迷いの晴れる時間術

  • ポプラ社
3.85
  • (8)
  • (10)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 125
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591110522

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時間志向を6つのタイプに分類する。
    過去肯定型、過去否定型、現在快楽型、現在宿命論型、未来型、超越未来型。
    未来志向が高いほうが幸福度が増すが、高すぎても問題。

    周囲から期待されることで、行動が変化する。未来志向が増える。
    死ぬべき運命にあることを意識することは、未来志向になる。昔の時計にはどくろの絵が彫られていた。時計を見るたびに、死を意識する。

    未来に備えることや未来を心配することは両刃の剣。将来を心配することはストレスになる。
    ごくわずかな責任と自由度があるほうが長生きで健康になる。

    時間の浪費は、楽しんでいる時間は浪費ではない。
    自分の幸福を一日の中で見つけて、それをもっと増やすように心がける、不幸にするものを減らすように心がける。
    今日が残りの人生の初日だと決める。

    チャンスは心構えができた精神に訪れる。

    最適な時間志向配分は、
    過去肯定が強い、未来が適度に強い、現在快楽が適度に強い、過去否定が弱い、現在宿命論が弱い。
    過剰な未来志向の人は、行動を減らす。

  • 心理学の視点から現代人の時間感覚を鮮明に描き出し、希望にみちた人生観を提示。
    6つの時間志向(過去肯定型、過去否定型、現在快楽型、現在運命論型、未来型、超越未来型)の中で自分がどれに当てはまるのか調べることができるのですが(1が一番当てはまらず、5に近いほど当てはまる)一番近かったのは未来型でした。でもそれも3.2くらいでそこまで極端ではない。私って時間志向が微妙ってこと?(笑)どんなバランスで生きていくのが一番いいかというのは読んでいてなるほどなーと思いましたが、個人的にはタイトルの「迷いが晴れる」っていうのに期待してたので、その意味ではちょっと違ったかな。心理学的な観点から見るのは興味深かったです。

フィリップ・ジンバルドの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×