コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 3418
感想 : 399
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114162

感想・レビュー・書評

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  • 「あんず」が一番好き。

  • 小学校で出会ってずっと読んでる

  • どのお話も素敵でした!
    素敵な描写が詰まっていて心を癒してくれるので、このシリーズ好きになりました!

  • 恥を忍んで告白する。
    村山由佳さんの作品を読んでみようか、と思って探しに行って、間違えて出会ってしまったのがこの作品。
    しかし、こちら村山早紀さんも、児童文学でかなりのキャリアのある書き手のようだ。
    本作ももとは児童書で、それを大人向けに編集しなおしたものらしい。
    間違ったなどと思って、大変失礼いたしました。

    ずっと風早町の人を見守り続けるお稲荷さん。
    それがたそがれ時になると、コンビニとなって、大切なものを探している人々の前に現れる。

    ふんわり、ハートフルな雰囲気ではあるけれど、時空がぐいぐい操作されるので油断できない。
    人間だけがこのコンビニで探し物をするかと思っていたら、いやまあ、どうして。
    いろいろな技が繰り出されてくる。
    なかなか面白かった。

  • この本は元々児童書だそうです。(後書きより)
    そのこともあってか、読んでいて非常に癒され気持ちが暖かくなります。
    また解説でもありましたが、"うまく伝えられなかった「さよなら」についての物語"というのはその通りだと思いますし、読んだ人は共感できるのではないでしょうか。

    短編が何個かある形ということもあり、疲れた時にまた読み直したいです。

  • 疲れた時にそっと寄り添ってくれる本
    行ってみたいと思える世界観、コンビニたそがれ堂
    食べてみたいと思えるおでんや珈琲、おいしそう

  • やさしくてあたたかな、絵本のような物語たち
    全てに『愛』が溢れている
    探し物を求めて歩き回り、不思議と現れるコンビニ
    もし私が出会ったら、何を買うだろう
    どのお話も読み終わったら、幸せな気持ちになれる
    私は特に『桜の声』という物語がお気に入り
    現在だけでなく、過去と未来にも声は届いている
    すごく素敵な桜の繋がりだなって

  • 温かい話と語り口。賽銭があってもなくても何でもやってしまう優しい狐の物語。

  • 心があったかくなったお話♡
    大事な探し物がある人だけに現れる不思議なコンビニ。

    あんず という猫のお話が1番すきだった。

    「見えなくなっても、会えなくなっても、きっと『どこか』には、みんな、ちゃんといるっていうことさ。きえてしまうわけじゃない。誰の魂も、どんな想いもね」

    深イイ、だいすきな言葉になった。

  • ・コンビニたそがれ堂 ★★★★★
    心があったまるお話。心の中で泣いた!
    こんな素敵なコンビニに出会いたい。
    雄太のネコに対する優しさも良く、また助けたネコが生きててほっこり!

    ・手をつないで ★★★★★
    お人形さんも泣くのね。
    こーゆー本を読むとモノを大切にと思う。
    純粋さを忘れた穢れた大人やから、心が洗われる。
    子供用?やからか展開は読めるが、感動する。

    ・桜の声 ★★★★
    自分の仕事が誰かの幸せや活力に繋がると嬉しいよね。
    私も仕事頑張ろうと思った!

    ・あんず ★★★★★
    心の中で号泣した。猫モノには弱い。
    読んでる途中から泣きそうになる。
    首輪のくだりが◎。

    ・あるテレビの物語 ★★★★
    これもほっこり系。
    物を大切にしないと!

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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