のっぺらぼう (おばけ話絵本)

著者 :
  • ポプラ社
3.81
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本棚登録 : 294
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119426

作品紹介・あらすじ

「おまえ、やまにいって、たきぎをとってきておくれ。でも、それがすんだらすぐにかえってくるんだよ。やまはくらくなるとこわいものがでるからね」ははおやにいわれたことをきれいにわすれ、すっかりかえりがおそくなってしまったおとこのこ。あわててやまをおりる、そのとちゅうでであったのは…。語りつがれる日本のお化け話のスタンダード。

感想・レビュー・書評

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  • 「おまえ、 山にいって 焚き木をとってきておくれ。でも、それが済んだら すぐに帰ってくるんだよ。山は暗くなると 怖いものが出るからね」「うん。わかってるって」 男の子は、母親に言われたことをすっかり忘れてしまい、野ウサギを追いかけているうちに、すっかり暗くなった山で見たのは、お寺の和尚さん、赤ん坊を背負った女のひと、提灯をさげたお侍さん。その顔は<目も鼻もないのっぺらぽう>「待て待て! のっぺらぼうの仲間に入るがいい !」・・・やっとのことで逃げて帰った男の子の母親は、ゆっくりと こちらを向いて・・・。

  • 4歳の息子がのっぺらぼうに目を描いてしまいました。

  • のっぺらぼうのお話。
    どういうおばけか知っていても逸話を知らない人が実は多いのではないでしょうか?

    子どもを飽きさせない長さ、簡潔さで書かれています。
    絵がまた素晴らしいです。
    8分くらい。

  • よかった

  • 軽部武宏さんの描く少年に惹かれる。

  • のっぺらぼうの話は色々あると思いますが、今回は中々のできだとおすすめの絵本です。絵がそれなりに怖いのがいいじゃないですか。分かっていても怖いですね。子どもは眠れなくなりそう。

  • 最後にお母さんに会えて、助かったところがよかった。(4歳11ヶ月)

  • 読了

  • 夏休みが終わろうかというのにこの有名なジャパニーズホラーで納涼。
    6歳の息子は最初「え~こわい~」と乗り気ではなかったが、読み始めるとこれでもかっ!ののっぺらぼうの畳み掛けに釘付けw
    母親の言いつけを守らない男の子が次々出会う恐怖の連続。軽部さんの不穏を掻き立てられる夜の雰囲気に緊張感も高まり、のっぺらぼうのド迫力から目が離せない。最後は“お、お母さんも…”とドッキリさせられてホッと安心の結末。
    のっぺらぼうのおさむらいさんの顔を「まゆ毛あるね」と冷静に観察した息子。いやそれ口ひげだからw

  • 怖くなかった
    口だけで顔がない

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著者プロフィール

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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