あなたを独りで、泣かせはしない (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 楡井亜木子
  • ポプラ社 (2010年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119747

あなたを独りで、泣かせはしない (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 32歳の作家の男性と、高校三年生の女子高生の恋愛もの。年の差の恋愛ものが好きなのでハマったわー!

    楡井さんといえば『はじまりの空』も、女子高生と年上の男性との年の差恋愛ものでしたが、今回は「作家の男性」という好きな設定のキャラが出てきたので、引き込まれ度UP。
    「はじまりの空」のように、男性にちょっと気弱というか迷いのある部分が描かれていて、それゆえに女子高生とすれ違いながらも、最後はわかり合う。
    王道のストーリーでした。いやー良かった。
    で、そのイケメン店員がいる喫茶店はどこですかね。

  • こうした恋愛が一般ウケするか否かは置いておいて、私は楡井さんの描く「年の差恋愛」がものすごく好きだ。

    何より少女漫画的展開になりきれないところが、いい。

    『はじまりの空』から注目させていただいていて、ここで更に深まったなぁと思う。

    一途な想い、その姿を客観視しては躊躇する自分。
    そして触れられない部分と、知りたい過去の長さ。

    大人になりたい、子供でしかない、そんな熱さと我儘さを持ち合わせた主人公が可愛い。
    大切な一冊である。

  • 主人公の優希の描写が女子高生らしく、まっすぐで、悟さんに惹かれていく過程は可愛らしいものがあるのだけど、悟が優希に惹かれるのが早すぎじゃないかな?
    ぎりぎり条例違反にはならないのかな……。
    15歳も年上で、女子高生に手を出すんだから、もうちょっと悩んでもいいのでは?

  • 再読。これ、読んでたらつい秋山悟の顔を友だちの男の子にしてしまう。彼でイメージが出来上がってて。彼の顔と女子高生の恋愛とか想像してきゅんとしちゃったり。単なる妄想ですが。恋は突然、おちるものなんだなぁと懐かしくなる。恋愛って遠い。好きになるだけなら勝手だけど気持ちを相手に向けるのって確実じゃないし、心は疲弊する。32の男が17歳の女の子と恋愛ってあかんやろーとか普通は思うけど、この小説なら許せるのはロマンスだからかなぁ。悟の存在はずるいと思うけど。

  • 年の差恋愛でどきどきしたり、不安も募るが、二人には幸せになってほしい!
    悟さんみたいな男性は素敵だと思うし、主人公である、大人びた優希にはどきどきさせられる。

  • 17歳の女子高生と喫茶店で働く32歳の年の差恋愛。

    友達の誘いで訪れた喫茶店で出会った二人。
    第一印象は最悪だったが、彼の入れたコーヒーの虜になった彼女は、その後も一人で喫茶店を訪れる。
    次第に二人の距離は縮まり付き合い始めるが、彼は心に大きな沼を持っていた。


    15歳の年の差、そんな恋愛を経験したことはありませんが…17歳の彼女にはものすごく共感ができました。
    17歳という微妙な年齢の、悩みだったり不安定な心情がすごくわかりやすく表現されていて、感情移入しやすかったです。
    相手が大人だからこそ、簡単に甘えたり頼ったりってしにくかったりするんですよね。
    そのもどかしい感じがよく伝わってきて、なんだか読んでて胸が苦しくなりました。

    32歳の彼は、なんていうか年の割に可愛いところがあって。
    大人なのにわがままだったりして、なんかそういうのがキュンでした。
    でもやっぱり大人の男の人だなぁって部分もあって。
    そんなんじゃ女の子は傷つくに決まってるじゃないかってイライラしたりもして。
    完全に入りこんじゃってましたね。

    好きって気持ちの強さと脆さ。

    恋がしたくなる作品です。

  • じぶんと重ねすぎてやんだ。

  • 高校生と32歳の、歳の差恋愛小説。喫茶店かあ。

  • p10
    本物のコーヒーって、こういう味がするんだ。

  • 年の差恋愛は大好きなはずなのになんでこんなもやっとした気持ちになるんだろう…。読んでる間ずっと、些細なところで気持ちが引っかかって、その引っかかりが共鳴して不協和音になってた。主人公の性格と合わなかったのが原因である気がするので、まあ趣味に合わなかっただけだと思います。少女の危うさは好きだけど、現代の女子高生の危うさは鼻につく。男に抱かれるなとは言わないけどさ……
    解説者も言っていたけど、この主人公が最も幸運だったのは素敵な恋人に会えたことじゃない。素敵な友達がいたことだと思う。

  • 無属性に属しているような感じの小説。
    恋愛小説好きは楽しめるかも。年の差恋愛好きは更に楽しめるかも。
    悪くはないと思う。

  • 年の差恋愛の話が好きで、楡井さんの作品のファンなんですが、やっぱり私の中で「はじまりの空」は超えられないな、と。今作はあまり主人公に感情移入できなかったです。でも「文化系女子の高校生×雰囲気のある喫茶店で働くクールな32歳」という設定には萌えました(笑)

  • 高校生の優希が友人の付き添いでいった喫茶店で出会った
    32歳の悟さんとの年の差恋愛ストーリー。

    高校生の優希の揺れ動く気持ちがとても共感できました。

    相手のことをもっと知りたいと思う気持ちや、
    踏み込んでいいのかわからずにいる気持ち。
    何かしてあげたいと思う気持ち。

    相手に対してとても誠実なのですが、
    悟さんが持ってる沼。

    いろんな経験をして大人になるからこそ、
    誰でも心に沼を持っているのかもしれない。

    その沼をどうするのか?が問題かもしれない。

    悟さんは優希さんによって、
    少しずつ光がさしてきたように思います。

    優希さんを幸せにすることを
    優希さんのお母さんに誓うところが
    すごく良かったな~♪

    2人の恋愛をそっと見守る繁さんも良いキャラです♪
    1杯700円のおいしいコーヒーをのんでみたいものです。

    美意識を磨くために、素敵なレディになるために、
    クラブの掟を実行してみるのもありかな~と思いました。
    大人になるために読むのも良いかもしれません。

  • 「あなたを独りで、泣かせはしない」
    進路、恋愛、その他諸々で疲れ気味の学生さん、
    それから、歳を重ねることに苦痛を感じている人。
    そして年齢関係なく、寂しいなあ、と思っている人。
    是非読んでみてください。
    まあ恋愛小説なので男の人には物足りないかも知れませんがw
    長くなりそうですがとネタばれしないように頑張ります。

    「早く大人になりたい」そういう主人公の気持ちが
    少し分かったような気がします。

    わたしがこの本に出逢ったのは行きつけの書店の一角でした。
    レビューを書いている今から半年ほど前遡ります。

    その時、わたしは高2でした。受験だの部活だのに板挟み状態。
    やりたいこともさーっぱり分からない。自分の適性も分からない。
    だけど、取り柄がないからこそ学歴ぐらいは欲しい。
    だから大学には行かないといけない。勉強しなくては。
    そう思うのに時間がなかったり、やる気が出なかったり。

    ああ、誰か支えてくれないかなあと思っていました。
    彼氏も不在、友達ともお互い多忙でなかなか遊べないので、
    漠然とした不安を打ち明ける暇もない。
    あーもうしんどいなあ、と思っていた時に
    この本の表紙が目に入りました。

    ちょうど同じ年頃ぐらいの女の子の写真に、
    「あなたを独りで、泣かせはしない」の文句。
    ああ、誰かがいてくれるのっていいなあ、と思って
    図書室で借りようとタイトルだけ覚えて帰宅。
    貧乏JKは立ち読みか図書館利用で読書が常なんです。

    そして、ようやく読めたのが12月。
    手元に欲しいなと思って買ったのがそれから24日後。
    いずれの時もやっぱりわたしは不満だらけで、疲れていました。
    だからこそ共感出来るところも、出来ないところもあった。

    主人公の女の子は高3。受験生。
    変わった部活の内輪で楽しくやっているけれど、
    そこはやっぱり受験生。お疲れ気味です。
    そんな彼女はふとしたことで喫茶店の従業員さんと知り合います。
    従業員さんは30代前半。歳の差がありますが、二人は付き合い始めます。
    そうして彼女は彼の今の生活や過去を知って色々思う訳です。

    わたしははっきりいって大人になりたくない。
    しんどいばかりだし、特別楽しいことがあるわけではないけど、
    大人って面倒そう。歳とるの怖い。ずっと学生のままでいい。
    そういう風に思っていたけれど、少し考え方が変わりました。
    好きな人と一緒にいられるだけの力が出来るのは大人になるメリット。
    長年溜まった寂しさを薄れさせることも出来るし、
    そういうのって素敵だなあ、と思いました。

    長文にお付き合いいただきありがとうございました。
    もうほとんど読書感想文ですw

  • あぁ、もう!
    楡井さんのこのモチーフは神業です。
    どうしたらこんなにも美しい言葉を創り出せるのでしょう。

    手を繋ぐことにこんなにも大きな意味があることを改めて思い知らされました。

  • 本格派ラブ。「ダ・ヴィンチ」で紹介されるだけある。

  • 受験を控えた女子高生の優希は、友人に連れられて訪れた路地裏の喫茶店で出会った悟と恋におちる。
    十五歳も年齢の離れたふたりは、戸惑いながら次第に距離を縮めていく。
    悟と同年代の女としては、三十路すぎてこんなピュアな男ってどうよ?
    とか、
    優希が「いいな」と思うことって、その年齢まで生きてきたら当たり前だろ、
    とか、
    引っ掛かりっぱなしだった。
    それこそ女子高生の頃に読んだらときめいたかもしれないけど、三十歳に手の届いた女には難易度が高い。

  • 女子高生目線の年の差恋愛のお話。

    全10話の3-5話だけ読んだ感じで、
    風のように読み終えました。

  • とてもどきどきしました。
    コーヒーが飲めない自分が恨めしくなりました。
    主人公と同じ気持ちで、彼のなみだを見つめた気分でした。
    他の作品も読んでみたいです。

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