ファミリーツリー

著者 :
  • ポプラ社
3.20
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本棚登録 : 1516
感想 : 276
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591112496

感想・レビュー・書評

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  • 7月28日

  • 以前にも少し読んだことがあった。忘れていた。

    設定が、どうも吉本ばななの『つぐみ』に似ていて、しかも話の方向性が見えない。

    嫌いじゃないのだけれど、いまいちあわない。

  • (2014/6/13読了)
    小川さんの本は、代表作である、「食堂かたつむり」を含め、数冊読んだことがあります。
    こちらの本は、ツッコミどころは多々あったのですが、このスピードで読み終えたので、面白かったのでしょう。他人事みたいだけど、気がついたら読み終えてたので。
    タイトルは家系図を模していて、登場人物のほとんどが一族の中の者。この狭い人間関係の中に、クォーター、一夫多妻制、心の病、ラブホ、親子程の年の差の恋人、ホスト、火事、借金による逃避、同性愛、留学先での妊娠、ついでにカツラ…ちょっと詰め込みすぎと違いますかぁと、つっこんでしまいましたよ。
    時系列に思い出を語るように書かれてますが、先を知らせすぎてる部分や、急に官能小説みたいになったりとか、どうなのかなぁなんて思うところも多々ありました。
    もしかして、映像化を考えてのことなのかなぁとの、深読みをしてしまいます。
    でも面白くなかったわけではなくて、読みやすかったし、ハッピーエンドだったので、万人向けかもしれません。

    (内容)
    だって、僕たちはつながってる。厳しくも美しい自然に囲まれた場所で、少年はかけがえのないものを知る。命のきらめきを描き出す、渾身の一作。新しい小川糸がここに。

  • 読んだときに思い出したことがある。
    いとこと結婚した人の話。腐れ縁で。といっていたなぁ。
    この主人公たちがどうなるか、わからない。一緒にいることが、幸せになるかわからない。それでも別れられない、離れられない運命ってあるのだと思う。

  • 様々な形の家族が出てくる。
    でもどの家族も愛おしくて、家族って良いなと思えてくる。

  • 主人公にはあまり感情移入できなかったんだけど、菊さんとかスバルおじさんとかゴボウが良い味出してたと思う。

  • 描きたいことがよく伝わってきたし、
    積み重ねられるエピソードがどれも美しかったので、
    読んでいて無理がない、という印象。
    やや予定調和。

  • 図書館

  • 長野の穂高で、ひいおばあちゃんが切り盛りしている「恋路旅館」に住んでいる、リュウと姉の蔦子。そして夏休みになるとやってくるリリー(親戚の子)。3人は穂高の自然の中で夏休みを満喫する。・・・・・そのうち、3人は成長し、それぞれの道を歩くのだが・・・・。

    穂高の自然は素敵だし、幼い3人の夏休みはノスタルジックだし、成長してくさまは青春のキラキラだし、恋愛もあるし、進路もあるし、中にでてくる犬の海との話は、私には泣きポイント(今は犬の話は確実に泣く!)だし!!
    ・・・・・だが。
    なんだか、途中で退屈したの。なんだかな~。
    映画にしたらまぁまぁ、いい感じに仕上がるだろうけど、ヒットもしないだろう~。プチヒットぐらいするかな?
    な、感じ(^^;

    総じて、「まあまあ」デシタ・・・・

  • 菊さんが素敵。ああいう歳の重ねかたをしていけたら素敵だなぁと思う。リュウとリリーは主人公だけど、なんかふたりとも苛々する性格で感情移入できなかった。深いところで思いあっているというよりなんか共依存っぽくて…。2011/155

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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