(011)穴 (百年文庫)

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  • ポプラ社 (2010年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118931

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(011)穴 (百年文庫)の感想・レビュー・書評

  • うーん、断食芸人は読んでもちーともわからんかった。

  • フランツ・カフカ | 断食芸人
    長谷川四郎 | 鶴
    ゴーリキイ | 二十六人とひとり

    難しくて『鶴』まで読んで読むのやめました。だから『二十六人とひとり』はどんな作品かわからないけど、この本の中で私は『鶴』がいちばん好きだなあ。

  • カフカ『断食芸人』:人生そのものが墓穴
    長谷川四郎『鶴』:大きな穴の中に偶然か必然か一人分の穴
    ゴーリキイ『二十六人とひとり』:穴の中で集団で暮らすということ

    という印象。

  • カフカ『断食芸人』
    長谷川四郎『鶴』
    ゴーリキイ『二十六人とひとり』

    知らない作者の短編をお試しに読める、百年文庫ならではの
    出会いができた一冊。

    カフカは授業で『変身』を読んで以来だが、ひとつの事をひたすら敬虔に
    行ってきた者が、その甲斐もなく虐げられ、最後に見捨てられる無常さの
    描写は相変わらず。
    ラストの主人公の、ぽっかりと見開かれた瞳の暗さがタイトルの「穴」なのかなと思ったり。

    長谷川四郎はこの本で一番の良い出会い。
    文章の運びや比喩が一番好みだ。この人の本は他のも読んでみたいと
    思わされた。

    ゴーリキイの話は読んでいたところラストになって、まるで現代で
    マンガ内の一推しな女の子に彼氏がいる設定が発覚した途端、
    それまで大事にしていたコミックスやポスターをびりびりに破り捨て、
    「裏切られた!」とのたまう男性読者のようだなと連想してしまった。
    多分そんなには本質的に間違っていないと思う。

  • 2013.3.25

    『断食芸人』カフカ
    カフカ読んだの変身に続き二作目。少し変で重く暗い。

    『鶴』長谷川四郎
    地下からのぞく広大な岡。拡大されどことなく非現実的。

    『二十六人とひとり』ゴーリキイ
    限定された世界での生きる望みとか気の持ちようの大切さ。
    ゴーゴリと名前似てるな。

  • カフカ「断食芸人」
    長谷川四郎「鶴」
    ゴーリキイ「二十六人とひとり」

    「断食芸人」を『穴』に入れたセンスはすごい。ゴリゴリの精神の穴。
    真っ暗で真っ黒。なんとも言えない最後。

    「鶴」はなんかもうよく分からん。
    これが極限の精神状態ってやつか。
    割と平和な状況が続いていたから、最後の異常さが際立つ。

    「二十六人とひとり」穴倉の中の男たち。
    自分たちで作り上げた聖像を自分たちで壊してしまう。

    体が穴にはまってしまうと、精神も穴にはまってしまうのかな。

  • カフカ『断食芸人』
    長谷川四郎『鶴』
    ゴーリキイ『二十六人とひとり』

    この本はすべて印象深いです。
    理由はうまく説明できないけど

  • カフカ『断食芸人』
    長谷川四郎『鶴』
    ゴーリキイ『二十六人とひとり』

  • まさしく、穴だ。
    深い深い穴。
    暗くて、窮屈で、見上げる空は遠く小さくて。
    そんな穴を思わせる作品ばかりだった。
    自分からは絶対に読まないような作品ばかりだった。

  • 1106いくらかに読了
    うすぐらい (あんまりおぼえてない)

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/11

  • 和図書 908/H99/11
    資料ID 2010200687

  • ぼっこぼこに穴でした

    カフカ:ビッシビシ
    長谷川四郎:キンッキン
    ゴーリキイ:ドロッドロ

    以上の三穴でお送りしました、みたいな

    どの文中にも明確に「穴」とは出てこないのに場所的にも心理的にもまさに「穴」で、この三篇を集めて「穴」とまとめたポプラ社、すごい!

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(011)穴 (百年文庫)の作品紹介

檻のなかで半眼を開き、飲まず食わずで座りつづける。そんな断食芸が喜ばれた時代は去り、誇り高き芸人は苦悩する(カフカ『断食芸人』)。完全なる静寂、闇に微かに震える翼-北方で国境警備にあたる日本兵が塹壕の覗き穴からみた巨大な生命のうねり(長谷川四郎『鶴』)。地下室でパンを焼く男たちに笑いかけるターニャ。彼女の存在は疲れた男たちの希望だったのだが…。(ゴーリキイ『二十六人とひとり』)。踏みつけられた者たちの、胸に迫る人間ドラマ。

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