([る]1-1)奇巌城 怪盗ルパン全集シリーズ(1) (ポプラ文庫クラシック)

制作 : モンキー・パンチ 
  • ポプラ社
4.10
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本棚登録 : 275
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114964

作品紹介・あらすじ

深夜の伯爵邸を襲った怪事件。秘書が刺殺され、ルーベンスの傑作絵画が盗まれた。事件の裏で暗躍するルパンを追って、奔走する高校生探偵イジドール。大怪盗VS名探偵の推理合戦は、海に浮かぶ古城でついに対決を迎える。莫大な秘宝とともに待ち受ける悲しい結末とは。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃図書館で爆読(そんなコトバはありませんが)というほど、
    入れ込んで読んだ、あの頃が戻るほど、変わらない感動と
    本の中へ入ってしまうのでは?という程の一体感を味わえました。
    やはり南洋一郎さんのワザなのでしょう。

  • ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは小学校4年の頃熱中して読んでいた。この奇巌城はそのシリーズの第1巻で、特に心に残っている作品の一つ。何といっても道具立てがいい。古い屋敷だの礼拝堂だの、古美術品だの。令嬢がさらわれるだの。高校生探偵が出てきて謎を解くだの。舞台は一転して風光明媚な海岸になり、暗号が出てくるわ、謎の地下通路が見つかるわ、シャーロックホームズが出てくるわ。奇抜な仕掛けが満載で少年の心を揺さぶって余りある。今にして思えばお話の筋はそうたいしたことないにもかかわらず、今でもノスタルジーに浸れるのであります。

  • 礼拝堂の地下室といい奇巌城といい
    子ども心をくすぐる仕掛けがたまらない。

    しかしここに出てくるホームズは、どうにもカッコ悪いなぁ。
    そりゃドイルからも抗議が来るだろう。

    また、解説がモンキー・パンチなのが良い。

  • このシリーズ小学校の時むさぼるように読みました!!
    こんな完全なかたちでの復刻版をだしてくれたポプラ社さんに感謝。絶対買う(もはや”読む”ではなく”買う”)全巻揃える!!

  • 小学生の時に夢中で読みました。
    今読むと稚拙な部分はありますが、やはりワクワクしてしまいます。
    ルパン対ガニマール、ホームズ、高校生探偵イジドールの対決が何とも言えず、スリリングです。
    裏の裏をかくルパンの知力が、探偵たちを翻弄します。
    ルパン物の最高傑作でしょう。

  • ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは小学校4年の頃熱中して読んでいた。この奇巌城はそのシリーズの第1巻で、特に心に残っている作品の一つ。何といっても道具立てがいい。古い屋敷だの礼拝堂だの、古美術品だの。令嬢がさらわれるだの。高校生探偵が出てきて謎を解くだの。舞台は一転して風光明媚な海岸になり、暗号が出てくるわ、謎の地下通路が見つかるわ、シャーロックホームズが出てくるわ。奇抜な仕掛けが満載で少年の心を揺さぶって余りある。今にして思えばお話の筋はそうたいしたことないにもかかわらず、今でもノスタルジーに浸れるのであります。

  • ルパン対少年探偵対ホームズ


    宝探し、謎解き、冒険、ロマンス、悲劇盛りだくさん

  • わくわくどきどきする作品だった。
    大学生だが、しっかりと楽しむことが出来た。

  • 南洋一郎のルパン。
    悲劇は変わらず悲劇だなあ。
    悲しみのないルパンはルパンじゃないけど、かっこいいところが見たい。奇巌城じゃないのも読まなくては

  • 青空文庫。菊池寛の古めかしい訳文は、少年探偵団シリーズのような味わい深さ。小学生のころのような感動はなかったものの、面白くさらっと読めたクラシックの名作。当時は派手さかっこよさでルパン派だったけれど、今はホームズのほうが読み応えがあって好きかも。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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