- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591117477
作品紹介・あらすじ
行き場を失った犬や猫を救うため奔走する現役獣医学部生たち。動物だらけのキャンパスライフは、笑いと涙と感動の連続!?青森県十和田でくりひろげられる、実録青春ストーリー。
感想・レビュー・書評
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ブク友さんの熱いレビューと犬好きの私…
ノンフィクションは読まないがこれは読まねば!
いくら犬好き猫好きと言っても保護活動するのは
生半可な覚悟じゃ出来ない。
それを大学のサークルがやるとは‼︎
「俺が行かないとあいつらは死ぬ」
「でも、このままだと俺が死ぬかも…?」
インフルエンザになりながらも雪の中自転車で
犬達のもとへ向かう池田君のセリフに笑いと涙と感動です。
わたしのアイコンは7歳の世界一可愛いうちのワンコですハイ!親バカです(〃ω〃)
この子は徳島で兄妹達と保護され、ボランティアさんのリレーで愛知の我が家に来た子です。
田舎(失礼)には野良犬が驚くほど多く、保護されても里親になる人が少ない。
野良犬の少ない地域までボランティアさんが遥々届けるのですね。
殺処分0を目指している県も増えてきていますが
保護団体の頑張り無くして実現しないです。
この本に書かれている内容はまさに保護犬あるある
で、うちのワンコの7年前をしみじみと思い出しました。゚(゚´Д`゚)゚。
可愛い盛りの子犬なのに気配を消してハウスの隅に
うずくまり、ご飯と水だけをそっとハウスに置く毎日…触りたい、撫でたいのを我慢し続けたある日に
洗い物をするわたしの後ろにちょこんと座っていました。その感動たるやもう号泣。゚(゚´Д`゚)゚。
一年かけて散歩に行けるようになりましたが、今でも家にお客さんが来るとハウスで地蔵になります笑
長々と親バカレビューをしてしまいました…
親バカ犬バカでごめんなさい( ̄▽ ̄)笑
散歩でパニックになると抱っこして帰ります…
19キロですけどね…
☆5ですよ土瓶さん(*´∀`*)笑
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犬猫たちとディープに向き合う、獣医学部生のキャンパスストーリーと紹介されているノンフィクションもの。人間側の事情によって手放されてしまった動物たちを新しい飼い主が決まるまで心身共にケアし、様々な事ごとにぶつかりながら、戦いながら一つの命を守るために奔走する学生たちの行動力に感動する。
「動物愛護」を私には語る資格はありません。その意味するところはものすごく深いように思いますし、実際に何のリアクションもできない私は、行き場を失う犬や猫たちが増えないように、人間たちの意識と責任が高まるよう願う以外に術をもたない。
今も続けられているこの学生たちの活動を少しでも支援していけたらと今は考えている。 -
大好きな『旅はワン連れ』の片野さん。
今作もずっと読みたいと思っていて、映画化と聞いてこの機会に。
北里大学獣医学部の、行き場のない犬や猫を保護して世話をし、譲渡するサークルについてのノンフィクション。
まず驚いたのは、大学に特別な部屋などがあるわけではなく、サークル員が保護動物を自分のアパートでそれぞれ世話するということ。
複数の動物を同時に世話することになったり、生まれて間もない、または怪我や病気などで非常に注意をしなければならなかったり。
懸命に動物を救おうとするサークル員たちの姿に胸がいっぱいになったが、無責任、無知な一部の飼い主たちにはやり切れない気持ちに。
それぞれのサークル員たちの生活と考え、更に設立から数年を経て、サークルのあり方が変わっていくところも丁寧に追いかけていて良かった。
片野さんからサークル員への思いが書かれたあとがきもグッと来た…。
映画も見てみたい。
動物と暮らすことについて、もっと知識や関心が広まりますように。
私もできることを考えたい。 -
動物愛護の壁にぶつかること
悩むこと
動物は嘘もつかず、少しも悪くないのに、人間によって苦しまねばならない
それが苦しくて助けようとし
それが完全に出来なくて苦しむ
でも人間にもたくさんの事情もあり
すごくつらい状況で生き続けている人もいて
結局はどうにもならず 悩むばかり。
けれども、悩むだけでなく、実際に動き活動することで
たった1匹だろうと救うことができる。
考えるより行動することの尊さ、
世の中はまだ大丈夫だと思えるような、芯のある若者たちが描かれていて
そこが何よりうれしい。 -
大学のサークル活動と侮る無かれでした。
「動物愛護」の大切さ、素晴らしさはもちろんのこと、理不尽や葛藤と戦う苦悩や歯がゆさ全てがつまった本です。
映画やドラマとかで映像化したら面白いんじゃないかな。
ペットブームな今、こういう現実をもっと伝えていくべきだと思います。そういうのにこれはピッタリだと思う。
ひとつひとつのお話しは、びっくりするくらいドラマチックなものから事故寸前の過酷過ぎるものまで、部員が体験してきた正真正銘の事実です。
だからこそフィクションにはない強さがあって、みんなの胸に響くんじゃないかと思いました。 -
2021年夏、林遣都、中川大志ダブル主演での映画化を受けて興味を持って読んでみた
想像していた以上に軽快な文体でサクサク読めたものの、登場人物、登場保護動物が細かく入れ替わるのでサクサク読むのはあまりよくなかったかも、と思ったり…
終盤での出来事は予想外ながらも、これが事実に基づいたものだということを受け止めざるを得なかった。
先輩と後輩たちとの思いや葛藤の違いはすごく心に残った。
動物好きでいつか保護猫を譲り受けたい、と思っていながらもなかなか行動には移せていない自分がいつかそれを実現できた時もう一度読みたいと思わせる作品だった。 -
2021年7月映画化
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99209788 -
母校の後輩たちがこんな活動をしていたなんて…知らなかった。
動物愛護はとても難しく人によって温度差もありますが、人に自分のやり方を押しつけない、無理をしない、お互いに協力するように出来ると良いのかな?と思いました。
動物だけでなく、人にも優しくなれると良いですね。
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ノンフィクション
社会 -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 地域ボランティア
請求記号:645.6/Ka
所蔵館 2号館図書館 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99209788
※2016年10月「大学」でも取り上げました。 -
犬部!というからには犬の話なのですが。
獣医学部の学生が犬猫の保護活動を立ち上げるお話です。
実話だけあって、最後はすっきりとはいかないけど、それぞれの頑張りがよく伝わるのが面白いです。 -
人間の身勝手で捨てられた犬や猫を保護し、新しいパートナーが見つかるまで世話する学生たち。
ただかわいい、可哀想なだけでは、とてもここまでできない。正直すごい。ある意味学生だからできるのかも。
うちの近所にも野良猫にエサを与え人がいます。正直、糞とか迷惑なんだけど、少しだけ暖かい心で見守りたい。と、反省しました。 -
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捨てられた犬などの話で考えさせられる本でした
また、とても感動しました。 -
<閲覧スタッフより>
北里大学獣医学部・獣医畜産学部北里会のクラブ、“犬部愛好会”の学生奮闘ノンフィクション。犬のために生きる犬バカの学生が発起人として、主に犬・猫の保護から譲渡することを目的とした非公認のサークル活動を立ち上げました。動物達の命を守るために決死の覚悟で臨んでいる姿に圧巻です。現在、“北里しっぽの会”という、主に譲渡に関するついてHPを立ち上げています。もっと活動が気になる方はそちらもぜひ見てください!「北里しっぽの会」http://animallover.web.fc2.com/
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所在記号:645.6||カタ
資料番号:10203157
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北里大学獣医学部の犬部。捨てられた犬や、迷い犬、瀕死の犬、猫を助け、育て、新しい家族に引き渡す。動物愛護活動部だ。動物愛護活動にはお金も時間もかかる。病気にもなる。かわいい、動物に触れあえるという気持ちだけではやっていけない。ともすれば、自己満足でしかなくなり、社会の動物に対する見方も様々だ。
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3.6。犬バカと犬好きの違いに納得。頭下がりまくる。
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テーマは非常に興味深かった。私は猫のほうが好き。
ホント一冊の本から輪が広がるの、楽しいですね( ◜‿◝ )♡
この本を読んで、我が家にワン...
ホント一冊の本から輪が広がるの、楽しいですね( ◜‿◝ )♡
この本を読んで、我が家にワンコはいないので、迎える時は保護犬がいいなと思いました
予約本、届くの楽しみですね♪
それがもう「ザ・雑種」で可愛い(^^)
それがもう「ザ・雑種」で可愛い(^^)
文庫本を図書館に予約してしてたけど、単行本の方も予約しちゃった笑
少しでも大きい写真が見たくて。
文庫本を図書館に予約してしてたけど、単行本の方も予約しちゃった笑
少しでも大きい写真が見たくて。