([わ]1-8)白き手の報復 (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118634

作品紹介・あらすじ

愛人の子供を産むことが出来なかったナースが、自分が担当する幸せそうな妊婦に対して逆恨みを抱き、ありえないたくらみを企てる表題作のほか、病院を舞台にしたサスペンスタッチで描く琴線を刺激する男女の愛憎劇が5編。

感想・レビュー・書評

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  • やめられない止まらない。渡辺淳一のホラーのような短編集。
    怪談ではないけれどとことん、じんわり恐怖をおぼえる。

  • この時代の渡辺さんの本はどれを読んでもいい。といいつつ表題作はあまり好きではないが。「少女の死ぬ時」なんかは、渡辺さんのような人で無いと書けない作品で、こういう作品と出会えるから読書はやめられない。

  • 収録された6つの短篇のひとつ「少女の死ぬ時」が素晴らしく大好きな短篇だ。この一篇だけで最高評価をつけた。他の五篇はおまけでしかない。

  • 昭和の香りたっぷりの作品でした。
    渡辺淳一自身が経験をモトに表現した医療の世界
    短編5作品ともおもしろかった。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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