北里大学獣医学部 犬部!

著者 :
  • ポプラ社
3.67
  • (30)
  • (63)
  • (62)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 396
感想 : 85
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591117477

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ブク友さんの熱いレビューと犬好きの私…
    ノンフィクションは読まないがこれは読まねば!

    いくら犬好き猫好きと言っても保護活動するのは
    生半可な覚悟じゃ出来ない。
    それを大学のサークルがやるとは‼︎

    「俺が行かないとあいつらは死ぬ」
    「でも、このままだと俺が死ぬかも…?」

    インフルエンザになりながらも雪の中自転車で
    犬達のもとへ向かう池田君のセリフに笑いと涙と感動です。

    わたしのアイコンは7歳の世界一可愛いうちのワンコですハイ!親バカです(〃ω〃)
    この子は徳島で兄妹達と保護され、ボランティアさんのリレーで愛知の我が家に来た子です。

    田舎(失礼)には野良犬が驚くほど多く、保護されても里親になる人が少ない。
    野良犬の少ない地域までボランティアさんが遥々届けるのですね。
    殺処分0を目指している県も増えてきていますが
    保護団体の頑張り無くして実現しないです。

    この本に書かれている内容はまさに保護犬あるある
    で、うちのワンコの7年前をしみじみと思い出しました。゚(゚´Д`゚)゚。
    可愛い盛りの子犬なのに気配を消してハウスの隅に
    うずくまり、ご飯と水だけをそっとハウスに置く毎日…触りたい、撫でたいのを我慢し続けたある日に
    洗い物をするわたしの後ろにちょこんと座っていました。その感動たるやもう号泣。゚(゚´Д`゚)゚。
    一年かけて散歩に行けるようになりましたが、今でも家にお客さんが来るとハウスで地蔵になります笑

    長々と親バカレビューをしてしまいました…
    親バカ犬バカでごめんなさい( ̄▽ ̄)笑

    散歩でパニックになると抱っこして帰ります…
    19キロですけどね…

    ☆5ですよ土瓶さん(*´∀`*)笑







    • aoi-soraさん
      こっとんさん、おはようございます

      ホント一冊の本から輪が広がるの、楽しいですね(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡
      この本を読んで、我が家にワン...
      こっとんさん、おはようございます

      ホント一冊の本から輪が広がるの、楽しいですね(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡
      この本を読んで、我が家にワンコはいないので、迎える時は保護犬がいいなと思いました

      予約本、届くの楽しみですね♪
      2023/02/22
    • みんみんさん
      お話に出てくるワンコ達の写真が載ってるの!
      それがもう「ザ・雑種」で可愛い(^^)
      お話に出てくるワンコ達の写真が載ってるの!
      それがもう「ザ・雑種」で可愛い(^^)
      2023/02/22
    • こっとんさん
      ザ・雑種のワンコちゃんたちの写真!
      文庫本を図書館に予約してしてたけど、単行本の方も予約しちゃった笑
      少しでも大きい写真が見たくて。
      ザ・雑種のワンコちゃんたちの写真!
      文庫本を図書館に予約してしてたけど、単行本の方も予約しちゃった笑
      少しでも大きい写真が見たくて。
      2023/02/22
  • 大好きな『旅はワン連れ』の片野さん。
    今作もずっと読みたいと思っていて、映画化と聞いてこの機会に。
    北里大学獣医学部の、行き場のない犬や猫を保護して世話をし、譲渡するサークルについてのノンフィクション。
    まず驚いたのは、大学に特別な部屋などがあるわけではなく、サークル員が保護動物を自分のアパートでそれぞれ世話するということ。
    複数の動物を同時に世話することになったり、生まれて間もない、または怪我や病気などで非常に注意をしなければならなかったり。
    懸命に動物を救おうとするサークル員たちの姿に胸がいっぱいになったが、無責任、無知な一部の飼い主たちにはやり切れない気持ちに。
    それぞれのサークル員たちの生活と考え、更に設立から数年を経て、サークルのあり方が変わっていくところも丁寧に追いかけていて良かった。
    片野さんからサークル員への思いが書かれたあとがきもグッと来た…。
    映画も見てみたい。
    動物と暮らすことについて、もっと知識や関心が広まりますように。
    私もできることを考えたい。

  • 大学のサークル活動と侮る無かれでした。
    「動物愛護」の大切さ、素晴らしさはもちろんのこと、理不尽や葛藤と戦う苦悩や歯がゆさ全てがつまった本です。

    映画やドラマとかで映像化したら面白いんじゃないかな。
    ペットブームな今、こういう現実をもっと伝えていくべきだと思います。そういうのにこれはピッタリだと思う。
    ひとつひとつのお話しは、びっくりするくらいドラマチックなものから事故寸前の過酷過ぎるものまで、部員が体験してきた正真正銘の事実です。
    だからこそフィクションにはない強さがあって、みんなの胸に響くんじゃないかと思いました。

  • 動物を飼うということは、命を預かることだと思った。

  • 愛護って難しい。せめてうちの犬は最後まで仲良く一緒にくらす。幸せな犬にしたい。

  • 図書館で単行本で借りた本ですが、
    すごく良かったので
    文庫で出たら買おうと思っていた本です。

    犬部!がんばれ!

    そして1匹でも多くのわんちゃんたちが
    不幸な一生を送ることがなくなりますように。

  • 動物愛護。犬が好きで、恵まれない犬をなんとかしてあげたいと思ってもなかなか行動に移せない人はたくさんいる。そういうあたしも。今まで自分のことを犬ばかだと思っていたけど、本誌の言葉を借りるならば、あたしは犬好きだった。
    とにかく動いてみた。そんな犬部の学生さんたちはすごい。いろいろな問題にぶちあたって、迷惑もかけたかもしれないけど、行動出来たのはなかなか出来ることじゃないもん。

  • 捨て犬・捨て猫を保護する大学サークルのことをリポートした本。小説的に書かれてるので、感情移入しやすくて読みやすいです。大上段に振りかぶって愛護運動を推奨するカンジではなく、学生達の熱い気持ちとか学生らしい悩みとか、そんなことを織り交ぜながらの活動報告は、とても興味深かったです。

  • 献身的なケア、大きな愛情…傷ついた動物たちと真剣に向き合う学生達を追えば、自然とペットの命の重さに気付いている。
    部員達は、世話というより介護レベルの保護動物たちのため、自分の生活を犠牲にしている部分がある。それでも放り出さないのは、動物たちへの責任と信頼を感じているからではないだろうか。
    もはやサークル活動の域を越えているのかもしれないが、大学の性質と場所をうまく活かした意義のある活動に感服した。

片野ゆかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×