東京日和 (ポプラ文庫)

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  • ポプラ社 (2010年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118573

東京日和 (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 人とたくさん出会い、自分とは何かを探す、また自分を知るというのはおこがましいなあと思う。今はそう思うけどいつかこの考えも変わる。なにが正解なわけでもないから自分のときめくものを、やっていこう。ゆとりだからとかいう理由で原は最初から失敗を見越しているだとか、答えを待っているだとか云うあいつらはいつか私に感嘆の息をもらす。善い人になりたいなあ!なる!

  • 泣き過ぎてゲロを吐きそうになりました。迎え火は焚かない。帰らせない。この一言。だめだめ。水分出し切ってしまったわ。何回も何回も読み返し見返し、これからも何回も何回も泣いて最後は本当にゲロを吐くんだ。水分溜まってからにしないとな。空があまりにもあまりにも、空だから。空でしかないから。たまらんのよ。

  • 泣けた。泣けてきた。でも、それと同時に思ったのは、愛があるから大丈夫、ということだった。愛があるなら、大丈夫、と。そう感じた。(11/9/25)

  • ブクログには写真集を登録しないようにしてるので、
    当初この本は登録するつもりはなかったのだけど、
    読んでたらちがった。

    確かに写真は多いけど、写真集ではない。

    では何かと言えば、陽子さんのエッセイは入ってるけども、
    これは“妻を亡くした写真家の涙”なんじゃないかと。

    荒木さんの悲しみというか喪失感みたいなものがすごく伝わってくる。

    夫婦ってこういうもんなんですね。

  • こんな風に人を愛し人に愛されたらそれだけで奇跡だし芸術だと

    憧れます

  • 完了日 : 2010年06月13日

    東京は千住生まれの妻と、三ノ輪生まれの夫。
    『月島と勝どき橋で胸の中をジンワリと湿らせた後は、新しく出来た銀座のウィスキイ・バーに行ってみることにした。
    ・・・・夫はお客に対して文句があるようだ。コーン・ウィスキーをゴクッと飲んでは、皆イモだねえ、全くさえないねえ、と気にくわない様子。

    ヤレヤレ、やっぱり月島の馴染みの飲み屋さんなんかで一杯やった方がよかったようだ。
    でも私はそんな彼に揺さぶりかけて、新しい店にひっぱっていく事も大切だと思っている。

    だって今から荷風しちゃうこともないでしょ。』

    4つの章からなる。
    ◎妻、ヨーコの文章と夫荒木経惟氏の写真。
    夫婦ふたりで歩く東京の街。「東京日和」は荒木氏の造語のようだ。

    ◎妻ヨーコ亡き後、夫の日記風手書きメモと写真

    ◎愛猫との二人暮らしとなった夫の日常と写真。(切ないけれども絶望的でもない、ヨーコの存在を感じながら日々暮らしているように感じるから)

    ◎二人で歩いた「東京の街」ライカでカラー写真を撮る。短い文章。

    夫の文章『・・・・今年のはじめに妻を失いました。妻が逝ってから、私は、
    空景ばかり写しています。』手書きの字に胸を打たれました。

  • 柳川などを舞台とした作品です。

  • 永遠に失われてしまった瞬間とそのことを想う瞬間。日常の幸福とその後の寂寥。どちらも愛に溢れて。

  • 昔。20年以上前。
    クラブの試合で合宿した東京の町で、天才アラーキを見た。多分。

    となりを歩く女の人の方を何度も何度も、振り返りながら、しきりに、

    「おもしろいねぇ。おもしろいねぇ。」

    と繰り返していた。
    女の人が、何と答えたかはわからないが、2人のニコニコとした笑顔は、印象に残っている。

    多分、その愛しのヨーコだったのだと思う。

    数年後、アラーキの写真全集を見てた時に感じたのだが、天才アラーキの撮る女の人って、美人度さがって写ることが多い気がする。
    でも、ヨーコさんだけは、美人度が増して写っている気がした。

    廃墟になっていくバルコニー。

    人は、それでも、生きていく。
    生きていかなければ、ならないのでしょうか?

  • アラーキーの撮った奥さんの写真がとても綺麗で胸がいっぱいになった。

    ずっと続く愛も本当はあるのかもしれない。

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東京日和 (ポプラ文庫)の作品紹介

「私の写真人生は、ヨーコとの出会いから始まった。」-絶筆を含む陽子夫人最後のエッセイ、新盆までの夫の日記、妻を想いながらひとり写した空、東京の写真を収録。写真の天才アラーキー、二人三脚の人生の、切なくも幸福な終結。強く、切ない光に満ちた名作、待望の文庫化。

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