反撃 (teens’ best selections)

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著者 : 草野たき
  • ポプラ社 (2009年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591111383

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反撃 (teens’ best selections)の感想・レビュー・書評

  • 久々に草野たきを読んだ。
    すごく、よかった。学校の児童書の欄にあるのがもったいないぐらい。
    思春期の多感な子供たちを書くのに本当に長けた作家だなと思う。
    小学生のときに買ってもらったハッピーノートはいまだにとっておいてある。

  • 「ヒーロー」「いつかふたりで」がお気に入り。
    どの物語の主人公も芯の強さを感じさせてくれてよかったです。

  • ピュアフル・アンソロジーに掲載された作品に、加筆修正したもの。


    「神様の祝福」・・・・・ピュアフル・アンソロジー『卒業。』
    「ヒーロー」・・・・・・ピュアフル・アンソロジー『手紙。』
    「いつかふたりで」・・・ピュアフル・アンソロジー『もうひとつの夏休み。』
    「ランチタイム」 ・・・・ピュアフル・アンソロジー『放課後。』
    「さつきさん」 ・・・・・ピュアフル・アンソロジー『片思い。』

    女子中学生の日常を書いた物語(短編集)。
    登場人物が少しずつ繋がっている。

    大人でもない。児童でもない。
    おとなの階段をのぼっている途中の女の子の気持ちが、どこか懐かしいお話ばかりでした。
    自分にもそんな頃があったのかな…あったんだよね、きっと。

  • 物語が関係している短編集。中学生が進路を考えるというとでストーリなんだけど、衝撃だったのは、若い先生の自殺未遂。この現場をみたこ子供たちがそれぞれにトラウマとして残っていた感情が進路につながっているというお話でもあり、ちょっと怖かった。

  • どこか曲がっていているように見えて、まっすぐに生きている女の子たちの話。
    一人ひとりの正義があって、軸があってかっこいいなと思った。

  • 長編かとおもいきや、ひと区切りで主人公がかわるので、これ誰?と面食らった。でも読み進めるうちに前の話の脇役が今度の主人公になっている。内容も深く、ニヤリと笑ってしまうものが多い。
    私はパズルのピースをはめ込むような話の構成はあまり好きではないが、この本に関しては、その構成がいきていると思う。個々の生活感をだせていて、当たり前だけど人には人それぞれの生活や悩みがあるのだと考えさせられる。
    思春期の女の子を様々な角度から描いている。河上さんと稲葉くんカップルの続編が是非とも読んでみたい。

  • 確立してないけど、自我を求めてがんばる女子中高生5人の話。最近話題になってた有川さんの「阪急電車」と同じく少しずつストーリーがつながってるところが面白い。

  • ★P.N 風博士さんのおすすめコメント★

    様々な環境におかれ、どこかくじけそうになる五人の少女たちの物語。そのゆるやかなつながりから見えてくるものは、どこか美しくもある。青春YA小説。

    OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000781931

  • きょう読み始めて先ほど読了。草野たきさんは「透きとおった糸をのばして」に続いて二冊目。
    五つの作品の短篇集。連作短篇、なのかな。直接関係あるとはいい難いけれど、ほんの少しずつリンクしあっている。そのつながっていないようでつながっていて、でもやはりつながりとはいい難いような感じは、けっこう面白かった。でもひとつひとつのお話は、前半二作は正直うーん、と思い、後半三作はそれなりに、という感じ。もう一歩、踏み込めるのじゃないかしら。
    もう少し何冊か、草野さんを読んでみたい。

  • 草野たきには以前から注目していた。講談社の児童文学新人賞を取っているからだ。
    なるほど彼女は筆力があると思った。センスも高く、モチーフもおしゃれだ。ときどきはっとさせられる表現があるし、目の付け所がいい。才能ある作家だと思う。
    この本は装丁もいいし、小川かなこの表紙絵も際立って素敵。児童書ではこれ以上のおしゃれな装丁はまずないだろう。さすがポプラ社。一般書とまったく忖度ない出来だ。
    ただ、主人公の気持ちの流れなどに説明が多すぎる気がした。児童書とはいってもヤングアダルトのくくりであるし、もう少し省略しても構わないんじゃないかな。その辺、とっても惜しい。

  • 中学生女子の日常を描いた短編集。それぞれ独立した話だけど、まるでリレーみたいに繋がってる1冊。どのお話の主人公もそれぞれに闘ってるという点で、微笑ましくまた応援したくなる。がんばれ、オンナノコは強いのだ^^

  • 少女たちが、色んな困難にぶちあたる。 大人の目からみたら笑っちゃうような悩みもあるのだけど、本人は大真面目だ。 そんな困難にモンモンとするだけじゃなく、それを打ち破るべく反撃に出る少女たち。 東北に住んでいる「妄想パリジェンヌ」のお話は、可笑しくて可愛くて涙が出そうに面白かった。

  • 5人の少女たちの問題は、他愛もないちっぽけなことなんだけど、今を生きている彼女たちにとっては、目の前に聳え立つ摩天楼のように八方ふさがりの大きな壁であり、それを乗り越えて受容する「反撃」はとても大きな一歩である。その過程に笑ったし、ほろりとした。
    あと金八先生のよく言う「人」という漢字の成り立ちが頭に浮かび、人との繋がりにほっこりしたりもした。表紙絵の色々はみだしちゃってる不細工な着色も思春期にぴったりだ。

  • 中学生女子の日常を描いた短編集。どの話も少しずつ、つながっている。
    自己中心的だったり、クラスの平和のためにグループに属さず、自分を笑いのネタにしたり、こだわり(あこがれ)が強すぎたり、・・・個性的なキャラがいっぱい。女子の中2病ってこんなんだったかも?

  • 女子中学生が主人公の短編集。それぞれの物語がほんのちょっとずつつながっている。

  • 2010.12.15 (124) 朝風呂に入るが中で一気読み。下の娘が学校で借りた本。短編だが少しづつ主人公が重なるところが好き、と言う。確かにその通りでつまらなくはないが、ベテランの読み手である私にとっては物足りない内容。

  • 5人の女子中学生の短編集。
    ちょっとずつつながっている。

  • 中学生のそれぞれの思い。

  • 5人の女のこたちの短編集。それぞれ悩みをかかえた子たちをちょっとくすっと笑えるかんじで描いている。あまりじーんとくる話とはちがった。

  • 【内容】

    五人の女子中学生のオムニバス短編集。
    夢、人間関係、見栄、憧れ、恋。自分自身。
    女子中学生だって、静かに闘って生きている。

    【感想】

    私にも、「自分の本当の姿をみんなは知らない」とか「自分はもっと何かできるはず」と思っていた時期があった。

    この本に出てくる五人は、まさにその時期の女子だと思う。
    たぶん脱皮間近で、自分ワールドが最大に広がってる時期。
    同世代の頃に読んだら、もっともっと共感したんだろうなと思う。

  • 表紙なんか怖い。

    短編集でございます。

    客観的に見ると、どの女の子も「痛い子」って感じだけど、私は結構好きです。特に千絵ちゃん。

  • 中学生の女の子5人の短編集。
    お話の最後にちらっと出てきたひとが次の話の主人公になってました。

    ひとりめのこは、バドミントンと演劇を一生懸命やったのにあっさり用済みというか「別にいらないこ」扱いされて恋愛も空回りしながらシンガーソングライターになる話

    河上さんはひとりグループに属さず道化を演じ、クラスの平和を守ろうとする話。いじめの末に3階から飛び降りた先生のエピソード(しかも「面白いもの見せてあげる」って‥!)は背筋が凍りました‥

    千絵ちゃんはお母さんが仕事人間で、色々ガマンしてきたのが田舎のいとこへの長年のガマンと共に爆発する話

    朋子ちゃんは田舎で大家族なのがいやでいやで、パリやロンドンや北欧に憧れてやまない。お母さんに対して自分がいやだと泣くところでお母さんが「家族や友達が自分を好きで仲良くしてくれてるのに、自分だけが自分となかよしになれないのはおかしい。自分を好きにならないと自分がかわいそう」って言ってました。

    瑞穂ちゃんはいとこのたかしちゃん(30歳)の結婚騒動に巻き込まれて恋愛とは?とか大人のずるさ?とかについて傷つきながらも学んでいく話

    ながなが書いちゃった。
    みんな色んなこと考えてるんだよなぁ‥
    周りのひとが何をどう考えて生きてるのかってわからないからなぁ‥
    ちょっと気になる

  • イケてない少女たちの「反撃」の短編集5話。
    彼女たちの不器用なところに共感できたり、勇気のあるところに励まされたり。

    主人公の女の子たちは、お互いを知ってたり知らなかったりなんだけど、
    同じ時間を過ごしているって関係も、おもしろい。

  • これまでの草野たきさんらしくない穏やかでないタイトルの短編集。しかも1篇目がかなりイタい話だったので心配したけど、読みとおしてみれば、彼女らしい成長話ばかり。世の中、思い通りにならないことばかりだけど、自分の見方や考え方が変われば、HAPPYになれるかも。前にも書いたけど、草野さん主人公を高校生以上にしてみてもらえませんか?

  • 友だち、家族、将来、そして自分自身のことで悩む中学時代。そんな中学時代がリアルに描かれています。おとなしい子―と思ったら、大まちがい!
    けしてあきらめない!5人の少女たちのガールズファイトストーリー。 短編ですが、少しづづお話がつながっていておもしろいです。

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反撃 (teens’ best selections)の作品紹介

おとなしい子-と思ったら、大まちがい!けしてあきらめない中学生5人、しぶとく、しなやかに、進め!日本児童文学者協会賞受賞作家のあたたかく爽快な最新YA小説。

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