(009)夜 (百年文庫)

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  • ポプラ社 (2010年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118917

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(009)夜 (百年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 全部好きでした。
    『悲しいホルン吹きたち』では、大人にも子どもにもなりきれない青年のふわふわした部分に共感が持てました。
    "生活は広漠で空虚なもの"
    大学時代から一人暮らしを続けている私にとって、それは時折訪れる感覚です。

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    ◆収録作品◆
    カポーティ 『夜の樹』
    吉行 淳之介 『曲がった背中』
    アンダスン 『悲しいホルン吹きたち』
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  • いくつか百年文庫を読みましたが、キーワードが無理からに感じる中、これはあらすじ紹介にある「心の奥に流れるブルースのような三篇」というのがなかなか上手いかなと思います。

    装画 / 安井 寿磨子
    装幀・題字 / 緒方 修一
    底本 / 『吉行淳之介全集』第三巻(新潮社)、『アンダスン短編集』(新潮文庫)、カポーティ「夜の樹」は新訳

  • 「曲った背中」はよかったんだけど、外国作品がちょっとわかりづらくて、うーんとなってしまった。

  • 2013.317
    『夜の樹』カポーティ
    葬儀帰りの夜汽車の中での奇形な2人とのやりとり。読んでる最中ずっと不気味な予感がしている。
    これは好きじゃない。

    『曲がった背中』吉行淳之介
    自分が犠牲になっているのか、罰しているのか、なにかもうよく分からない
    、というとこ好きだったな。分からなくするために酒を飲むんだきっと。
    これは好き。

    『悲しいホルン吹きたち』アンダスタン
    自分がもう少年ではいられないと認めた瞬間のたよりなさ。
    アメリカ人の書くものはあまり好きじゃないのは偶然か。

  • カポーティ『夜の樹』
    吉行淳之介『曲った背中』
    アンダスン『悲しいホルン吹きたち』

    夜汽車の窓に
    流れゆく星のかなしみ

    寂しさ、哀しさを静かに表しているような物語。

  • カポーティ『夜の樹』
    吉行淳之介『曲った背中』
    アンダスン『悲しいホルン吹きたち』

  • カポーティの小説に出てくる人物たちはみんなセルロイドでできているよう.あるいは蝋人形のような...|夜の樹|カポーティ
    さらさらとした感触の文章.|曲がった背中|吉行淳之介
    訳のせいかもしれないけど,途中で読むのやめたくなった.でもその途中がいちばんこの話を理解できそうな気がして読み進めたけど,結局わからなかった.そんなこともあるんだなぁ...|悲しきホルン吹きたち|アンダスン

  • 鬱屈感のある夜の話3篇。
    カポーティ「夜の樹」、列車の揺れる音やすえた酒の匂い、冷たい夜気などが直に感じられるようだった。さすがという感じ。

  • ポプラ社百年文庫、各巻の組み合わせはズルい。確信犯的だ。カポーティに吉行淳之介、ときたら読まずにはいられない。
    カポーティ『夜の樹』はおそらく川本三郎訳で以前に読んでいたはずだが、他の短編の印象に紛れていたのか今回新鮮な気持ちで読んだ。吉行淳之介『曲った背中』は戦後の夜の街の雰囲気がくすんだ空気の向こうに見えるようだった。
    そして、アンダスンの『悲しいホルン吹きたち』。家庭の事情で子ども時代が急に終わり、「おとなであること」を余儀なくされた少年が、宙ぶらりんな不安な感情でいる様子がとてもよく描かれていた。しみじみと夜に読みたい3篇である。

  • 吉行淳之介さんの本を読んでみようと思いました。

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(009)夜 (百年文庫)の作品紹介

凍てつくような冬の夜、汽車に乗り込んだ若い娘は同席した客の荒んだ気配にたじろぐ。車中の会話に人生の悲哀がのぞくカポーティの『夜の樹』。戦後の安酒場、暗い背中をした男の哀しい出来事(吉行淳之介『曲った背中』)。家族に災難がつづき自立を余儀なくされたペンキ屋の息子ウィルは、就職口を見つけようと故郷を旅立つ。大人社会に飛びこんだ少年の覚悟と出会いの物語(アンダスン『悲しいホルン吹きたち』)。心の奥に流れるブルースのような三篇。

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