反撃 (teens’ best selections 23)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 251
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591111383

作品紹介・あらすじ

おとなしい子-と思ったら、大まちがい!けしてあきらめない中学生5人、しぶとく、しなやかに、進め!日本児童文学者協会賞受賞作家のあたたかく爽快な最新YA小説。

感想・レビュー・書評

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  • フレッシュでピュアな少女たちの奮闘劇。

  • 「おとなしい子-と思ったら、大まちがい!けしてあきらめない中学生5人、しぶとく、しなやかに、進め!日本児童文学者協会賞受賞作家のあたたかく爽快な最新YA小説。」

    「神様の祝福」
    ◎「ヒーロー」
    ◎「いつかふたりで」
    ◎「ランチタイム」
    「さつきさん」

     無理して痛々しくて個性強いキャラクターにちょっととまどいを覚えつつ。ああ、でも中高時代を思い出し、私の頭の中も文章にしたらこんなかもしれないな。ちょっと変わり者やったあの子も。お調子者のあの子も、お嬢様やったあの子も。あのころの会話や行動を文章にしたら、キャラ強くてうそくさくなっちゃいそうだな、たしかに。
     「いつかふたりで」のいとこ同士のふたりのやりとり、そして、「ランチタイム」の主人公のお母さんが素敵だ。 

     わたしには草野たきさんの本ちょっとテンション高くて物語に入り込めない。でも、中学生の感想を聞いてみたい。

  • 思春期の中学生の女子、それぞれの戦い。思春期のこどもたちに。

  • 学生時代のリアルな悩み事を回想できた。子どもの成長の過程でまた読み返してみたい。

  • 思春期の最中に読んでも、おとなになってから読んでも、
    ああそうだ、そうだった、と思える子が、
    どんな方にとっても、ひとりはいるのじゃないかなぁ、と思える本でした。

  • 誰かをうらやましがる、とねたむは似ていても、違う

  • 久々に草野たきを読んだ。
    すごく、よかった。学校の児童書の欄にあるのがもったいないぐらい。
    思春期の多感な子供たちを書くのに本当に長けた作家だなと思う。
    小学生のときに買ってもらったハッピーノートはいまだにとっておいてある。

  • 「ヒーロー」「いつかふたりで」がお気に入り。
    どの物語の主人公も芯の強さを感じさせてくれてよかったです。

  • ピュアフル・アンソロジーに掲載された作品に、加筆修正したもの。


    「神様の祝福」・・・・・ピュアフル・アンソロジー『卒業。』
    「ヒーロー」・・・・・・ピュアフル・アンソロジー『手紙。』
    「いつかふたりで」・・・ピュアフル・アンソロジー『もうひとつの夏休み。』
    「ランチタイム」 ・・・・ピュアフル・アンソロジー『放課後。』
    「さつきさん」 ・・・・・ピュアフル・アンソロジー『片思い。』

    女子中学生の日常を書いた物語(短編集)。
    登場人物が少しずつ繋がっている。

    大人でもない。児童でもない。
    おとなの階段をのぼっている途中の女の子の気持ちが、どこか懐かしいお話ばかりでした。
    自分にもそんな頃があったのかな…あったんだよね、きっと。

  • 物語が関係している短編集。中学生が進路を考えるというとでストーリなんだけど、衝撃だったのは、若い先生の自殺未遂。この現場をみたこ子供たちがそれぞれにトラウマとして残っていた感情が進路につながっているというお話でもあり、ちょっと怖かった。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透き通った糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞、01年児童文芸新人賞を受賞。07年『ハーフ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2016年 『Q→A』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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