシの中に……が入っているとわかった時点で、陳腐に見えてしまった。

  • 1954年発表

  • 2010.03.27読破

    巻末エッセイ/小川一水

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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