みんなのふこう (文芸)

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著者 : 若竹七海
  • ポプラ社 (2010年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591121245

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みんなのふこう (文芸)の感想・レビュー・書評

  •  あー、やっぱり若竹コージー好きです…! 自然豊かな(つまりは田舎の)葉崎で、のんびりなのに毒のある市民の生活。このバランスが心地いいのだv 

    葉崎のローカルラジオ・葉崎FM。毎週土曜PM9~12:町井瞳子がパーソナリティを務める時間帯で、「みんなの不幸」というちょっとした人気コーナーがある。失敗談や不幸話を投稿・紹介するコーナーなのだが、その中でも”ココロちゃんのぺんぺん草”さんの投稿話が特に人気…というか、彼女の友達ココロちゃんのことを心配するリスナーがとても多い。
    というのもこのココロちゃん。本人の天然とどんくささのせいもあるけれど、とにかく不幸にあいまくり。母親は行方知れず、住む場所もなく、バイトを転々とし、善意を装って悪い人間が近づいて、事件に巻き込まれ、ココロちゃんは大怪我をしたり警察に事情聴取を受けたり大変な目にあって。でも実は悪人は、それ以上に罰を受けていたり…?
    単なる投稿だったココロちゃんの不幸に、いつのまにか葉崎のいろんな人が関わって巻き込まれていく。楽しくのんびりなのに毒要素たっぷりの若竹コージー。お楽しみあれ。

    ココロちゃんの不幸っぷりを嘆かせないのがいいよなー…v  怪我したり食中毒に罹って入院しても警察に取調べを受けて拘置所に入っても「ご飯がおいしかったですぅ」って言えるココロちゃんww 健気を通り越して「だいじょうぶかこの子…」って周囲が心配しちゃうのもわかる気が。
    そして、ここまで不幸が続いて、でも彼女を悪く利用しようとした人が酷い目にあうのを目の当たりにしてたらそりゃ怖いよね…。でも、大丈夫だぺんぺん草ちゃん…あなたのそれはきっと違うよ…!

    それにつけても、この構成がうまいですねぇ…。ラジオの1コーナーから始まって、そこから派生していく形式が読者を飽きさせない。
    とはいえ、瞳子ねーさんの絶叫で終わるニュースもクスッと笑えて私は大好きなんですけどもねv

  • ページをめくった時に、軽い感じで読める気がして、何気なく読み始めた1冊。ラジオのDJの語りから始まり、ADの独白、病院内のボランティア内でやり取りされている日誌、供述聴取など、語りの手を変えて、「ココロちゃん」のふこうの謎に迫っていく。一見、人の不幸を面白がる人間の心理を面白おかしく書いているようで、最初の何ページかを読んで止めようと思ったが、読み進めて行くと、ライトな語り口はそのままできちんとミステリー作品として成り立つ。この作家さんの凄さを感じた1冊。

  • 2015.12.2 読了


    あるFMラジオの番組のコーナー「みんなの不幸」
    不幸自慢するコーナーに 投稿されたネタ(話)。

    これが 全部 マジな話で、
    ラジオネーム「ココロちゃんのぺんぺん草」さんの書く ココロちゃんの周りで
    ほんとに事件が起こったり、
    ココロちゃんが 命を狙われたり。。。

    ムリのある発想すぎて、
    なかなか 入っていけず、
    入りきれないまま 終わった感じ。。。

  • 軽い、楽しく読める本です。

  • いいコなのに、不器用で、疫病神に憑かれてるんじゃないかってくらい災難にあってしまうココロちゃん。
    次から次に起こる災難とココロちゃんの天然っぷりが面白い。
    あと『弥生』の日誌でのやりとりも面白かった。

    〈葉崎〉シリーズなので御馴染みのキャラ達も登場するけど、今回はいつもより毒が少なかったような。

  • ミステリかと思ったらミステリじゃないし不幸かと思ったらどろどろもしていない…。読みやすくておもしろかったけれど予想とは異なりました。
    ココロちゃんのキャラには無理があるかなあ。
    あと、ラジオにぽんぽん実名出してたらばれるでしょ。

  • 最初と最後のリンクの仕方に、にやり。こころちゃんを通して、いろんな人がリンクしていくのにも、にやり。話の運び方がうまい!

  • さくさく読めて面白かった!

  • おもしろかったけど、うわー…

  • 悪くは無いが
    よくも無い。

    多分半年ぐらいすると
    話を忘れてしまうと思う

  • ご都合主義という言葉があるけど、こんなにふこんなに不幸が連鎖するか、と、なかば笑いながら読んだ。ストーリーを追えば展開も容易に判るし、軽くモノ読むにはいいかも。

  • 若竹七海作品ではお馴染み、架空の街・葉崎市のローカルFM局の人気!?コーナー・“みんなのふこう”が舞台。
    ほぼ全編がパーソナリティのしゃぺりとメール。

    やっぱり、他人の不幸は蜜の味?
    裏読みするとチクリとトゲを感じる文章が好きv

  • 引くほど不幸に見舞われるのにかなりポジティブなココロちゃん。ココロちゃんに関わるとそれを大幅に超える不幸を受けてしまう。
    怖すぎる笑

  • 笑えない不幸話なんだけど、当人の天然ぶりについ笑ってしまう、そんな明るい不幸話(?)
    数々の伏線を毎回どんどん巻き込んで纏めてく手腕は素晴らしいです。
    猫島ハウスやプラスマイナスゼロの続きのような、葉崎の話でした。

  • お馴染みの葉崎市のお話。このシリーズ?好きだなー住んでみたい。


    葉崎市ローカルラジオ局のとあるコーナーの「みんなの不幸」。ここでは、リスナーの不幸な話を募集している。あるとき、このコーナーに女子高生の「ココロちゃんのぺんぺん草」が、バイト先の同僚ココロちゃんが不幸すぎるとメールをしてきた。ココロちゃんは、本当に不幸だが本人は気にしていない。しかし、そんなココロちゃんの周辺はというと…
    ココロちゃんの不幸の話は、そのうち葉崎市を巻き込む大きな事件になっていく。



    読み進めていくうちに、少し怖くなった…
    ココロちゃんって一体何者?!みたいな。そして、ココロちゃんがぺんぺん草ちゃんを見限った場面が、なんとなく怖かったんだよ。人間味で怖いかんじ。


    でも、最後はめでたしめでたしだったしよかった。


    2013.4.14 読了

  • いま食いついてる若竹さん2冊目(私が読むのが)。これは「葉崎市シリーズ」っていうなかの1冊になるのかな。いまwikiみたらシリーズのなかでもあとのほうなんだな。瞳子の友達の刑事とか、脇役だったひとも、前の作品でキャラができあがってんのかな。ココロちゃんがどうなっちゃうのか、ハラハラして読み進みやすいという点では、よかったけど、勧善懲悪というわけでもないし、ココロちゃんの疫病神ぶりをどうとらえればいいのか、すとんと落ちるわけではない終わり方だった。軽快な文体はすきなんだけど、なんか、語り部がくるくる変わるから、煩雑感がおなかにのこります。やっぱ葉村晶モノから読みたいな~。図書館めぐりしなきゃ。。。

  • 図書館にて。
    気楽に楽しめる1冊。
    こんな1人不幸を背負いこんで気付かないのもどうかと思うけど、底抜けに前向きでその不幸からなんとか危ないところで生還する様子が笑える。
    周りの人も巻き込まれたり振り回されたり、結局本人はそのままで、関わった時の接し方でそれぞれの人となりが浮かび上がっている気がする。
    そんな馬鹿なと思いながら、不思議な説得力がある。
    しかし、ジェットコースター過ぎてやだな、そんな人生(笑)

  • 不幸招き寄せる超天然少女ココロちゃんと周囲の話。
    ココロちゃんのことは、地方のラジオ局葉崎FMの「みんなの不幸」への投稿から始まり、何人かの人に日記や伝後メモなどで語られていく。
    疫病神のようなココロちゃんだけど、本人は不幸だとは思ってない、用は気の持ち用ということかと。
    (図書館)

  • 事あるごとに不幸な目にあっているココロちゃんと、その周囲の話。   

  • 渦中の当事者は凪だったりするよね。

  • 不幸が連なってやってくるココロちゃん。ときには身の危険もあるというのに本人はのんきなもの。
    語尾を伸ばす独特のしゃべり方(たぶんニュアンスをどうとらえるかは読者それぞれ)で周りを翻弄することもあり。
    不幸な体質か疫病神か。

    地元FM局のローカル番組発って舞台装置がいい感じに効いている。

  • カテゴリーは迷ったけどSF。
    こころちゃんは二次元的な人だね。最後まで何考えてるかわからない。あ、でもごめんねごめんね言ってるから、諦めてるのはわかる。
    幸せはその人次第と言うけど、やっぱり事故りたくないし、殺人未遂に会いたくないし。
    私らは結果の受け止めかただけしかコントロールできないのかもね。

  • 地域ラジオ番組に投稿されたちょっと不思議な不幸な話…を巡って毎回話しが展開していって面白い。

  • これは面白い。

  • 葉崎町のシリーズ。
    ココロちゃんが不幸過ぎる。

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