りんごさんとるりこさん

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制作 : 富永まい 
  • ポプラ社 (2010年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591115374

りんごさんとるりこさんの感想・レビュー・書評

  • 仕事の帰りに買って、駐輪場で読んで泣いてしまいました。
    どうして涙が出てくるんだろう?

    家に帰り、子どもに読ますと「お母さん、最初は豚の視点から書かれてるから、感情移入して泣くんやで。豚は食べられるものや」との意見。
    この子は農業高校の畜産科で学んでいて、と殺を経験しているのです(豚ではない)。
    「目玉とひづめ以外、ってホンマにそうやで」とも言いました。
    全然知らない牛や豚や鶏だと食べるのが平気で、毎日見ている動物だとかわいそうなのか…?それって、おかしくないか?
    そう、教えてくれた絵本でした。
    そして、生きているものの命を食べて私たちは生きているのだと、頭では分かっているつもりでも、心に強く教えてくれた本でした。

  • 『食堂かたつむり』の絵本版といったところ。
    原作は小川糸ですが、絵と文は、映画版の富永まい監督がこなしています。
    この作品に思い入れが深いのでしょう。

    話はおおむね、原作と一緒です。
    ヒロインのりんごがつくるおいしそうな料理が描かれているのが、この本の一番の見どころでしょう。
    原作と違って、ブタのエルメスの目を通して描かれているため、原作の、時にささくれたような、ひりひりする空気はなりをひそめて、童話風の仕上がりになっています。
    エルメスに語られる、りんご親子のぎこちなさと、優しさが、物語の流れを作っていきます。

    途中、エルメスは調理され、その豚肉料理の数々が、見開き2ページにわたって掲載されているのは迫力。
    イラスト化された以外、特に真新しい変更はありませんでしたが、想像しやすくなりました。

    あくまで、原作のサブ的絵本という立場となっているらしく、これだけ読んでは、よく意味がわからない部分もいくつかありました。
    あっさり読める本ですが、よく見ると、絵のあちこちに、映画や原作のヒントが隠されています。

    ただ、りんごの髪の毛が、普通にまとめ結いされており、坊主のような頭という原作設定と違っていたのは、なぜだろうと思いました。
    『食堂かたつむり』ファンなら、読んだら必ず感激するだろう、ファンシーな一冊です。

  • 小川糸さんの『食堂かたつむり』が面白かったので、こちらも呼んでみたいです。

  • 「食堂かたつむり」を映画化した監督による、「食堂かたつむり」の絵本。
    翻案になるのか、ペットの豚、エルメスの視点で描かれる話は、原作よりもいささか童話めいている。
    映画化が発表された時も思ったんだけど、主人公はスキンヘッド、という設定がこの本でも綺麗に無視されていて、そこは必要なポイントなんじゃないかなぁ、とやたら小綺麗にまとまってしまったのを残念に思う。

  • 食堂カタツムリの絵本バージョン。
    すれちがう二人の様子が切ないです。

  • 食堂かたつむりの絵本版。

    原作や映画とちょっと違うところがあるけど、大きくはずれてはいない。
    絵があたたかいタッチで描かれている為、食堂かたつむりの物語にとてもよく合っていると思った。

  • 清泉女子大学卒業生、小川糸さんの著作です。

    請求記号 913.6/O24
    資料ID 00004414778
    所在 1F展示コーナー

  • 小川糸の「食堂かたつむり」を映画化時の監督、富永まいが
    書き下ろした絵本。

    小説とも映画とも違い絵本として出来上がってる。
    でも世界観は変わらない。

    親子のギクシャク。
    エルメスという豚から考える命。
    温かな愛がもたらす小さな喜び。

    かわいい絵だし、二時間かけて映画見るのも
    小説を読み返すのも面倒だなって時に良いかも。
    お手軽に食堂かたつむりに行けると思う。

  • 映画が原作に結構忠実なんだなぁと思いました。

    エルメス可愛い
    可愛いエルメス

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