The MANZAI 6 (ポプラカラフル文庫)

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制作 : 鈴木 びんこ 
  • ポプラ社 (2010年10月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119792

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The MANZAI 6 (ポプラカラフル文庫)の感想・レビュー・書評

  • 5巻まではピュアフル文庫版で読んだが、たまたま6巻が
    図書館になかったのでポプラカラフル文庫版となった。

    本シリーズの最終巻ということで、期待して読んだわりには、
    盛り上がりに欠けた。

    今までの巻にあった漫才のテンポも切れもなく、惰性的な
    ところも若干感じられる。

    とはいえ、漫才の頂点を目指す二人の、そしてその二人を
    支える仲間たちの物語が、希望を持った含みのある終わり
    方になっており、まずまずの結果。

    なぜ“The MANZAI”なのかも最後に納得。全巻通してはGood。

  • 最終巻。ところどころに歩と秋本の漫才のような会話がはさまりテンポよくストーリーが進むため、1巻ごとが短く感じ、もう最終巻なのかと残念だが、いい終わりかただったと思う。

    冒頭のあゆむ~が秋本とメグを間違えるシーン、さらに秋本と校長を間違え皆がテンパるシーンは、引っ張りすぎな上にあまり笑えなかった。
    最終巻なのだし1巻のときのようなガッツリした漫才を披露してくれるのを期待したけど、今回は伏線としてあった秋本の家庭絡みのシリアスな問題と、おたやんに集まるチーム・ロミジュリの温かい雰囲気、歩の心境の成長だけで終わってしまってすこし残念。あと佐伯校長は登場時のインパクトはあったものの、キャラに個性が感じられなかったのも残念だった。

    栗原さんが亡くなったのは悲しかったけど、とても良いシーンだった。

    「The MANZAI」というタイトルにつながるラストも納得でき良かった。

    (今作とは関係ないが、あさの先生のNO,6にしろバッテリーにしろThe MANZAIにしろ、タイトルにひとひねり欲しいなと常に思う。もっとインパクトやユーモアのあるタイトルの方が目に止まるし、検索しても埋もれにくいのに…)

    人にはそれぞれ家庭の事情があって、教室でみる友人と、家族の中にいる友人はまったくの別人で、そんな当たり前のことを私自身も小学校高学年の頃に実際目や耳にして気が付き、少なからず衝撃を受けたものだった。
    そんな当たり前に複雑な事情をこの多感な時期に歩も沢山経験して、秋本という人物に出会って「生き方」みたいなものを沢山発見して、すごく成長したなと思う。

    秋本は自分をしっかり持っていて決断が早い印象があるけど、歩と連絡をとらなかった一晩にいったいどんな事を悩み、どんな風に考え決めたんだろうとか、秋本サイドのストーリーも読んでみたい。


    <内容>
    今日は湊高校合格発表の日。中学卒業を目の前にしたおなじみ『ロミジュリ』メンバーは、高校の掲示板前に集合していた。
    余裕の高原、森口、メグたち。そして、歩と秋本の凸凹コンビは…。
    そして、またもや大事件が起こる!?かなり笑えてちょっと切ない、大人気青春ストーリーがいよいよ感動のクライマックス!シリーズ第6弾・完結編。

  • 最終巻で寂しい。秋本とあゆむ~ともお別れか。春は別れの季節でもある。

  • え?最終巻?
    ああそうか、中学卒業で終わりってことか~と思っていたんですが。
    何というか・・・みんな合格、ロミジュリ続行、むしろ拡大しマネージメントまで。
    そこで急に沸いた、秋本父親騒動。
    あー、会いに行くんだ~・・・え?終わり?
    秋本母と萩本父の結婚話はどうなった?

    主人公以下、キャラクターが暗い過去を持っていて、でも笑いによって変わっていける、この時期の仲間って素晴らしいよね、と青春小説としては面白かったけど、どうもすっきり終わらない気が。
    高校生編に続くと言われれば、頷いてしまいそう。

    バッテリーの時も思ったけど(他は長編最後まで読んでないので分からないけど)、どうも終わり方が好きではない。
    もっと、普通にすっきり終わらせてくれればよいのにな。

  • “数字はあまり好きじゃない。印刷されたものならなおさら、嫌だ。数学が苦手とかいうわけじゃなく(それほど得意じゃないけれど)、羅列された数字を生理的に厭うてしまう癖がぼくには、あった。
    体重○キロ、身長○センチ、偏差値○、構内順位○位……。数学で人間を表そうとする場面に出くわすたびに、ぼくはいつも僅かな戸惑いを覚え、そんなことに戸惑ってしまう自分にさらに戸惑い、俯いてしまう。ぼくという一人の人間がパーツごとに区分され、それ自体では何の意味もない数字に置き換えられていく戸惑い。おそらく誰も感じないだろう、他人に知られたら「何て神経質な」「おまえ、かなり考え過ぎ。やってらんねえな」とわれても嗤われても仕方のない戸惑いを隠すために、目を伏せ、俯く。
    かつては、そうだった。”

    展開が意外。
    ちょっとしまらないような終わり。

    “「英語でThe MANZAI」
    「は?」
    「おれたちの漫才っていまいち、インパクトにかけるかなって感じてたんや。でな、おれたちのキャラをもうちょい立たせたいわけや。歩はええんや。ええ味出してるし、かわいいし。問題はおれやなってずっと考えてた」
    「確かに問題はいつもおまえだな」
    「それで、一月か二月、アメリカに行って英語をマスターしてきて、それを漫才に生かせるかもって、さらに考えたわけ」
    「一ヶ月で英語がマスターできるほど、おまえ、優秀かあ。高原ならともかく」
    「だろ。だから、中途半端にしか英語を話せない漫才キャラって、おもろくないか。おれ、絶対、いける思うねん」
    「おれは、いけないと思う。アメリカに行ったからいけるキャラになれると考えること自体、いけてない」
    「でも、やってみる価値はあるやろ」”

  • 一応完結編ですが…なんか、あっけない。
    気が向いたら続き書かはるかもしれませんね。

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