(019)里 (百年文庫)

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  • ポプラ社 (2010年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119013

(019)里 (百年文庫)の感想・レビュー・書評

  • 罪な女/藤原審爾 大町さんがかっこよすぎて興奮する。

  • 今戸心中 いまい

  • 2013.416
    『朴葉の下駄』小山清
    気持ちを伝えようとした矢先に、他の男の元へ行ってしまった遊女のはなし。
    『罪な女』藤原審爾
    花魁のお愛がまるで子供のようでかわいらしい。
    『今戸心中』広津柳浪
    客を思い続け、とうとう身を滅ぼした花魁のはなし。泣きすぎるのって身体によくない。でも泣いちゃうんだよね〜。

    そぼくな里の三話を想像して読んだら、遊里。そっちか〜。

  • 小山清『朴歯の下駄』
    藤原審爾『罪な女』
    広津柳浪『今戸心中』

  • 小山清「朴歯の下駄」(1949)、藤原審爾「罪な女」(1952)、広津柳浪「今戸心中」(1896)の三編。里という題から山里の話を想像したが、三編全て遊里で繰り広げられる切ない恋とその行方が描かれている。このような話を書く作家には、大いなる経験が要ると思われる。出色の出来は「今戸心中」。全く時代を感じさせない。登場人物の心の機微が伝わり、人生と色恋は時が経ても同じことの繰り返しだと感じる。どの話も切なく、身につまされる。

  • 太空(そら)は一片の雲も宿(とど)めないが黒味渡ッて、二十四日の月はまだ上らず、霊あるがごとき星のきらめきは、仰げば身も冽(しま)るほどである。

    こんな出だしを読むとやはり身構えてしまう。

    百年文庫4冊目は「里」

    収録は
    小山清「朴歯の下駄」
    藤原審爾「罪な女」
    広津柳浪「今戸心中」

    花柳界を描いたもの3編である。上記の引用は「今戸心中」。3つとも自分は読んだこともない作家だった。

    悲哀に満ちた男と女の姿が描かれる。登場する人物に共通して感じられるのは「行き場がない」「出口が見えない」感じだ。会話もどこか悲しい。

    とりわけ興味深かったのは「今戸心中」。文章の組み立て方がある意味新鮮に感じられた。舞台にある情景を少しずつ説明しながら、登場人物に次第にスポットをあて語らせる。戯曲のように思えるのがなかなか面白く、また読みにくいところでもあった。そもそも広津柳浪は尾崎紅葉とかと同時代人なので、小説もまだまだ作家皆試行錯誤していることが窺える。たまにはこういうものを読んで、いかに昔の人が苦労して今の日本語を作り上げたのかに思いをはせてみたりする。

  • 遊女がテーマの3作品。哀しいね。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/19

  • 和図書 908/H99/19
    資料ID 2010200695

  • 小山清はあまり読めないので、良かった。

  • 恋は難しい
    恋は儚い
    恋は切なぃ
    恋は苦しい
    だけど読んでいて恋をしたくなる

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(019)里 (百年文庫)の作品紹介

「僕は、あの、小説家になりたいと思っているんだ」-新聞配達をしながら廓に通う「私」は、遊女になって間もない純朴な娘と親しくなり、想いを伝えようとするが…(小山清『朴歯の下駄』)。刑務所に夫のある妓が客のひとりに惚れてしまう…雪景色が涙をさそう藤原審爾の『罪な女』。惚れた男との最後の宴、悲嘆にくれる花魁・吉里に、どうしてもいま会いたいと待ち続ける客が-。すれ違う男女が哀しみを織りなす広津柳浪の『今戸心中』。遊里を舞台にした切ない恋の物語。

(019)里 (百年文庫)はこんな本です

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