- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591122310
作品紹介・あらすじ
雪山ペンション行きの電車の中で、ぼくは不思議な女の子と「白い本」に出会います。一度別れたはずなのに、その後も再び女の子と本に遭遇して…。怖くて切ない「白」の怪談集をお楽しみください。小学校上級から。
感想・レビュー・書評
-
話の展開を覚えていなかったので、読み進めるのが楽しかった。
現実世界の雪像が怖い。
凍った死体が溶けると同時に話し出すーという話があると思っていたけどなかった…どの本に載ってたんかな
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
雪山ペンション行きの電車の中で、ぼくは不思議な女の子と「白い本」に出会います。一度別れたはずなのに、その後も再び女の子と本に遭遇して…。怖くて切ない「白」の怪談集をお楽しみください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一人で父親の会社の別荘へ向かった少年は、白ずくめの少女と出会う。怪談と同じように、まるで似ていないような出来事と出会うこどものシリーズ。今回はすごく頭からお尻までしっかりと「白」いイメージで統一されていて綺麗な印象。挿絵の竹岡美穂さんもすごく合っていますね。他の巻とは全く続いていないので、これから読むおすすめ!
-
恐怖と残忍さが見事に合わさった一冊です。
-
黒、赤に比べるとそこまで怖くはない。『雪女』のオチに何だか切なくなりました。本全体のオチもしんみりくるもので、黒、赤とは雰囲気が違いますね。
-
あまり怖くは無かったけど、最後に『金の本』のように、男の子が泊まっていた民宿は、跡形もなく消えていて男の子はそこに倒れていたそうです。でもその男
の子は『自分はこの民宿に泊まった。』
と言っていたそうです。じゃあその男の子が泊まったという民宿はどこに行ったんだろう。と思った。 -
なんだかんだ言いながら本の怪談シリーズの3さつめまで読みました。
これだけ読んで星二つはどうかと思いましたので、今回は3つです。
構成は前作と同じ。本に出てくるお話と現実がリンクします。
最後の最後にどんでん返しがあります。 -
こわい話が苦手なわたしでも大丈夫だったから、たぶん子どもたちには「こわくな〜い」って言われちゃうと思う。
けど、読みやすくって、ちょっぴり切なさもあって、いいな。
本と、本文とのシンクロが、おもしろいつくり。 -
主人公が物語の中で同タイトルの本を読む、という入れ子構造になっていて、なおかつ主人公が物語を読み進める内に主人公の周りでもおかしなことが起こっていく、という構成。単なる怪談短編集に終わっていないところが、読み手にさらに一味違う恐怖感を加味しています。なかに入っている怪談も中には少しぞくっとするもの有り。子どもにはもっと怖く感じられるかな?