プロムナード

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著者 : 道尾秀介
  • ポプラ社 (2010年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118139

プロムナードの感想・レビュー・書評

  • 道尾さん初のエッセイ集。
    文章以外にも、17歳の頃描いた絵本や作家になる前に書いた戯曲、好きな本の書評なども詰め込まれて盛り沢山な内容。この絵本がなかなか深くて良かった。特別面白いというわけではないが、あの数々の小説がこの人によって描かれたのだなぁと頷ける内容と雰囲気だった。
    最初に「絵心がないので…」と書いてあったので、挿し絵を見て「本当絵心ないわぁ(笑)」と微笑ましく読んでいたのだが、後から見ると挿し絵はどうやらプロのイラストレーターの方だったようだ…。すみません。。。

  • 「向日葵の咲かない夏」で衝撃的な印象を受け、暫く本の世界から離れたほど苦手な道尾秀介さんの作品。

    でも、「ノエル」という本を教えてもらい、「向日葵~」からのイメージは全く変わり割と読めるようになった。


    ということで、この人のエッセイ。

    くどくど書くのではなく、あっさり書かれていて読みやすい!!

  • 17歳の頃に描いた絵本「みどりのうさぎ」がいい。「しろいうさぎ、くろいうさぎ」なら昔から好きで今も大切に持っているけど…これもいいな。

    16歳で金髪・長髪にダメージジーンズで耳には安全ピン、腕には文字彫り…という強面ながら好きな女の子にお手製の押花栞を強引に押し付けるなど、ロマンチシズム空回りっぷりの激しい道尾氏。(微笑ましい)

    4コマ漫画を上のコマを隠して一番下のコマから読むという遊び、いいなぁ。最近読解力が落ちているので鍛錬したい。

  • エッセイ集。面白かったです。小説は面白いけど、エッセイはイマイチな場合もありますが、道尾さんのエッセイは良かったです。のほほんとしてて笑えました。
    作者が17歳の時に描いた絵本や、初めて書いた戯曲?が載っていました。絵本はちょっと感動しました。道尾さんの物語の特徴が出ているように思えました。
    それに作者がどのような考え方で小説を書いているか分かって、改めて全部の作品読み直したくなりました。

  • 道尾俊介君、私はあなたを誤解していたような気がします。
    5年ほど前のことだったと思う。何の本だったかは忘れちゃったけど、初めて彼の本を読んだ時、最初の方で気持ち悪くなって読むのを止めたことがある。それ以来、彼の本は読んでいない。

     引越しをして、行く図書館が変わったからか、エッセイだったからか、道尾秀介の名前におびえることなくすんなりと借りられたこの本を読んで、おっ、俊介、おもしろいと思った。大人気作家だから、何百人という人が借りるのを待っているだろうけど、道尾秀介ワールドを再度ノックしてみようと思った。

  • バンド、小説、絵本、

  • 作家:道尾秀介のエッセイ集。
    どのエッセイも事象の捉え方にユーモアがあって、なおかつ奇をてらいすぎてないので共感もできる。面白かったです。

  • エッセイはたいてい視点の斬新さが面白いのだが、この人は受け取り方、解釈が独特。好きな映画や本についても、初読時のインパクトより大人になって読み返したときの受け取り方の違いに注目している。そのときの感覚を作品で再現しようとしているのかも。

  • 作家になりたくてもなれない人って、この辺りが不足してるのだろうなぁと思わせてくれるエッセイ。
    どの辺りかはナイショ。

  • エッセイ一つ一つが短く、また共感できるものが多くて楽しめました。どれにも一つ心に残る言葉がまり、印象的でした。バイクの話もよかったです。この年になると、蹴られるダメージは大きいですが、違う景色をみせてくれていると思うと踏ん張れますね。また、踏ん張らないといけないですね。気づかせてくれた道尾氏に感謝です。

  • 道尾作品をコンプリートしようと借りてきたが。。。
    エッセイとは知らなかった。。。
    本来エッセイは読まないのでちょっとがっくりきたが読んでみたら意外に面白かった(笑)
    イガグリの中にタワシは笑うわ(笑)
    道尾作品既刊コンプリートまであと二作。

  •  私的にエッセイのイメージのない道尾氏でしたが冒頭のバイク屋のマスターの話で感動、中盤の絵本で感涙、最終のプロムナードの話で共感。
     これまで機会が無く手にとれなかった本作品でしたが今回ラッキーでした。

  • 作家道尾秀介のエッセイです。
    表紙に鍵、表紙をめくると鍵穴の絵。

     プロムナード[promenade](仏):散歩道

    どんな散歩に連れていってくれるのか、ページをめくる前から楽しみです。

    「マナー違反の怪奇現象」は、満員電車のオナラの話。笑えます。
    かと思えば「物語が現実を超えるとき」は、作家としての顔がちらり。

    1編が数ページで、普段着っぽい文体と体験から書かれた内容は、
    読んでいて馴染みやすいものでした。

    道夫秀介は小説を書くのも、書くこと以外の暮らしも楽しそうなようすが、
    ページをめくるたびにあふれてきます。

    肩の力を抜いた散歩、いろんな光景が見ることができて、
    いい気分転換になりました。

  • 図書館にて。
    この作者がエッセイなんて珍しいなと思ったら、初のエッセイ集なのだそうだ。
    エッセイだけじゃなく、映画や本の批評などバラエティに富んでいて楽しめた。中でも、17歳の時に書いたという絵本は今の小説の通じるものがあって驚いた。才能がある人というのは、若い時からにじみ出てくるものなのね。

  • 道尾さんのことがなんとなくわかって、だからああいう小説が書けるのかーと納得した。「僕が好きなもの~本~」の、トロムソコラージュ/谷川俊太郎、龍の棲む家/玄侑宗久、聖なる春/久世光彦、草の花/福永武彦も読んでみたくなった。17歳の時に描いたうさぎの絵本も面白かった。

  • 「人生の四コマ目を見ても、なかなか「起」「承」「転」の想像はつくものじゃない。ある人はいつまで経っても「転」がやってこず、「承」の状態が長いことつづき、気がつけばそれが「結」になって人生を終えてしまう。またある人は、これが「結」だろうとばかり思って安穏としていたら、いきなり目の前に過激な「転」を突きつけられれて愕然とする。だからこそ人生は面白いのだ、などと書いたらいささかわざとらしいだろうか。」(p.299)

    リタイアが転、リタイア生活が結、そのまま安穏と生きて行きたいものです。こんなことあったら怖い。

    とりあえず、作者がリア充だということはよく分かった。

  • いやあ、この人の感覚好きだなあ。

  • 絵本がなかなかよかったです。

  • 好きな作家のエッセイ

    小説とは違った感じでおもしろい。いくつか紹介していたお気に入りの本を読んで見たくなった。

    これからもこの作家の本は読んでいきたいなあ

  • 金田一の足跡を追っているところで、自分の地元に昔の道尾さんがきていて、ものすごくテンションあがった!
    まさか最寄り駅が出てくるなんて…。(笑)
    そんなにバイク好きなんて知らなかった。

    絵本がなかなかズシンときた。

  • 道尾氏のエッセイ集。
    クスクスっと声に出して笑うこと、2,3回。
    個人的には、またラブストーリー書いてほしい。

  •  小説はあんなにすごいのに、ご本人は別人のように普通で、
    人柄もテレビで見るようなつんとした感じもない。
     はじめて描いた絵本も載っていて、才能のある人ははじめからあるんだなあと思いながら読んだ。
     

  • エッセイ。間に挟まっている、高校時代(?)に書かれた絵本というのが感動的で泣けた。「心がきれいじゃないと泣けないよねー」と言われたが(笑)たとえ心が汚い(?)人が読んだとしても、ハッとさせられると思う。

  • (104)

    道尾秀介氏20作目。

    道尾ファンにはたまらない一冊。
    一通り著書を読んだ上で手に取ると、
    「ああ、これがあの話に繋がったのか」
    と、物語が生まれる背景を見ることができて楽しめます。

    ちなみに、私も戯曲のラストはわかりません。

  • 毎日がショートショート。
    謎多き小説家のおかしな日常。
    初エッセイで初公開!

    デビューから6年の歳月をかけ、独自の視点で日常を切り取り、丁寧に言葉を紡ぎ書き溜めた新感覚エッセイ。
    そこには、ありふれた日常を彩る、新しい驚きと発見が溢れている。

    日経新聞「プロムナード」にて連載していたエッセイを中心に、作家になるまでの道程、昔好きだった女の子との話まで……、道尾秀介を形作るすべてを一冊に凝縮。

    17歳の時に初めて描いた絵本「緑色のうさぎの話」と、19歳の時に初めて書いた戯曲「誰かが出て行く」の貴重なデビュー前原稿も特別に収録。
    内容(「BOOK」データベースより)
    作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。

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プロムナードの作品紹介

作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。

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