- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591114667
感想・レビュー・書評
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「どうも好きになれない」
「苦手だ」
そう感じたときこそ、自分のキャパシティを広めるチャンス
女性スタッフの多い職場の中の職場環境の整え方、モチベーションをあげていく方法が事例をもとにまとめられている。
不満や不機嫌が先に出てくると、それだけでついついげんなりしてしまう。でもこちらが見方を変えるだけでそれは大きな改善のヒントになる。感情に流されずに、その奥にある想いを汲み取り、活かしていく必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場に不機嫌な方がいる訳ではないのだけど、
書店でタイトル見て「飲み会とかで話のネタにできそうだな」と思い衝動買い(笑)
最近(?)の世の中では男女平等が当たり前となっていますが、
機会の平等とか差別だとかと議論される「差」の話ではなく、
これは男性と女性の間に存在する「違い」について述べたものです。
「差」はなく平等であるべきだという世の流れはもちろん僕も
大いに賛同なのですが、だからと言って「違い」を「差」と取り違えて、
その「違い」を無視して男女ひとくくりにして扱ってしまっているケースも
世の中に多くはびこっているのではないのかと思う。
それは逆に失礼だし、もったいないことだから、
気をつけなければいけないなと。
こういう話題はデリケートなため
前置きがやや長くなってしまいましたが…
本の中身はと言うと、
「こういうタイプの人に接するときにはこのようなことに注意すべし」
というのがつらつらと書かれていて、実際読んでる中で
「ああ、こういう言い回しすれば
スムーズにコミュニケーション図れるんだなあ」
と感心させられるものもちらほらあって、
楽しく読むことができました。
相手が女性に限らずとも言えることも多く、
社内外に限らず実践してみたいですね。
女性⇒女性なら問題ないけど、
男性⇒女性になるとやや口説いてるように
なるんじゃないかというものもあるけどww
僕は著者の下のメッセージが気に入っています。
【情報の「情」は、女性にかかれば「愛情」と「情」「感情」が
プラスされて、みんなが幸せになるアイデアが生まれる。
男性はもともと理論的に考えるのが得意。
そこへ、直感力や表現力を得意とする
女性のきめ細やかな配慮が加えられたとき、
心を動かすアイデアになる。】
まさに、男女の個性が活きる瞬間と言えますね。 -
たいがいいつも不機嫌女子社員であるので、とても興味深く読みました。
いつか自分が上司になることがあったら、役に立つでしょう。
結構面白く読めましたが、時に「グサッ」と刺さるので一気読みができなった。
持っていたい本がまた増えた。
(H22.12 図)