(026)窓 (百年文庫)

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  • ポプラ社 (2010年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119082

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(026)窓 (百年文庫)の感想・レビュー・書評

  • ピランデルロ『よその家のあかり』
    もう二度と自分が手にすることは出来なくなってしまったものは、なぜこうも美しく切ないものなのか。
    他の作品も読んでみたくなりました。

  • ピランデルロ「よその家のあかり」は絶品。神西清「恢復期」も、乙女の日記にしては明晰すぎる気がするが、爽やかでいい。

  • どれも読むのは初。
    窓、といえばO・ヘンリーの「最後の一葉」とか思いつくけど、そういうのは選ばないのが百年文庫?

    ピランデルロ「よその家のあかり」がよかったかな。
    名前だけはちょっと聞いたことがあるので、読めてよかった。

    装画 / 安井 寿磨子
    装幀・題字 / 緒方 修一
    初出 / 『遠藤周作文学全集 第6巻 短篇小説集Ⅰ』(新潮社)、『ピランデルロ短篇集 旅路』(ハヤカワ文庫)、『雪の宿り 神西清小説セレクション』(港の人)

  • 『シラノドベルジュラック』遠藤周作
    人間観察を好むいやな主人公のはなしだけど、小説自体はなぜかそんなきらいじゃないな。
    シラノって、聞いたことある。戯曲、有名なんだな、読みたいな。

    『よその家のあかり』『訪問』ピランデルロ
    明るい向かいの家を見つめる。死んだ女の訪問、白い胸元。二作ともいまいち

    『恢復期』神西清
    日記形式はどうも好きでないよう。

  • 遠藤周作『シラノ・ド・ベルジュラック』
    ピランデルロ『よその家のあかり』『訪問』
    神西 清『恢復期』

  • 遠藤周作「シラノ・ド・ベルジュラック」、主人公のの心情を表す鋭い表現が印象に残った。ビランデルロ「よその家のあかり」「訪問」読者のまぶたに情景を描かせる文章。神西清「恢復期」療養中の主人公が感じた自分の変化。自分が気付かない変化をよく文章に表せるものだ。

  • 初読、『百年文庫』シリーズ。
    一冊一冊、単漢字のタイトルが付いていて、その字にちなんだ短編文学作品が幾つか収録されている、というスタイル。
    短編ゆえに重すぎず、読みづらそうな古典文学でもとっつきやすいのが◎。
    それでもやはり純文学、一つの文章をじっくりイメージしながら解読していくように読まないと先に進めない。これぞ読書!という読書体験をさせてもらいました。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/26

  • 和図書 908/H99/26
    資料ID 2010200702

  • シラノ・ド・ベルジュラック
    日本人の「文学とは人間の真実を追究するもの」という意見に対して、フランスでは「そんなものは宗教がやってくれる」という反論に納得した。(P39)最後の先生の言葉が、先生が唯一見せた感情だと思う。(P41)

    よその家のあかり
    よその家のあたたかいあかりで人間性を取り戻したのに、よその家のあたたかいあかりを奪ってしまったのは悲しい。

    訪問
    難しい。

    恢復期
    幸福ではなく平静というのが印象的だった。(P102)

  • 遠藤周作と神西清の作品が素晴らしい!特に神西清の「恢復期」。サナトリウム文学というのだろうか、物語内容は違えど、どこか「斜陽」を思い起こさせる作品。日本人作家の作品に比べるとピランデッロの作品はかなり読みにくい。平仮名と漢字の使い分けがどうかと思う。著者名も「ピランデルロ」だし、母親と娘を終始「かれら」と訳してるあたり、翻訳に問題があるように思えてならない。

  • ピランデルロの作品が面白かった。このひとノーベル文学賞受賞者なんだなー。

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(026)窓 (百年文庫)の作品紹介

冬枯れたリヨンの町を一望できるアパートに、ひとりの老学者が暮らしていた。その生活は驚くほど規則正しく、紳士然として見えたが…。静かな雪景色を背に突如、浮かびあがる人生の哀しみ(遠藤周作『シラノ・ド・ベルジュラック』)。天涯孤独の青年が隣家の窓にはじめて温かい「他者」を見出していくピランデルロの『よその家のあかり』。療養する少女の変化をみずみずしい生命感覚で描いた神西清の『恢復期』。沈黙に秘められた思いが室内楽のように響きあう。

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