引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)

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著者 : 朽木祥
制作 : 金子 恵 
  • ポプラ社 (2010年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591115961

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引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)の感想・レビュー・書評

  • 多くの女の子が夢見る手作りのドールハウス。
    そこに、もしも本物の小人さんが住んでくれたら…。
    そんな、素敵な願いのいっぱいつまった物語。

    1960年代と2000年代、ある田舎の洋館を訪れた二人の少女は〈花明かり〉呼ばれる小人と出会う。

    時代が変わっても人から人へ受け継がれてゆく気持ち。
    特に、薫という女の子のがんばりには、心温まる思いがした。
    不器用ながらも、まっすぐに周りを思いやる彼女の温かい気持ちが、彼女の作る形は悪いけれどびっくりするほどおいしいクッキーによく表されていると感じた。

    何度でも読み返したくなる良作。

  • 『花明かり』と呼ばれる小さな人たちと、女の子の心暖まるお話。

    二つの時代の二組の女の子たちのお話です。(それぞれ血縁者で舞台は同じ)

    小さくて可愛いもの、古いお家、隠し部屋、お菓子づくりなど、昔ながらの児童文学を彷彿とさせる。

    文も装丁も美しい。

    上質なお菓子みたいな本。

  • 小さな小さな人たちと、時代を隔てた二人の女の子たちのあたたかな交流を描いた、朽木祥、渾身の感動長編物語。

    いつもはお堅い政治や自己啓発の本やばかり読んでますが、家族に勧められて読んでみた・・・

    いい年した おじさんの私にも しんみり来るお話でした!

  • アリエッティみたいなお話。本の装丁がすてきで、少女たちにプレゼントしたくなるような本。

  • ミニチュアドールハウス、手作りお菓子、秘密の友達。
    小さい頃のどきどきとわくわくがたくさん詰まったお話でした♪
    世代の違う二人の少女が『花明り』と呼ばれる小人との友情を育むストーリー、少しアリエッティに似た感じでした。
    『花明り』のために用意するお菓子や家具などの調度品、とてもかわいらしい情景が目に浮かびました^^
    二人はその後、会えたのかしら、、と少し気になる終わり方でしたが手元に置いておきたいくらいお気に入りとなった本です♪ 作中に登場する手作りクッキーのレシピが巻末にのせてありました^^
    機会があれば作ってみたい♪

  • 児童書と小説のあいだといった感じ。アリエッティの世界に似ていますが、もっと人間臭い感じ。素敵です。

  • 祖父母の家に行くことになった七重はそこで花明かりという小さな人と出会います。花明かりの独楽子と仲良くなった七重は独楽子のために手作りの小さな家をつくるのですが、ある日突然家を離れることに。それから四十数年後、独楽子の家を偶然見つけた薫は花明かりの桜子と共に七重と独楽子を再会させるための計画を立てます。

  • かわいいお話でした。ほっとします。

  • 時を隔てた二組の少女たちの友情と、年老いた女性の姿が胸に迫る。 花明かり、なんて素敵な響きだろう。・・・・作中のクッキーが簡単でおいしそうだったので、巻末のレシピに従って思わず作ってしまった。

  • ちょっと梨木さんぽい?
    いい感じです。

  • 引き出しの中にやってきた小さなお客様と少女の交流を描いたファンタジーなお話。

    幼少期にこういう経験はなかったけれど、いろんな味のキラキラしたキャンディーが詰まった瓶を思い出すようなそんな素敵な話だった。
    穏やかな気持ちでページをめくり、読み終わったらもう一度、今度はかわいい挿絵を楽しむために本を開きたくなった。

  • 和風小人物語。
    花明かりと呼ばれてきた小人たちは、(人間の物を借り暮らしするのではなく)、働かざる者は食うべからず!姿の有利にのっかって悪い事はしない、逆に姿の有利にのっかたお手伝いをしたら、何かもらうのも良しと考える、礼儀正しい小人たち。体からいい香りがして、植物(盆栽)を生き生きさせたりする力がある。
    物語は2部作となっていて、第1部は196※年が舞台。体の弱く、父さんの再婚相手の新しい母と仲良くなれない七重が、冬休みに祖父母の家に滞在し、花明かりの独楽子と出会う。仲良くなれたのに、ゆきちがったまま七重は病気の治療のため入院してしまい、そのまま独楽子と会えない。
    第2部は200※年。年をとって体が弱くなったおばあちゃんの所に、家族よりひと足さきに滞在することになった薫。そこで、花明かりの少女・桜子と出会う・・・


    ドールハウスに本物の小人、おいしいお菓子作り、やさしい気持ちがぎゅーっとつまった物語。

  • 読売こども新聞で紹介されていた本。

    借り暮らしのアリエッティぽい。
    女の子向きかな。
    息子は読まなかった。
    けど、元少女の私は楽しく読みました。

  •   M.ノートン、さとうさとる、いぬいとみこ の系譜に連なる小人の物語。

    作者の筆は、
    友達との楽しくておいしい交流を、精霊としての神秘的な花明りの姿を、
    思わぬ別れと、思いもうけぬ再会を、
    きめ細かく、ため息の出るような描写力で綴っていきます。
    とりわけ、最後の花見のシーンには、胸が熱くなります。

    中学生くらいの、お人形と植物を育てるのが好きなお嬢さんをお持ちの
    お父さん、お母さん クリスマスプレゼントに如何でしょうか。
    きっと喜ばれると思います。

  • 未だにリカちゃんのキッチン道具(お皿など)を捨てられずに持っている私が子どものときに読んだら今以上にワクワクしたであろう物語です。洋館のあちこちにある隠し扉なども忍者屋敷好き(?)にはたまらない設定です。アリエッティみたいなお話だ、と読んでいたら主人公の少女が『床下の~』を読んでいたり。考えてみたら小さい人の話って多いよなあと改めて感じました。60年代の女の子と、現代の女の子が主人公の2部からなっており、全体に古めかしい雰囲気ですが楽しめました。洋館の建築用語など、馴染みの少ない言葉が挟まっていて、注釈がついているもののそこだけ違和感を感じましたが、著者はかなり建物にこだわりがあるのでしょうか?
    ドールハウスとかお菓子作り、といった言葉にピピッとくる人におすすめのお話です。

  • 小人と女の子の話。足跡クッキーなんてかわいいなと思った。虫と間違えてしまうような鳥の瑠璃も見てみたい。かわいいんだろうな。

  • こういう内容とは知らなかった!まさにつぼ!!

  • 以前なにかの書評でみて読みたいなあっと思っていた本。表紙の赤がかわいい。南天の色だ。独楽子ちゃんと七重の話は楽しかったけれど最後が寂しかったので、薫と桜子の話でつながっていって嬉しかった。花明り。なんて素敵な響き!彼らをそう呼ぶこの言葉ひとつで大好きなった。嬉しい気持ちになるといい香りがして、光り輝くなんて、そんなきらきらした設定素敵すぎだよ〜。ノートンさんの小人ものは実は結構大人になってから読んだので、私が小人といって浮かぶのは佐藤さんのコロボックルだったり、ミルクが好きな小さい人たちだったりする。まあどちらにしろ大好きだけど。そしてこの小さい人たちも大好きだ〜!女の子にはたまらないよなあ。ミニチュアの家、秘密の友達。ああ、なんてかわいらしいんだっ!瑠璃、みたいよ〜!そうして命は続いていく。とても優しい気持ちにしてくれるお話でした。

  • 2010.10.16〜20
    最初は、床下の小人たちと同じじゃん!と思いながら読んだけど、だんだんと物語の世界に惹きつけられ、酔いしれた。瑠璃という鳥の存在や、花明りという小人、人間との数世代のかかわり。ミニチュアの食器をみて、花明りが使ってたものだー!と思ったほど。

  • 花明り(花を愛し植物を助ける小人)と少女の交流。
    雰囲気は川上弘美より梨木香歩に近いかな。

  • 中国新聞の記事を読んだ時から、気になっていた本でした。読んで良かった、いい本です。

  • アリエッティの世界を連想させる、花明かりと世代を越えた少女の物語。

  • 女の子の夢満載のお話。「引き出しの中の家」の来客は?だれ?
    とっても可愛いお話しです。

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引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)の作品紹介

時を経て約束をかなえた、"花明かり"と二人の少女たちの感動の物語。朽木祥渾身の長編ファンタジー。

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