幸福トラベラー (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
3.29
  • (10)
  • (33)
  • (56)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 260
感想 : 58
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591121153

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 話の展開とかキャラクターとかはすきなんだけどどうも語り口というか文体が苦手でううううんって唸りながら読んでました…うーん

  • ラブコメ、とも取れる青春ストーリー。山本幸久らしい軽いタッチで描かれるボーイミーツガール。

  • 新聞部部長、だけどダメでさえない“ぼく”が、上野で出会った、謎めいた少女。修学旅行で東京に来たという彼女には、何か隠している目的があるようで…。突然はじまった秘密の旅は幸せな未来にむかうのか!?携帯番号も知らない、住んでいる場所も知らない。お互いの名前しか知らないふたりがたどる、奇跡の物語。東京の下町・上野を舞台に、ダメな中2男子が頑張る、リトルラブストーリー

  • さわやかな中学生の数時間の出会いを描いた作品。
    正直自分ははいれこめなかったが、とにかく青春物で、ほのぼのできた。

  • この作品は春生の生意気な性格というか、物言いのせいで入り込めず。中学生だし、こんなもんかとは思ったがちょっと背伸びしすぎな部分が目につき、イライラ。この作品はハズレだった。

  • H26/1/3

  • 中学生の甘酸っぱい心情がとても好感の一冊。
    憧れの先輩と、出かけ先で出会った女の子。どちらも好きなんだけれど、どういう感情かよくわからないまま過ごしていく主人公、小美濃くんがかわいかったです。
    図書館の描写も、本好きならわかるシーンがどっさり。好きな本が一緒だと…好きな作家が一緒な異性に会うと、運命な気がするし、そういうのは憧れてたりもします。羨ましい…。

  • 「幸福ロケット」つながりと聞いて期待したけど、殆ど関係なしの印象。「アヒルバス」「パパは運動会」とも少々リンクしてまして、既読の方ならサプライズ的に嬉しい反面、何も知らないと効果が無いのは“リンク”という技法の落とし穴。登場する主人公達は中学生と言う歳相応に爽やかです。自分としては姦しいオバサン3人組に、より共感。なんたって歳が近そうなので(笑)

  • 上野駅界隈でのプチロードノベル!?中学生の淡い恋かな~
    2013.8.29

  • 運動会明けの平日。学校はお休み。
    自分でも冴えない男だって分かっている新聞部部長は、カメラを持って上野公園へ。
    両親がよくデートした上野公園は、その後も度々やってきて、誕生日には絵描きさんに似顔絵を描いてもらうくらい。
    その絵描きさんの前に今日座っているのは、修学旅行でやって来ている女の子。
    憧れの先輩に似たところを見つけたくなるその女の子と、突然始まった「デートの予行」。単独行動の彼女にはどうやら秘密があるようで。

    先日、「HappyBox」という「幸せ」をテーマにしたアンソロジーで知った山本幸久さんの作品をさっそく手に取ってみました。

    上野公園を舞台に、携帯電話番号も住んでいる所も知らない女の子とのデートを描いた気恥ずかしくなりそうな中学生のラブストーリー。
    いやん、こういうベタなストーリーライン大好きですよ。読んでいるウチはおっさんですが。
    会話のテンポが良いのと、上野公園の豆知識を織り交ぜて気持ちよく読み進められます。ラストも想像通りの納め方で、1時間位のアニメ作品にできそうな感じ。

    他の作品も読んでみよう。

全58件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

山本幸久
一九六六年、東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、二〇〇三年『笑う招き猫』で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ユーモア溢れる筆致と、魅力的な登場人物が読者の共感を呼び、幅広い世代から支持されている。主な著作に『ある日、アヒルバス』『店長がいっぱい』『大江戸あにまる』『花屋さんが言うことには』『人形姫』などがある。

「2023年 『あたしとママのファイトな日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本幸久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×