(P[ふ]2-1)下北沢 さまよう僕たちの街 (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 藤谷治
  • ポプラ社 (2010年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114216

(P[ふ]2-1)下北沢 さまよう僕たちの街 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 地元のビレバンで購入、その日の夜のうちに読了。
    下北沢には、1回だけ訪れたことある。京王線の改札から一歩出たときの街の風景は今でも強烈に覚えている。その風景を、この小説は蘇らせてくれた。
    怠惰に暮らしているようで、実は夢や目標を持っている。たまに現実に即していないこともあるけれど、それでもみんな下北沢が好き。色んな人種が凝縮された不思議な空間。
    タイミングを見計らって、また下北沢に突入しようと思います(笑)

  • 図書館で。舟に乗れが面白かったので借りてみましたがこれはあまりピンと来なかったなあ…。
    下北沢には縁は無いし、世間に甘えて生きている人間を甘やかすほど私は余裕のある暮らしをしていないしな。つまり自分は精神的にビンボーなのかもしれないですが。でもわかったような顔して芸術を語る、芸術と言えば何をやっても許されると考えているような甘ちゃんが大嫌いなので仕方ないかな。

    世間的にうまくいってないように見える人は苦労してるのよ、と言われますがそれなりに上手くいってる人だって苦労はしている訳なので。その辺りの他者への尊重ってのは他人として大事じゃないのかな、と思ったり。

    余談ですが桃子さんは彼とうまくいかない方がリアルでよかったな~と個人的には思います。そういう大人の関係の方がグッときたのにな。

  • 楽しそう。下北沢。

    フィクショネスに行ってみたいです。

  • 大好きでよく遊びに行く下北沢。
    愛しい街。
    そんな下北沢の日常を垣間見た。
    下北沢ならではの人間模様に私は憧れを覚えた。最後にでてくるポエムが印象深い。

  • 藤谷氏の入門として購入…読みやすさは○です。

  • 途中までは、なんなんだろう、この小説
    出てくるひとたちも、内容もなんかピンとこない感じ
    それでも、テンポのいい運びで読み進めていくと
    いつの間にか引き込まれていました
    どうしようもないところもある人間だって
    一生懸命がんばっているんだよねと思わせてくれる
    最後のポエムはちょっと胸が詰まる感じで目頭があつくなる
    読み終わって心が温かくなった感じでした

  • 良かった~~!
    やっぱり、好き、藤谷治。

    読み始めは、「船に乗れ!」と感じが違っていて戸惑った。
    作者を投影したと思われる、下北沢の箱貸し雑貨屋の店主と
    その仲間たちの日々を、スケッチしただけ(……のように読めた)
    でも、そこで終わらないところが藤谷治!

    スケッチにしても藤谷節は健在。
    「船に乗れ!」なんて、あれは、もう哲学の手引き?の雰囲気がプンプン……
    作者の嗜好がくっきりはっきり。うんちく語り。
    今回は、映画や芝居、街の描写にそんなところが現れる。
    別の言い方をすれば、小難しいとも、小理屈をこねる、のだ。

    このまま下北沢住人の日常を描いて終わるのかしらと
    思わせてからが良い。
    恋愛小説になって、友情小説になって、ちゃんと泣かせてくれた。

    私はミチオとみずほの恋に涙し、桃子さんの心境の変化がよくわかる。
    そして、そして、土蔵真蔵の痛切な叫びに、耳をふさぎたくなる。

    巻末、西加奈子との対談で、
    「これだけある小説の中で、エンターティメント出ないものを教えてくれ」と語る藤谷氏。

    そう、その通り!
    これは、エンタメ、立派なエンタメ。
    間違いなく、心に響くものを持っていたエンタメ!

    頑張れ、同世代!

  • 西は西さんの通天閣、東は藤谷さんの下北沢。どちらも良かったです。

  • 僕は下北沢という街に一度も足を踏み入れたことがないので、具体的な地名には反応できないのだけれど、それでも冒頭の文からぐっとひきこまれた。倫理的な響きが強いという意味では『船に乗れ』とテーマ的にも文体的にも近いものがあるが、二つの物語が交差しながら描かれる話の筋自体はわりと単純で、まあ先も読みやすい展開ではある。でもこのヒロインの女性がとても魅力的で、デートを申し込む主人公の気持ちはとてもよくわかる。気持ちよく笑う女の人っていいなあって思う。ラストのあたり「そして僕たちは皆、眠った」ってところが特によかったんだけど、ちょっと考えてみると、みんなが眠っていることを描写している人は起きてるんだよね。僕らは、みんなが自分と一緒に眠っているそういう情景に安心感を覚えるんだと思う。その安心感を覚えている間はおきているんだけど、安心して眠くなる。羊みたい。人間も動物なんだなと思う。

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