秘密のスイーツ(一般書)

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著者 : 林真理子
  • ポプラ社 (2010年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122051

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秘密のスイーツ(一般書)の感想・レビュー・書評

  • 読売こども新聞に載っていたので、小学校5年生の子供に読ませるため、図書館で借りました。

    内容は、現代に住む不登校小学生(理沙)と戦時中の小学生(雪子)が、携帯電話を通じて友達になり、スイーツを通し、「恵まれている時代」に気づくことで、家族にも友達にも思いやりを持ち接することができるようになってくるという、ほっこり話です。

    終盤にある雪子と理沙が手紙をやりとりするシーンは、かなりジーんときました。

    児童図書ということで、文章自体はそんなに長くなく、大人ならすぐに読める内容です。
    子供としても、自分が知らない時代について、本書を読むことで興味が湧くかも知れません。
    夏休みの読書感想文をどうせ書くなら、本書のような気づきを能えてくれるような図書がよいと思います。
    個人的には小学校5年生から中学生に是非読んでもらいたい作品です。

    ※ 敵性言語

  • 不登校の小学生理沙が、隠した携帯で、戦時中の雪子が、タイムトンネルで結ばれる。
    お菓子が大好きで太り気味の理沙が、チョコレートの付いたお菓子と戦時中のおやつとしてトウモロコシの粉とかフスマ(麦の皮)が入っている蒸しパンとの交換で、どちらも衝撃の強さに驚愕するのである。
    理沙は、内緒にしている為にお菓子代を工面するのに困って来る。
    どうすればいいのか、、、、
    からかわれた事を、否定してくれた友人2人と、手作りクッキーを作成することにする。
    その友人の祖父の妹が、タイムトンネルで、出会った少女雪子と、知る。
    お菓子を食する事の出来なかった雪子の夢。
    又理沙が登校拒否からの脱出。
    お菓子で年齢差のある2人が心を分かち合う。
    中学生になって、クッキーを手伝ってくれた沢田君との関係を最後の短い文章で、ほのかな恋心を抱いて終わっているのも、凄く快さが残る。
    図書館では、大人の本の分類であるが、これは児童図書に分類すべき本であると思う。
    大人でさえ戦争の知らない人が、ほとんどになってしまっているが、、、、大人も子供も読んでほしい1冊である。

  • 不登校だった少女が、戦時中の女の子とコンタクトを取れるようになる。それから彼女の生き方が少しづつ好転していく…

    読みやすく、主人公の女の子がどんどん輝いていく様がとても好きだった

  • YAだった
    林真理子なのに・・・

  • 林真理子さん初めて読んだかも(^_^;)
    面白かったですが、ありきたりだったかな。

  • さくっと読了。
    母子家庭、不登校、タイムスリップ、戦争、感謝、友達など、重かったりする事情もさらりと折り込みながら、少女が成長する姿が心地良かった。

  • さくっと読了。
    損得勘定なく、心から誰かの役に立ちたいと願い、それが叶えられてありがとうって言われることって、ほんとうれしいことですね。
    図書館では一般の文芸書のコーナーに置いてありましたが、子どもに読んでほしい本ではないかな、と思いました。

  • 児童書とは知らず、読んでみた。

    お菓子ばかり食べて不登校気味のデブの女の子が、
    太平洋戦争中の女の子との交流を通じて
    成長していく。

  • 太平洋戦争の時代を生きる雪子との交流がきっかけに,理沙が成長する姿に心が温かくなります。

  • (No.12-66) 児童書です。少女の成長物語。

    『小学6年生の理沙は、前の学校で不登校だった。少し前に両親が離婚したためお母さんと二人暮らしだったが、5年生の頃からどんどん太ってしまい、そのことをからかわれ意地悪されて学校に行く気がしなくなったから。環境を変えれば学校に行くのではないかと、お母さんは田舎の実家に帰る事を決めた。
    新しい学校に登校したとたんデブと言われ、やっぱり学校に行かない理沙。おじいちゃん、おばあちゃんは優しいけど少しうざい。お母さんと喧嘩した理沙は家を飛び出した。寂れているので気に入っていた神社に隠れた理沙は、偶然小さな穴を見つける。その穴は昭和19年と繋がっていた・・・。』

    私は林真理子さんの小説はほとんど読んだことがありませんでした。源氏物語が好きなので「六条御息所 源氏がたり」は読みましたが、現代ものは好みから外れてるかなって感じだったので・・・。
    林さんが書いた児童書があると知り、ちょっと驚いて興味がわきました。私が読んだのはハードカバー版ですが、より表紙が子供向きの版もありました。

    児童書ですが、さすがいつも大人向きのものを書いている林さん。大人の言動が自然です。
    子供の言動に困惑しつつ何とかしたいと思って頑張っているお母さんは、そこらにいそうなリアル感が漂っています。
    主人公の理沙は、本人は気付いていないけれどこれは過食症でしょう。両親の離婚なんか関係ないと思っているけれど、やっぱり関係はある感じ。そういうところの書き方がとても上手い!
    時間を飛び越える話は今までたくさん書かれています。私はその理屈なんかはどうだっていいので、ここで全然追求してないところはOK。その穴がとても小さいことは、このストーリーでは重要です。ケータイが入るほどの小ささというのがミソ!直接会えない相手と、話が出来ちゃうんだから。
    その小さな穴を通して、相手に一生懸命お菓子を届ける理沙です。おそらく初めて誰かのための行動を、自発的に行ったのでしょう。限られたお小遣いを使い何とかたくさん届けたいと頑張り、不登校なんかしてる場合じゃありません。

    学校から渡されたプリントに書いてあった「祈りの日」。小学校でも中学校でもみんなが黙祷する日のことを知ってからの理沙のあせりに、私もどきどきしました。

    読後感がとても良かったです。林真理子さん初めての児童書らしいのですが、これからも書いてもらいたいと思いました。

  •  いい話だったけど、私のイメージする林真理子の小説っぽくない話だった。

  • 肥満気味の女の子と戦時中の女の子が携帯で交信する。
    娘にむけたメッセージとのこと。表紙が印象的。

  • 長女が「面白いよ」と言ったので読んだ本。
    現代の女の子が、神社の石灯籠?の中に携帯を忘れて…
    その向こうの戦時中の女の子と交信するというお話。
    面白い。

  • 図書館で何気なく手に取った本。

    でも、期待以上に素敵な物語。
    久しぶりに泣けた。

    理沙はデブでいじめられっこで、母親や祖父母にも当たり散らして、同じクラスにいたらけっこうイライラさせられそうな小学生の女の子。

    でも、ひょんなことから戦時下を生きる雪子と友達になり、食べ物の大切さ・当たり前にモノがある現代のありがたさに気づいていく。

    「今どきポッキーくらいでこんなに感謝されることがあるだろうか。この雪子のために、もっともっとお菓子を渡したい。」
    「雪子はきっと喜ぶだろうな」

    雪子のために…という気持ちが持てるようになって以来、学校にも行き、友達もでき、家族にも優しくなれた理沙は本当に変わった。

    最後の手紙には涙涙。。

    林真理子らしくない作品で、小学生・中学生にぜひ読んで欲しい作品。
    私みたいな大人が読んでもホロッとくる。
    お菓子が媒介になってるのが、またいい。

    ポッキー食べたい。

  • 途中まではいまひとつだったが、ラストが良かった。
    時を越えて友達になった2人が現代でコンタクトをとったときはステキだと
    おもった。お互いに当時の出来事を大切にしていて、変わらない関係を
    いまも築けたところがスキだ。

  • 随分字が大きいなぁと思いながら読み始めました。
    林真理子さんが児童向け戦争小説を書いているとは知りませんでした!
    あっという間に読み終えましたが、とても温かい気持ちになりました。
    沢山の子供たちに読んで貰いたいなあ。

  • 現代に生きる小学生と第二次世界大戦中時代の小学生が携帯電話を通じて交流を始める。不登校であった主人公の少女がある日、母親の携帯電話をこっそり神社のある場所に隠すと・・・携帯電話だけがタイムスリップ。自分だけの秘密を持つと、学校や家でのつらいことが、気にならなくなり・・・・そうすると、周りの人達と上手く付き合っていくこともできるようになる・・・子どもには秘密が必要なんだな~と感じさせられた1冊でした。

  • 装丁が可愛らしくて手に取りました。
    児童向けでも、もう少し書き込んでもいいのでは、と、物足りない感もありましたが、その分、さらっと読めました。

  • 林真理子さん著作の児童戦争文学。
    想定可能な設定と結末でそれなりに突っ込みどころも満載でしたが、子供には分かりやすく戦時の状態がわかったんじゃないかな、と思う。

  • さすがたくさん小説を書いてる作家だけあって、きっちり書いてあるなあと思いました。キャラクターの作り方、ストーリー、携帯電話やお菓子作りなど、この年頃の女の子にウケそうな題材です。YAというより児童文学。いくえみ綾の表紙も手に取りやすいです。

  • 好きな林真理子さんの本。
    林さんが娘さんのために書いたお話だとか。
    なるほど、ハートフルでした。

    小学校高学年から。

  • スイーツなんて言葉からの、発想でしょうか?  とても、終戦の時代をよく調べてある。  携帯が第二次大戦の人が、使えるとは思わないが  辻褄合わせを すると 言い訳がましい嘘、に 成ってしまうし難しいですね。 いじめの話もサラッと終わって・・・  いじめで、死んでしまう人も多いので、少しは救われるのでは、  

  • 結構すんなり読める。
    ホッとする内容。
    ぜひ、理沙や雪子ちゃんくらいの年齢の子供達に読んで欲しいなぁ。

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秘密のスイーツ(一般書)の作品紹介

「人のために何かするって、どうしてこんなにうれしいんだろう」不登校の小学生・理沙と、戦時下を生きる雪子。時代を超えて結ばれた二人の友情。心に響く感動の最新作。

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