- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591112496
感想・レビュー・書評
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7月28日
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以前にも少し読んだことがあった。忘れていた。
設定が、どうも吉本ばななの『つぐみ』に似ていて、しかも話の方向性が見えない。
嫌いじゃないのだけれど、いまいちあわない。 -
(2014/6/13読了)
小川さんの本は、代表作である、「食堂かたつむり」を含め、数冊読んだことがあります。
こちらの本は、ツッコミどころは多々あったのですが、このスピードで読み終えたので、面白かったのでしょう。他人事みたいだけど、気がついたら読み終えてたので。
タイトルは家系図を模していて、登場人物のほとんどが一族の中の者。この狭い人間関係の中に、クォーター、一夫多妻制、心の病、ラブホ、親子程の年の差の恋人、ホスト、火事、借金による逃避、同性愛、留学先での妊娠、ついでにカツラ…ちょっと詰め込みすぎと違いますかぁと、つっこんでしまいましたよ。
時系列に思い出を語るように書かれてますが、先を知らせすぎてる部分や、急に官能小説みたいになったりとか、どうなのかなぁなんて思うところも多々ありました。
もしかして、映像化を考えてのことなのかなぁとの、深読みをしてしまいます。
でも面白くなかったわけではなくて、読みやすかったし、ハッピーエンドだったので、万人向けかもしれません。
(内容)
だって、僕たちはつながってる。厳しくも美しい自然に囲まれた場所で、少年はかけがえのないものを知る。命のきらめきを描き出す、渾身の一作。新しい小川糸がここに。 -
様々な形の家族が出てくる。
でもどの家族も愛おしくて、家族って良いなと思えてくる。 -
主人公にはあまり感情移入できなかったんだけど、菊さんとかスバルおじさんとかゴボウが良い味出してたと思う。
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描きたいことがよく伝わってきたし、
積み重ねられるエピソードがどれも美しかったので、
読んでいて無理がない、という印象。
やや予定調和。 -
図書館
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菊さんが素敵。ああいう歳の重ねかたをしていけたら素敵だなぁと思う。リュウとリリーは主人公だけど、なんかふたりとも苛々する性格で感情移入できなかった。深いところで思いあっているというよりなんか共依存っぽくて…。2011/155