北里大学獣医学部 犬部!

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著者 : 片野ゆか
  • ポプラ社 (2010年4月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591117477

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北里大学獣医学部 犬部!の感想・レビュー・書評

  • こんな活動が必要ない世の中にはなれないのかな…

  • 動物愛護の壁にぶつかること
    悩むこと
    動物は嘘もつかず、少しも悪くないのに、人間によって苦しまねばならない
    それが苦しくて助けようとし
    それが完全に出来なくて苦しむ
    でも人間にもたくさんの事情もあり
    すごくつらい状況で生き続けている人もいて
    結局はどうにもならず 悩むばかり。
    けれども、悩むだけでなく、実際に動き活動することで
    たった1匹だろうと救うことができる。
    考えるより行動することの尊さ、
    世の中はまだ大丈夫だと思えるような、芯のある若者たちが描かれていて
    そこが何よりうれしい。

  • 大学のサークル活動と侮る無かれでした。
    「動物愛護」の大切さ、素晴らしさはもちろんのこと、理不尽や葛藤と戦う苦悩や歯がゆさ全てがつまった本です。

    映画やドラマとかで映像化したら面白いんじゃないかな。
    ペットブームな今、こういう現実をもっと伝えていくべきだと思います。そういうのにこれはピッタリだと思う。
    ひとつひとつのお話しは、びっくりするくらいドラマチックなものから事故寸前の過酷過ぎるものまで、部員が体験してきた正真正銘の事実です。
    だからこそフィクションにはない強さがあって、みんなの胸に響くんじゃないかと思いました。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:645.6||K
    資料ID:95100333

  • 犬部!というからには犬の話なのですが。

    獣医学部の学生が犬猫の保護活動を立ち上げるお話です。
    実話だけあって、最後はすっきりとはいかないけど、それぞれの頑張りがよく伝わるのが面白いです。

  • 人間の身勝手で捨てられた犬や猫を保護し、新しいパートナーが見つかるまで世話する学生たち。
    ただかわいい、可哀想なだけでは、とてもここまでできない。正直すごい。ある意味学生だからできるのかも。
    うちの近所にも野良猫にエサを与え人がいます。正直、糞とか迷惑なんだけど、少しだけ暖かい心で見守りたい。と、反省しました。

  • 捨てられた犬などの話で考えさせられる本でした
    また、とても感動しました。

  • <閲覧スタッフより>
    北里大学獣医学部・獣医畜産学部北里会のクラブ、“犬部愛好会”の学生奮闘ノンフィクション。犬のために生きる犬バカの学生が発起人として、主に犬・猫の保護から譲渡することを目的とした非公認のサークル活動を立ち上げました。動物達の命を守るために決死の覚悟で臨んでいる姿に圧巻です。現在、“北里しっぽの会”という、主に譲渡に関するついてHPを立ち上げています。もっと活動が気になる方はそちらもぜひ見てください!「北里しっぽの会」http://animallover.web.fc2.com/
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    所在記号:645.6||カタ
    資料番号:10203157
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  • 北里大学獣医学部の犬部。捨てられた犬や、迷い犬、瀕死の犬、猫を助け、育て、新しい家族に引き渡す。動物愛護活動部だ。動物愛護活動にはお金も時間もかかる。病気にもなる。かわいい、動物に触れあえるという気持ちだけではやっていけない。ともすれば、自己満足でしかなくなり、社会の動物に対する見方も様々だ。

  • 3.6。犬バカと犬好きの違いに納得。頭下がりまくる。

  • テーマは非常に興味深かった。私は猫のほうが好き。

  • 図書館で。息子が行っている北里大学獣医学部の話なので興味を持って。若者がいろいろ悩んでかなり難しい動物愛護ってことに向かっていく話。とかく独りよがりになりそうな話題なので少し距離を置きながら読みました。ウチにも猫がいます。

  • こういう内容だったとは…。ほんわかした装幀、コミカライズもされていて、副題が「北里大学獣医学部」、てっきり「動物のお医者さん」的なものだと思っていたのだ。私は犬が苦手なので(子どもの頃の恐怖体験から)、著者が高野秀行さんの奥様でなければ読まなかったと思う。それも、「旅はワン連れ」(お二人と愛犬マドのタイ旅行記)が近々出るというので、ちょっと読んでおこうかなという軽い気持ちから手に取ったのだった。

    捨てられたり迷ったりして、放っておくとまず間違いなく殺処分になる動物たちを、自分たちのアパートに一時保護して、引き取り手を探す活動をするのが「犬部」。

    「動物愛護」って難しいなあとあらためて思う。そこまでするのかという学生たちの奮闘にも、賞賛や支援とともに、容赦ないバッシングがあるようだ(本書についてもアマゾンのレビューには、感動の声と罵倒に近い言葉の両方がある)。目の前の命を救いたいという気持ちはごく当たり前のものだと思うのだが、それを現実に継続した活動としていこうとすると、困難が次々ふりかかってくる。とてもやってられないと思うことの連続の中で、動物を救うことができたときのこの上ない喜びだけを原動力に、前に進もうとする学生の姿に胸が苦しくなる。

    簡単にペットを捨てる人、しかも自分の手を汚さずにすませようとする人、本書には憤りを通り越して悲しくなるようなことがいくつも書かれている。まったく、ペットを巡る話には、人間ってそこまで身勝手に残酷になれるのかと思わされることがしばしばある。それでも、その状況の中で自分にできることを何とかやっていこうとする人がいるのを見ると、世の中捨てたもんじゃないなあという気にもなるのだ。

    よく思うのだが、いやなこと、つらいことは大小あるけれど、結局私たちは人の善意というものを信じていくしかない。そうでなければ生きていけない。だから、苦しんだり涙したりしながらでも行動する若い人たちと、それを支える人たちの姿に励まされる。世の中がひどく寛容でなくなって、若い人にも分別のある身の処し方をどんどん要求するようになっているけれど、そうやってがんじがらめにしてどうする! 片野ゆかさんがあとがきで書いていた言葉を私も言いたい。
    「ワカモノなんだから、まわりに迷惑くらいかけたっていいのだよ!」

  • うーん、何だろう。著者の「ゼロ!」を読んだ後だったので、何かもうひとつ足りない感じが強く残った。「ゼロ!」の方が、客観的立場でノンフィクションらしく書かれていたのに対して、こちらは作者の押し売り感が垣間見える気がして…

    もちろん、「犬部」(現「北里しっぽの会」)の取り組みそのものは素晴らしいし、生半可な覚悟じゃできないこと。それは分かる。でも、何だかしっくりこない感じが残るのは、やはり彼らが学生の立場で行っているからなのでしょうか…
    もっと伝え方があったんじゃないかと思う。文章にしても、物語の組み立てにしても。そして、部の話と並行して、周囲が犬部についてどう考えているかということもちゃんと取材してほしかった。疎まれる存在だったのは、本当に犬部創設者の太田さんだけが理由なのか…?

    図書館の中でヤングコーナーの蔵書だったので、ヤング向けと思えば、まぁこれでいいのかなぁと思った。けど、後書きにたどり着くと、ウェブ連載していたものだと分かって、しかも筆者はノンフィクション作家を自称するのだから、なおのこと、もう少し…と思ってしまう。

    とはいえ、今後も犬部の精神を学生たちが継承して「北里しっぽの会」が安定して運営していけるよう、そして不幸な犬や猫や動物たちが1匹でも多く救われるよう、祈るばかりです。


    --

    行き場を失った犬や猫を救うため奔走する現役獣医学部生たち。動物だらけのキャンパスライフは、笑いと涙と感動の連続!?青森県十和田でくりひろげられる、実録青春ストーリー。

  • 学校の図書館に是非置いてほしい。
    表紙が可愛いしタイトルも直球でユニークなので
    絶対手に取る子が多いと思う。
    もちろん中身がいいから!!あああ読ませたい…。

  • 行き場を失った動物達のために献身的にお世話し、新たな家族探しに奮闘する犬部の学生達。なかなかできることではありません。
    本書は主に、犬部設立の経緯からの活動ドキュメントが淡々と語られているだけなのですが、動物を迎え入れることは、新たな命ある家族を迎え入れることである、といった認識をしっかり持った上で迎え入れるべきであることを改めて痛感させられます。

  • 軽く読み飛ばすつもりが、熟読してしまいました。
    ノンフィクション。色々考えさせられることばかりでした。

  • 動物を飼うということは、命を預かることだと思った。

  • 漫画ヴァージョンを読んでいるのですが、原作はまだです。
    今度、図書館で探してみます。

  • 北里大学獣医学科のユニークなクラブ「犬部」
    さすがに動物大好きな仲間たちの集まりだ。
    捨てられたり、保護されたりした犬や猫を飼い主が見つかるまでに育てる。
    学生でも自分のアパートにペットを飼って世話をする。
    動物愛護の精神を持った大学生が獣医になってゆく!

  • 犬を飼ってから、動物愛護について考えることが多くなった。
    …けど、時間はない。金銭的な余裕もあるわけではない。でも、動物愛護に取り組んでみたい…。
    何もできない自分をもどかしく思うと同時に、頭の中でそんなことを繰り返し考えているだけの自分はただの偽善者だ、と落ち込むこともあった。


    この本を読んで、動物愛護は私が考えているほどあまくないことを痛感した。
    動物たちのことを考えて泣くことも、学生たちのことを考えて苦しくなることもあった。もちろん、救われた動物を思って笑顔になることも。
    そして、「動物愛護活動をしている人たち、今までつらい思いをしてきた動物たちのことを理解して、応援することなら私にもできる。」とも気づいた。


    読んでよかった。
    やっぱり私は、動物愛護にどんな形ででも理解し、取り組んでいきたい。

  • 愛護って難しい。せめてうちの犬は最後まで仲良く一緒にくらす。幸せな犬にしたい。

  • ノンフィクション作品としては主観が入りすぎ。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/10973845.html

  • 犬猫たちとディープに向き合う、獣医学部生のキャンパスストーリーと紹介されているノンフィクションもの。人間側の事情によって手放されてしまった動物たちを新しい飼い主が決まるまで心身共にケアし、様々な事ごとにぶつかりながら、戦いながら一つの命を守るために奔走する学生たちの行動力に感動する。

     「動物愛護」を私には語る資格はありません。その意味するところはものすごく深いように思いますし、実際に何のリアクションもできない私は、行き場を失う犬や猫たちが増えないように、人間たちの意識と責任が高まるよう願う以外に術をもたない。
    今も続けられているこの学生たちの活動を少しでも支援していけたらと今は考えている。

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北里大学獣医学部 犬部!の作品紹介

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