みんなのふこう (文芸)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 245
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591121245

感想・レビュー・書評

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  • 笑えない不幸話なんだけど、当人の天然ぶりについ笑ってしまう、そんな明るい不幸話(?)
    数々の伏線を毎回どんどん巻き込んで纏めてく手腕は素晴らしいです。
    猫島ハウスやプラスマイナスゼロの続きのような、葉崎の話でした。

  • これは面白い。

  • 葉崎町のシリーズ。
    ココロちゃんが不幸過ぎる。

  • かいつまんでしまえば「やたらと不幸を招き寄せる少女の青春物語」なのでしょうけど、構成の妙も手伝って傑作に仕上がっています。ラジオ番組から始まって、後半は日記や伝言メモ、ブログでストーリーを紡いでいくという手法にはうならされます。

  • ミステリにカテゴライズしてみました。
    面白かったー。
    作中の図書館に関する記述がちょっとドキッとした。

  • 今夜も葉崎FMがお送りします。人気コーナー「みんなのふこう」!

    葉崎が舞台の連作…ミステリー…?
    なぞの不幸を背負ったココロちゃん、その友人ぺんぺん草ちゃんを巡る大騒動。
    いつもながら見事でした。笑ったわらった。

著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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